第6話 崩壊・大祭の落とし穴

おわかりいただけただろうか?

コラボ回だ……

作者が所属していたサークルで、作中のキャラクターを共演させるイベントが流行り、作者もそれに参加したのだ。


コラボしたのは、この作品を含め、

・『コンビニふわりふらり』……偏狭の地でコンビニを経営する双子の物語で、偏狭の地のため、常連は物々交換を求める佐藤さんのみ。略称は『ふわふら』。

・『山形県立料理学校もってのほか研究会』……山形県で「もってのほか」という料理を研究する同好会の男女を描いた物語で、他にも山形県の郷土料理が紹介されていく。

・『新潟県長岡市セントラル通スポーツ店』……セントラル通スポーツ店で働く7人の男女を描いた作品。『ふわふら』と同じくサークル内では古参の作品で、『ふわふら』と何度かコラボをしている。略称は『セントラルスポーツ』や『センスポ』。

・『SNS記録抹消係』……SNS上に上がった記録の抹消を請け負う高校生たちを描いた作品。

・『サンさんサンサン劇場』……映画館の館長の三和が、実在の映画のことを話し、それが周辺のトラブルの解決に繋がっていくという物語。

6作品……

作品の傾向からわかるように、

日常系や人情ものが、主になっているサークルとなっている。

簡単に言ってしまえば、参加サークル自体を間違えていたのだ。

それでも、デストピア系の珍しさからか、他の5作品全てからコラボを持ちかけられた。


ただし、他の作品が、特別編やパラレルワールドとして描いているのに対し、作者はこれを本編として取り入れてしまったのだ。

これにより、滅ぼしたはずのコンビニやネット環境や映画館、さらに関連する他の施設も登場。

さらに、他作者のキャラクターを、本編のキャラクターの一員としたせいで、コラボ回など以外では出せない上、絶対に倒すことができないキャラクターが出来上がってしまったのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る