25 クワガタ型メカローバー ヘラクレス

<登場メカ>


クワガタ型メカローバー ヘラクレス


<登場回>


第25話 緊急指令!イースター島異状あり


<舞台>


イースター島


<お宝>


ロンゴロンゴが刻まれた鯨骨製のモアイ像


<解説>


 今回の舞台はイースター島です。


 メカローバーはクワガタ型ですが、とてもクワガタには見えないというのが正直なところです。


 なんというか、魚のアンコウにクワガタの「ハサミ」がついているというか。


 まさに異形いぎょうとしか言いようがありません。


 本編中でも「図体ずうたいだけだ」だけだと二回も(ゼロきょうとニトロ博士自身)言われてしまっています。


 こんななりですが、クワガタだけに飛行も可能です。


 飛んでいる様子もやはり異形ですが。


 腹(?)の部分にサブシステムが仕込まれていますが、遊園地のゴーカートよりひどいような代物しろものです。


 まあ、名前はギリシャ神話の英雄ヘラクレスからでしょうし、クワガタじゃないけれどヘラクレスオオカブトもいますから、ネーミング自体は無難ぶなんといえるかもしれません。


 今回はニトロ博士はお風邪をしていて、島一番の医者だというマルタ(CV:滝沢久美子さん)が、半分拉致らちられるような形で呼ばれているという流れでした。


 マルタの娘(息子ではなくて!)のピコ(CV:井上喜久子さん)が、モンタナたちと母を探しにいくという内容です。


 博士は具合が悪いので、メカローバーはスラムが運転していました。


 ところがモアイ像を引っこ抜くときに馬力をかけすぎたため、ヘラクレスはオーバーヒートを起こしてしまいます。


 スプリングがおしゃかになってしまいますが、博士は風邪でへたり込んでいる状態です。


 見かねたマルタが、スリムのズボンつりを代用品として、あっという間に修理してしまいました。


 イースター島は南海の孤島ゆえ、自分でなんでもできないと生きてはいけないということです。


 ゼロ卿はお宝である古代文字ロンゴロンゴが刻まれたモアイ像をゲットしたものの、例によって罠が作動し、すったもんだの末、ヘラクレスはズタボロになってリタイアの流れです。


 シナリオや演出も安定していて、飽きることなく楽しめる良回でした。


 今回のメカローバーは虫型でしたが、次回も虫型だったりします。


 の次がバッタでしたし、ときどき虫が確変を起こすのでしょうか?


 焼き払え!(爆)


 今回も読んでくださり、ありがとうございます。


 次回もお楽しみに。


 それでは失礼いたします。

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