第4話 蛇足・計画の綻び

さて、話数が前後してしまっているが、これでいい。

この第一章第七話で、フリードリヒ2世の魂が入れられたのは、蛇の魔物が入っていたロボット兵。

蛇というのは、狡猾なイメージが強いが、実際のところ、警戒心も強く仮死状態となって相手の出方を見るものもいる。

作者の当初の予定では、十三体の魔物の中に、この蛇を置いておくことで、物語をひっかき回すようにしておいたのだが、

六十三体となってしまったこと、さらには、倒してはいけない人間たちを登場させてしまったことで、そういうポジションになれなくなってしまった。なりそこねたと言った方がいいだろうか……


次の第一章第十八話で、その片鱗が見れるかと思われる。

話が跳ぶため説明すると、第十七話までに、蛇の本性を表したロボット兵が、これまでに倒した亀・鳥・龍・虎のロボット兵たちのコアを取り込み、自分の能力に変えた……というのがおおまかな流れになる。

亀・鳥・龍・虎というのは、四神の玄武・朱雀・青龍・白虎から選ばれたらしい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る