応援コメント

第51話 9-5.」への応援コメント

  • マヤの記憶ごと交代人格にあずけてしまったようですね。

    解離をかかえながら軍人さん、大丈夫かな? と心配になりますが、未来だから差別もないのかな?
    映画などの影響か、20世紀には「多重人格=危険」みたいな悪いイメージが先行していましたが、実際そんな人間は稀。
    交代人格も普通の善良な一般市民であることがほとんどです。
    そういった認識が浸透した社会では、人格間での情報のやりとりにさえ留意していれば、解離を持っていても普通に働けると理解されるはず。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    そうですね、24世紀と言うことで、精神医学や脳科学も含めて研究も進み、世間の理解も進んでいるとは思いますが、軍人と言う職業に就くことの是非は考慮されるだろうと思います。
    ただ、ここの時点では、涼子が多重人格である事を医療部門も含めて分かっていません。
    過去にも度々小さな事件に遭遇しましたが、気分が悪くなる、頭痛がする、悪夢を見る等の症状はあっても、交代人格が表面化することはなく、また涼子自身の多忙と、彼女の医療記録にセキュリティがかけられていた(後々出てきますが)事もあって、現時点ではそうと知られていません。薄々そうではないかと気付いている人もいるかも知れませんが。
    フィクションですので交代人格が危険ですが、仰る通り解離の方のリアルも手の届く範囲で調べました、他意はございません。
    そんな平和な交代人格ならまだ良かったのでしょうが。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ごきげんよう、マヤとの再会ではあったものの、宣言通り覚えていなかったようですね。
    宣言というより自己暗示、というべきで、だからこそ記憶の端に引っ掛かる程度だったんでしょうけど。
    マヤとしては口惜しい感じだったでしょうけど、まだチャンスはある、と熱意は消えてない模様……。本当に面と向かって再会を果たした時、果たしてどういう反応になるのか、今から恐ろしいやら楽しみのようやら……(笑)
    マヤとの再会は楽しみですけど、まだまだ続くテロ攻撃の対処も残ってるんですよね。
    頑張れ、涼子様!

    ところで威風堂々第1番ってどういう曲だろう、ってググってみたら、これ聴いた事ある! ってテンション上がりました。いや、これ感想で書く事じゃないですけど(笑)

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    はい、涼子、きっちり宣言通り忘れていました。ご指摘の通り、自己暗示が近いと思います。忘れたい事は意識して忘れられる、それもどうやら彼女の過去に関係ありそうですね。
    でも我らがマヤさんはめげません!
    忘れられたなら、忘れられなくなるようなインパクトを! を合言葉に、そして涼子は再び、四年前のNYと同じ罠にハマるのでした。

    威風堂々、聴いてくださって嬉しい! 私の、好きなんです。この曲、エリザベス女王の戴冠式でも流れたって知って、喜んでしまった記憶があります。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • エルガー作曲『威風堂々第1番』を思わずググってしまって、音楽を聴きながら、読んでました。
    涼子を見つめる貴婦人の目。
    マヤの気持ち。
    とても面白かったです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、雨さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    ありがとうございます、威風堂々のトリオって、本当にタイトル通り威風堂々としていて好きなんです。
    わざわざお聴き下さって、嬉しいです。
    マヤちゃん、ヒースローに引き続いて、とうとう涼子が本当に忘れつぃまっているんだ、と再確認してしまう、哀しい場面でした。
    けれど、彼女はここでめげることなく、不屈の闘志を燃やしてリブートです。これも彼女の成長の証?
    次に涼子接触できるチャンスは、この夜に予定されているバッキンガムでの晩餐会。マヤちゃんの作戦は如何に?
    でもその前に、涼子たちはこの日のどこかで予定されている暗殺を阻止しなければならないんですよね。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    マヤ様の悲哀とか色々あったはずなんですが、
    コリンズのレーションを要求する食いしん坊で
    全部忘れるくらい笑いました。というか全部忘れました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    うふふ、マヤちゃんのセンチメンタルもマズア武官のミッションもコリンズのロマンティックも全てを彼方に蹴飛ばして、真っ直ぐにレーションへと手を伸ばす涼子ちゃん、可愛いですよね。今なら、艦長すら押し退けてサンドイッチ確保に走るだろうと思います。
    マヤちゃん、悲しいけれど涼子は手紙に書かれていた通りにマヤとのNYでの出来事を完璧に忘れていることを知ってしまいました。
    哀しいだろうけれど、ここからがマヤちゃんの成長の証、忘れられたなら、もう一度初対面するまでよ、と。
    恋はおんなを強くするって本当ですね。
    でも水棲虫。さまに笑って貰えて、嬉しいです。やった!
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ しのぶさま
    ついに涼子さまの視界にマヤさんが映りましたね!
    でも姿をみても思い出せないほど、本当に「忘れて」いるのですね……。
    お互いの感じ方が違うのがなんだか歯がゆいです。
    涙をこらえることができたマヤさん、大人になられたのだなぁと感じました。

    涼子さまの重い頭痛、よくなったのはいいですが不安が募ります。
    サンドウィッチを頬張る姿も微笑ましい!でも食べて忘れる感があります……。
    これから起こる外側と内側の大事件が予感されます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。

    はい、ようやく涼子もマヤちゃんを認識しました。
    しましたが、認識しただけ、だったようです。マヤにはショックな出来事だったことでしょう、あのお別れの手紙に書かれていた「忘れます」が、比喩でもなんでもなく本当に忘れ去られてしまっていたのですから。
    何故、涼子がこんなに「都合よく」記憶を消し去ることが出来るのか、は、ご心配頂いている涼子の頭痛とも関係があります。
    涼子、よく食べます。食いしん坊キャラです。フネの上でももりもり食べていたようですが、地上勤務になっても食欲は相変わらずのようですね。
    現実の海軍の軍人さんは、艦隊勤務でフネに乗ると、運動不足で例外なく太ってしまったらしいですが、涼子も油断していると……。
    さあ、予想通り、大事件が立て続けに勃発していきます。
    引き続きお楽しみ頂けますなら、こんなに嬉しいことはありません。

  • もう少し効率の良い歌わせ方も見せてくれるって、業界の隠語みたいで面白いです。同時にスコットランドヤードの腕の「程」も推察できてニヤリとなりますね。
    マヤ姫も心が強い! 思い出せないなら「初対面」の体で再会すれば良いだなんて。王族らしい気の強さも垣間見れて、同時に進行している別ルートの話に目が離せません☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつも丁寧に、深くまで読み込んで下さり、温かな応援やコメントまで頂戴して、本当にありがとうございます。

    英国としては、自国に対するテロじゃない、みたいなある種の他人事感があるのかもしれませんね(もちろん自国治安警察の面子はあるでしょうが)、取り敢えずはカウンターテロ部隊は戴冠式警備に集中させてそれまでは警察が適当にお守りしておけといったところでしょうか。
    マヤちゃんは出会いから4年、大人になりました!
    彼女も心の底では「再会」だと涼子のトラウマを掘り返してしまう怖さを理解しているようですし、初対面でも「あの優しい涼子さまなら!」と期待しているのかも知れません。
    目が離せないとのお言葉、本当に光栄です。
    複数のラインが徐々に収束していくようなサスペンスが好きなので、己の実力も考えずに挑戦したのですが、お褒め頂き胸を撫で下ろしております。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    フォックス派、フォックス派なんでしょうけど、本当に全部フォックス派? (短歌みたいになってしまいました)チャールズ15世が退場すると同時に引いた涼子さんの頭痛。これはさすがにミスリードだとは思うのですが、チャールズ15世ではなく、同時にいなくなった誰彼が原因だったとしたら……。襲撃の目標はマクラガンなどのお偉いさんではなく、最初から涼子さんだったとしたら……。(さすがにそれは考えすぎかも)
    そしてマヤ姫、完全に忘れられてる。暴走しないことを願うばかり。コリンズさんは良い味出してますね、老練のスパイなのに涼子さんに慣らされたライオンのよう。見どころいっぱいの回で、良い感じに腹八分目です(^^)

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に深くまで読み込んで下さり、暖かな応援やコメント、鋭い考察をお寄せくださいまして、本当にありがとうございます。

    こんなに色々と考察し、展開を予想していただく等、楽しんで頂けている様子をコメントから感じられるなんて、本当に光栄で、そして幸せです。
    マヤ、完全に忘れられています。悲しいでしょうね。本人にとって奇跡のような出会いが、相手にはなかったことにされているなんて。
    けれどマヤは、涼子がもしも覚えているのならあのNYの恐怖の一夜まで覚えていることになるのは理解しているので、喜んでいいのやら悲しめばいいのやら、と複雑な心持ちでしょうね。
    コリンズおじさんは眉毛を引っ張られて、その拍子に頭のねじが1本抜けちゃったかしら?
    見どころいっぱいと仰っていただけて、嬉しいです。
    私の物語、1話1話が長い割に各回での山場がなかなか提示できなくて苦しんだ覚えがありますので、そう感じて頂けたのなら、光栄です。
    引き続きお楽しみ下さいますよう、お願いいたします。