ごきげんよう、緊迫感ある戦闘に手に汗握りました!
勝てるかどうか分からない、重傷を負うかもしれない、そう思えるからこその緊迫感。そして例の暗い部分が顔を出した時、どれほど暴走してしまうのか、という不安感から目を離せませんでした。
悪意に対して敏感であると同時に、本当の味方と確信できる相手がいると、その顔を引っ込めるような特性があるのでしょうか?
だったら常にリゼさんがいるから安心ですね!(能天気)
そしてマクラガンさん、その父性と優しさと温もりが涼子様を安心させてくれていますね。
涙を見せる以上に、強い想いで感謝しているんだろうなぁ。
だから、もしテロ被害に遭おうものなら、涼子様がどうなってしまうか戦々恐々としてしまいます。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
このエピソードでは、一対一の決闘シーンの静寂の中の緊迫感を何とかうまくお伝えしたい、と思って、スローモーションみたいな描写を心掛けて書きました。父のコレクションで昔見た、黒澤監督の「椿三十郎」の最後の決闘シーンみたいな(あれは時代劇をあまり見ない私も感動しちゃいました)。
加えて、涼子の心理状態が「いつもの涼子」から「壊れた涼子」へと静かに切り替わっていくところをお伝えしたくて。
壊れてしまった涼子を、寸でのところでリザという「いつもの涼子の心の拠り所」が引き戻してくれたということになります。
マクラガン本部長さんはいつだって、涼子を心配してくれていますね。家族を持たない涼子にとって、マクラガン夫妻やマクドナルド夫妻は、本当に両親のような、そんな感情で、いつだって甘えさせてくれる大切な存在。
だから危険を顧みずに守ろうと動くし、そんな涼子が彼等もまた心配なのでしょうね。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
マッケンジーとの戦い。リアルな描写で、固唾をのんでました。
涼子さんの一途な性格ですが、怖いところがあるんですね。マクラガンとの今後、どうなるのかが、楽しみです。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
リアルな描写とお褒め頂き、本当に嬉しいです、ありがとうございます。
映画やドラマみたいに恰好の良いアクションよりも、ちょっと運動神経が悪い涼子が採り得るリアルなアクションを、と思いながら書いていました。
加えて、涼子の心の動きが、「正常から異常へ、そして正常へ」と遷移していく様子も書きたくて、ちょっとスローモーション描写みたいになったのですが、ご指摘の通り、こうなると涼子、かなり「怖い」ですよね。
もうお気付きだと思いますが、「怖い涼子」は「状態異常」中です。
少しネタバレになりますが、この後も何度も状態異常が繰り返され、その都度涼子のメンタルは疲弊していきます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔致します。
リザさん、こういうとナンですが艦長やマヤ様に
押され気味な立場で有らせられます。
ですが今回涼子さんをなんとか繋ぎ止めたように、
常に側にあって、かつどれだけ涼子さんが
他の人を思っていようと身が千切れるような情熱をやめない
彼女にこそ出来るこそがありますよね。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつも丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当にご指摘の通り、真面目で真っ直ぐなリザちゃんは、真面目だからこそ熱い想いを常に胸に抱き時々空回りしちゃうんですね。
けれど涼子はそんなリザがとてもお気に入りで、いつだってリザと銀環を頼りにしていますし、リザもまたそんな涼子の想いを受け取って、切ない想いを心に沈めて喜びだけを抱き締めています。
リザは周囲のライバル達に押され、涼子に振り回されながらも、けれど涼子に見つめられた時の胸の熱さが忘れられず、だからいつも一所懸命に涼子の背中を追いかけているのでしょうね。
登場人物の中でもリザはとてもお気に入りなので、彼女には幸せになって欲しいなぁ、と思っております。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ しのぶさま
なんといえばいいかわからないほど、凄まじい回でした。
時間にしてわずか数秒であっただろう、犯人との身体的な攻防戦と、涼子様の内側の出来事。意識とは別に口からこぼれる言葉、でも相手に対する憎悪と、同調する冷たい喜び。自分ではないはずのなにかとの奇妙な融合感が自分にも起こったような心地でした。
そして向けられる冷たい眼。
違うんだ、と叫びたくなるようななか、リザさんの愛に救われました。
前回のコメントで銀環さんはいない方がいい、と書きましたが、いてくれて本当によかったと、お二人の存在に感謝です。
マクラガン統幕本部長の父親的なでっかい愛にわたしも涙です。
作者からの返信
ごきげんよう、菱池さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
アクションシーン、難しいですよね。今回は特に超接近戦、しかも互いにいつでも相手を殺せる武器を突き付けあっての戦いで、どう書けば説明文みたいにならず、緊迫感やスピード感を削がずに描写できるだろうとかなり悩んだ回でした。
今回は「普段の涼子」が危機に際して、どんな思考を経て「状態異常の涼子」になるのか、そして普段の涼子に帰還するトリガーとプロセスまでを、スローモーションのように書くことで表現しよう、最終的にそう決めて書いたのですが、どうにかお伝えできていた様子、本当に嬉しいです、ありがとうございます。
リザと銀環はいいコンビです、ふたりは涼子のお気に入り、きっとこれからも彼女たちは涼子を徹底的に助けてくれることでしょう。
そしてマクラガンさん。
UNDASNという軍隊の事実上の最高指揮官、3,500万人の頂点に立つ方ですが、今回は両親を亡くした涼子の父親として、徹底的に彼女を守り、甘やかす役目を負ってもらいました(父親候補は、ほかにもたくさんいそうです)。元より部下からの信頼も厚く、有能な軍人さんですが、涼子には家族のような安心感を与えてくれる存在。
それだけに、今回暗殺の危険があるのに任務のために出馬を強制した涼子には、心の負担になってもいるようです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
見たことのないもの、見てはいけないもの。それらを目の当たりにした時、人は本当に動けなくなります。その様子が見事に描かれてますね。
マッケンジーのお漏らし、ご愁傷様です☆
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
まったく仰る通りで、涼子とテロリストの間にある緊張感、しかも通常の敵と相対しているそれとは違う、異様な雰囲気に圧されて、SP達も動けなかったんですね。
それを汲み取って頂けたことが嬉しくて、本当に素敵な読者様に愛された喜びをかみしめています。
涼子は狂気の淵から、リザによって救い上げてもらって、なんとか状態異常は回復いたしましたが、そろそろ彼女の精神状態も度重なる襲撃により危険水域に差し掛かっている様子です。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
これで二人目。まだまだ現れるのかと思うと、皆さん気を抜く暇がないですね。涼子さんはすぐにスイッチが入るようになっているので、以前よりはある意味頼りにはなるのですが……彼女のあれやこれやを考えると悲しくなってきました。どれだけ昔、辛い目に…………。
そしてリザ! 人一倍、涼子様フィルターのかかっている彼女がいて良かった!
これはワンチャンあるのか!? とも思える涼子さんのリザへの感情の向け方が、これまた色々考えると悲しくなってきました。こんなに涼子さんの精神をむちゃくちゃにした奴は銃殺刑では軽すぎますね。永遠の業火を。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
コリンズおじさんの戦力予想では、フォックス派5名プラスα、まだ2人目なんですね。波状攻撃も奇襲のように場所と方法を選ばず、緊張が切れませんね。
ご指摘の通り、涼子は普段の状態よりも無双になるので、単なる護衛と考えると頼りにはなるのですが、それでも元が涼子ですから、どこまで安心できるかは……。
リザ、今回はきちんと涼子を「連れ戻す」ことができましたが、この先は不安ですよね。
涼子のために怒ってくださってありがとうございます。
永遠の業火で焼くには、まずは涼子のトラウマを解明しなければなりませんね。
引き続きお楽しみいただけますのなら、こんなに嬉しいことはありません。
わーぉ!
超良いシーンでしたね。
のめり込んでしまって体感時間1秒でした。
敵を追い詰める涼子さん、二人それぞれの恐怖、そしてマクラガンさん。
コントラストが絶妙ですごく面白いです(*^^*)
やっぱりこっちの涼子さんもかっこいい♪
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつもたくさん、丁寧に読み込んで下さって、応援やコメントまで頂き、本当にありがとうございます。
励みにさせて頂いております。
のめり込んで下さったとのこと、本当に嬉しいお言葉です。
このシーンは、アクションシーンよりも通常モードの涼子ちゃんが通常じゃないモードへと変化していく様、再び通常モードへ戻っていく心理描写をどうすれば上手く表現できるかしらと苦労した回ですので、そう仰って頂けることは無上の喜びです。どうやら上手く伝えることができたようで、安心しました。
マクラガンさんは、さすが制服組3,500万人のトップに立つひとらしく、職能はもちろん人格面でも信頼感抜群ですね。
けれど彼は、いち早く涼子ちゃんの持つ「異常性」に気付いている様子です。
「格好良い涼子」はおかしい、というわけではなく「残酷な涼子」はおかしい、ということでしょうか。
引き続きお楽しみいただけるならば、これに勝る喜びはありません。
テロリスト、ビビって命乞い状態になってたけど、それお前がやろうとしてたことだからな?って思っちゃいました笑
うまいこと衛兵に化けて、さくっとテロ成功をイメージしていたのでしょうか?
いやいやUNDASN舐めすぎ! 腐っても軍隊ですよ!(腐ってないわ。失礼しました笑)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんとですよね、自分達が暗殺なんて犯罪を仕掛けておきながら、土壇場で切羽詰まるとこの体たらく。
フォックス派の中でもテロ戦闘部隊ではない後方部隊が意地を張って出張ってきた弊害、なんでしょうね。
仰る通り、色々と後ろ暗いところもあるUNDASNですが、何せ異星人との全面戦争を戦っている実戦中の軍隊ですから、そうそう舐めてかかってはいけませんよね。
ただまぁ、よくある宗教団体テロみたいに、信仰心ひとつで自爆テロ、なんて乱暴な相手ではなかったのはUNDASNによっては不幸中の幸い、とも言えそうです。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。