24 ラクダ型メカローバー アヌビスⅡ世

<登場メカ>


ラクダ型メカローバー アヌビスⅡ世


<登場回>


第24話 シルクロード大攻防戦


<舞台>


ヨルダン ペトラ遺跡


<お宝>


シルクロードの財宝


<解説>


 舞台はヨルダン・ペトラ遺跡。


 お宝はシルクロードのキャラバン貿易で財を成した古代ナバテア人の財宝です。


 通行料として得た古今東西の金銀財宝ですね。


 メカローバーはラクダ型、以前登場したアヌビスを改良というか、ニトロ博士とゼロきょうの会話を聞くかぎり、スクラップになったものを今回リサイクルした形のようです。


 よほど予算がなかったようですね。


 しかしながらさすがニトロ博士、リサイクル改造とはいえ、けっこういい出来かもしれません。


 四本ある足は車輪にして走行も可能ですし、普段はラクダのひづめの形でボディを固定することもできます。


 口から長いドリルを下に出し、せっせと地面を掘削くっさくできます。


 機能性はなかなかあるようですが、ゼロ卿が暗号解読を間違っていたせいでとんちんかんなところを掘っており、油しかでてきませんでした。


 ニトロ博士いわく「デリケートなマシン」なので、油をかぶるたびに故障し、修理する必要があります。


 カバーみたいなのをつければいいような気が……


 ラクダの背中がキャビンになっており、レバーを使ってけっこうな高さまで昇降することが可能です。


 これがなければ今回、アルフレッドとメリッサは水没すいぼつしていました。


 本体は主人公勢に奪われるという展開だったので、ニトロ博士の手を離れてひとり歩き(鉄塔のスタンド的な?)するパターンですね。


 結局ゼロ卿一味はサブマシンであるはずのラクダ型オート三輪をメインで使っていた感じです。


 サブなのにメインって(汗)


 でも、この三輪からは子ラクダ型ヘリを大量に発射でき、くっついている爆弾を投下できます。


 なぜメインではなくサブのほうに武器を仕込んでいたのかは不明です。


 天才の考えることは自分のような凡人には理解不可能です。


 メカローバーを目当てにみている人にはがっかり回かもしれませんが、ストーリー自体はよく練られていて、意外にも良回だったりして?


 少なくとも、歴史の好きな方には楽しめると思います。


 今回も読んでくださり、ありがとうございます。


 次回は個人的にえげつないメカローバーです。


 ニトロ博士にまさかの危機が!?


 お楽しみに。


 それでは失礼いたします。

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