第7話 世界・計画の終わり
第五章第四話と第五話……
話はここで小説は終わっている。
作者が無計画なせいで、この小説……この世界は終わってしまったのだ。
2016年、作者は本業の接客販売業・ブラックスマートの店員として働いていたが
バカ正直に「自分を含め登録販売者がいないときに薬を販売しようとするのはおかしい」「ペットフードとはいえ賞味期限を過ぎた商品は販売するのは危険」と上司に意見したところ、
「日曜日などは保健所からの確認ないから大丈夫!」「いらんことするな!喋れないペットにはわからんのじゃ!」と一喝されたあげく、離れた他県の店舗との掛け持ち出勤となった。
どちらの店でも登場販売者が足りてないことを理由に、26連勤……そのうち10日は、別の店舗での夜勤と早朝勤務が重なり、移動時間も考えるとほぼ徹夜。そして、監査にバレないように、その多くがサービス出勤……
作者は、26勤目の帰り道、あと18日出れば休みだったというのに、ついに、事故にあい、死んでしまう。
物語能力再現(フィクス)により、第四の壁を破壊できる私は、事故の直前、作者と接触した。
私の能力があれば、延命でも復讐でも歴史改変でも何でもできる。作者に望むものを聞いたが、身内もなく生きる気力を失っていた作者が望んだのは「小説を終わらせてほしい」それだけだった。
私は、それを叶えた。
状況は違うが、元々私は、世界を終わらせるための存在だったのだから。
コラボ回でもかなりロボット兵士を倒したおかげで第五章の段階で半数を切っていたのはありがたかった。
急ピッチではあるが、これにより残る魔物のコアを全て手にした最後の魔物との戦いも描きやすくなった。
第六章の開始まで少しの間、休載に移り、サークルのコラボ祭を待った。
まだ連載中だったこともあり、以前コラボした作品を集めた上で、私の正体を明かし、最終決戦に移った。
私の分身を傷付け、私を満足させた歩の願いを叶えるため、私と歩は1999年に跳んだ。
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