2.困惑
―特別保安部隊本部―
光が差し込む里京の部屋で純鋭は出前を取った蕎麦を一口頬張った。
「純鋭。私の仕事場で蕎麦を食べないでくれるか?」
「…嫌です。」
蕎麦をすする音に怪訝な顔をする里京とは裏腹にニコニコと純鋭は笑顔でこたえた。
里京はため息をついて穏やかな外の景色を見つめた。
「…純鋭…お前も夜狩省の一員の末裔だったんだな。まだ隠していることがあるのか?」
純鋭は箸を口に運ぶのをいったん止め、一瞬真顔になった後再度笑顔を作った。
「里京さん。別に僕は隠していたわけじゃないんです。聞かれなかったから言わなかった。ただそれだけですよ。明石と名前を変えていても調査すれば突き止められることですし。」
純鋭は蕎麦つゆにお湯を注いだ。
「…刀だってね、実家を調べれば剣術道場構えていることだってすぐわかるし。刀を集めている趣味は確かに言ってなかったですけど…。」
「今も集めているのか?」
「えぇ。今も。」
ニコニコと笑顔でこたえる純鋭を見て里京は言葉を詰まらせた。
そんなやり取りを遮るように慌ただしい足音が里京の部屋に近づき、勢いよく扉があいた。
と、同時に屡鬼阿が里京のデスクの上にあるファイルを掴み、里京の頭を叩いた。
漫才のようなとてもいい音が部屋中に響いた。
「うわぁははははは(爆笑)うっ、ゲッホゲホっ鼻いてぇ。」
爆笑とともに蕎麦湯を噴出した純鋭は、屡鬼阿の後ろでのた打ち回りながら腹を抱えていた。
屡鬼阿は呆然とする里京の頭をもう一度ファイルで叩こうとした。
「な、何をするのだ。」
里京は屡鬼阿の腕をつかみ阻止した。
「何をするのだと言いたいのは私の方だ。なぜ勝手に高校の中退申請を出した!?」
「もうあの場は君には必要ない。すでに君はこの組織に所属している。最初に言った通り、表の普通の学校に通っているのならば、その生徒や教師を巻き込んでしまう。」
「だからと言って一言もなく、私が知らないまま手続きを済ますなんてどうかと思う。」
里京と屡鬼阿はお互い睨みあった。
「戸籍も国民登録もされてない人間が今更、高校だの受験だの学歴だの関係ないんじゃないか?裏は裏。この世界にいるだけでエリート。社会的には国立大卒レベルと一緒。現にこの前やった、能力身体テストで十分な成績だったわけだし。
それともあれか?お前が自己満足でクラスメイトと仲良しごっこすることに価値を置いているのか?そのごっこのためにクラスメイトを危険にさらすのかい?」
二人の間を、蒸籠を持って遮り、屡鬼阿の頭に純鋭は優しく手を乗せた。
「…人の頭で手を拭くな。」
「さてと、今日は久々にのんびりするかなー。」
そういうと純鋭は二人に背を向け、カーッと喉を鳴らし鼻に入った薬味と戦いながら里京の部屋を出て行った。
「…あいつは本当に有名人なのか?下品だな。」
「それは同感だ。…まぁでも彼は優秀な人材だ。世界トップの大学を首席で卒業。人格的に問題はあるものの、あいつが入ってからは手がかりが次から次へと得ることができるようになったんだよ。」
「…そう…有能なのね。」
「あぁ。有能だが、限界はある。過去に起きた出来事を変えることも、これから起きる未来も予知することはできないからな。」
里京はそういうと目線を屡鬼阿からそらした。
屡鬼阿も里京につられ、その目線を追った。
「テディベア…?」
「年甲斐もなくいい趣味しているだろ?」
里京は自分で言ったことが滑稽で鼻で少し笑った。
テディベアの首元には変色した青色のリボンがついていた。
屡鬼阿はそれに気が付くと怪訝な顔をし、里京に背を向けた。
「当たり前が…当たり前じゃない世界…。」
「そうだな。身近な人の死なんてものは日常茶飯事だ。ありえないことなんてない。」
「そうね…。」
屡鬼阿は何かを悟ったように心を落ち着かせ、里京の部屋から出て行った。
「ありえないなんてない…か。」
屡鬼阿は里京の部屋を出て壁に寄りかかった。
「過去を変えることはできないね…。変えることが出来たのならどんなに気持ちが楽だろう…。」
ため息をついてワインレッドの絨毯が敷かれる長い廊下を移動していると、何度も何度も自分より少し若い女性が往復していた。
「あれれ。また同じところに来てしまった。」
「…」
「あれれー。あれあれ。」
如何にも屡鬼阿に気付いてほしそうにチラチラと目線を送り、大きな独り言を通りすがりに呟いてき続けてきた。
「あぁ、もう!ろくに考え事もできない。用があるなら声をかけてよ。貴方あの蕎麦野郎の妹でしょ?」
屡鬼阿は頭を抱え仕方なく声をかけた。
「蕎麦!そう蕎麦野郎がお世話になっています!そして蕎麦野郎に電話をかけても出ないので、道に迷っています!先程もスーツのおじさんに同じ道順を5回も聞くという失態をさらしまして…。」
純鋭の妹であろう彼女は顔を一気に赤らめて手で顔を覆った。
「おい。お前ら。人を蕎麦野郎と呼び合うな。そして廊下で騒ぐんじゃない。まぁ、美衣奈が一人で来られただけで奇跡だが、何か用か?」
「用って。我が父上のメールを見ていないのか?ダメだなー蕎麦野郎は。」
美衣奈は細い包みと、手紙のようなものを純鋭に渡した。
「兄に届け物を渡すまでに、吐き出した妹の暴言をどこに処分したらいいか、とても悩んでいる。どうしたらよいかな?屡鬼阿…。」
「知らんがな。」
助けを求める純鋭の視線から屡鬼阿は顔を背けた。
「とりあえず、要件は済んだことだろう。美衣奈はここから一人では帰れないだろうから、優しい兄は送迎車を部下に頼んでおく。…が先程の暴言を撤回しなさい。」
「わかったよ。ありがとう蕎麦野郎。お姉さんありがとう。またね。」
美衣奈は変な顔を純鋭に向けた後、屡鬼阿に手を振った。
「あいつな。俺の妹。14歳。現役JC。」
「…でしょうね。」
『…』
純鋭は何となく屡鬼阿に申し訳ない気持ちになった。
「…で、その包み何?」
屡鬼阿は純鋭の受け取った包みに興味を示した。
「これか?なんだろうな。」
純鋭は廊下のど真ん中で包みを広げた。
細い桐の箱にお札が貼られていた。
そっと蓋をとると、紫に妖しく光る刀があった。
「村正…だな。なんでこれを親父が…。」
純鋭は同封されていた手紙を見た。
~親愛なる我が息子へ~
パパだよー。これは不幸の手紙なんだけど、受け取ってくれたかな~?
大好きな息子に不幸が訪れるような気がしたんだよ。虫の知らせかな。
そいつを譲ってやる。来るべき時に使え。判断力を研ぎ澄ませ。
そして、それでもうまくいかないときはお前の力不足の時だ。いったん引いて出直せ。
いつでも稽古をつけてやる。
中途半端に家を出た報いがその時に身に染みるぞ。
あと、京に刀を受け取ってこい。
地図同封しておくからな。よろしく頼むよ。
P・S
筋の良い門下生が入ったー!やったね\(^o^)/
お前よりも格別に強くしてやる。
~愛しの父より~
『…』
「仲がいいのか悪いのかよくわからないな。」
屡鬼阿は手紙を見る純鋭の顔を見上げた。
「よかった~。孫の顔が見たいとかプレッシャーかけられる内容じゃなくて。」
純鋭は安堵した様子で屡鬼阿をみた。
「ん?何かね?」
「いや、孫の顔見たいっていうプレッシャーと同じくらい危機感ある警告されている内容だと思うんだけど…刀を送りつけるってどういう意味含んでるのかしら…人を斬るってこと?」
「人を斬る?…さっぱりわからん。とりあえず村正が俺のコレクションに加わって、嬉しさのあまり、さっき食った蕎麦ブチ撒きそう。」
桐の箱を撫でる純鋭を避けるように屡鬼阿は呆れながら自室に戻ろうとした。
「ここにいたのか。2人とも探したぞ。」
屡鬼阿の後方から里京の声が聞こえた。
「関西支部からこんなものが送付されてきた。」
里京は胸ポケットから1枚の写真を取り出した。
そこには、公園のベンチで苦痛の表情をして亡くなっているホームレスの男性高齢者がレシートを握っている写真だった。
「レシートをよく見てみろ。」
屡鬼阿と純鋭がよく写真を覗き込むと写真のレシートには
―Dear Rukia-
と赤ペンで書かれていた。
「この死体が関西支部で保管されている。一応だが、状態を確認しに行ってほしい。犯人につながる新しい情報があればよいが。」
「いいじゃないですか!ちょうど僕らも用事があるので!」
里京は純鋭と屡鬼阿を交互に見た。
「…そうか。まぁいい。とにかく調査を頼む。写真は何かの手がかりになるかもしれん。写しは保存した。お前らが持っていてくれ。・…くれぐれも気を付けていけ。」
里京はそういうとしばらく屡鬼阿に顔を向け何か言おうとした言葉を飲み込み、自室に戻って行った。
屡鬼阿は里京の姿をしばらく見つめた後、自室に戻ろうと歩み出そうとした…その時、純鋭がキラキラした笑顔で屡鬼阿の袖を引っ張った。
「さぁ行くぞ!」
「は?今から?」
「お前、京都に行ったことないの?」
車の助手席でブスッと膨れている屡鬼阿を横目に純鋭は屡鬼阿に話しかけた。
「ない。」
「修学旅行はどうしたんだよ。」
「…」
「遮那も妖も元々京で活動をしていた。縁はありそうだな。」
屡鬼阿はさらに眉をひそめた。
「遮那には縁があったかもしれないけど、私は過去に京に行ったことも時代で活躍したこともないわ。現世の私は京に携わってこなかった。むしろ、実親にもまともに顔を合わせたことなんてないのに、私が生まれた家系の歴史を詳しく知るわけないでしょ。」
「今、なんて言った?」
純鋭も眉を寄せ険しい顔で屡鬼阿に聞き返した。
「親にまともに会っていない?なんだそれ。遮那の親類とは縁が切れているのか?だから住職のところで世話になっていたのか?」
「知らないわよ。じいちゃん曰く、父親は寺に顔をたまに出していたようだけど、あったことないもの…。母親は知らない。父方の遮那系統のことなんてじいちゃんの又聞きでしか知らない。」
「じゃぁなんで妖家については知ってるんだよ。」
屡鬼阿は車窓から見える景色から視線を純鋭に向けた。
「家系が原因の事件なら、とんだとばっちりよね。歴史書から抹消された家系に恨みを持つなんて、妖家くらいしか思い当たらないわ。」
「俺の家を疑ってるのか?それこそとんだとばっちりだ。逆恨みでお前を捜していたなら、お前を見た瞬間にその首を刎ねているよ。…お前自身が原因じゃなく、お前を含めての何かが原因なら、この事件はそんな一筋縄じゃないってことだな。そんな気は薄々してた。お前はいったい何に狙われているっていうんだ?何を隠しているんだ?」
屡鬼阿は純鋭を睨んだ。
「国は何のために私を保護したの?それが解だと思うけど。」
純鋭は、はーっとため息をついた。
「それが開示されてるなら、俺たちも必要ねーだろ。」
『………』
2人の間に沈黙が続く。…暫くすると、純鋭は小さな寺の前で車を停めた。
「…ここ、平家が統治していたときに建てられた寺じゃない?妖家は源氏のはず…。」
「ご明察。妖10代目、夜狩省の守護神と言われていた鋭衡が平家の陰謀で殺された。が、鋭衡の個刀には不思議な力があり、護身の刀として平家に奪われ、清盛の嫡子、重盛を護るため奉納されていた。今回寺の住職が代替わりし、寺を取り壊すことなった。それ故刀は末裔の妖家に返納されることとなった。」
「…妖10代目…・」
「まぁこれも俺のコレクションになるんだけどね。」
純鋭は子供のようにはしゃぎ、石段を登った。
屡鬼阿もそのあとを呆れながら追う…が、何者かの気配を感じ空を見上げると、何者かが頭上を通り抜けた。屡鬼阿はその行方に視線を移したが、そこには京の街並みが広がるだけだった。
「純鋭!待て!」
屡鬼阿が頂上にたどり着く純鋭に向かい叫んだが、遅かった。
「20代目!あやk…って、オイ…なんだこれ…。」
純鋭が石段を登りきると、人の肉片らしきものが寺の敷地に散乱していた。
屡鬼阿はその光景を目の当たりにし、一瞬目を見開き、そのまま気絶し倒れた。
「お、オイ。屡鬼阿!ったく。なんなんだよこれ。」
純鋭は特安関西支部に連絡をし、応援要請をした。
数分で駆けつけて処理を淡々と行う処理班にはいつもながら感心する。
地面に散らばった肉片に嫌悪感を満たしながら、純鋭は無造作に本堂に落ちている刀を拾った。
「うへぇ。血だらけじゃねぇか。こんな肉の削ぎ方してたら刃こぼれしまくりじゃねぇか。汚ねぇなぁ。せっかくの鋭衡の個刀が台無しじゃねーか。」
純鋭は、この酷さからかどこからか湧いてくる不快感からか文句が次から次へと言葉に出てきた。刀を鞘から抜くと、その刃は刃こぼれどころか、血液すらついておらず、白銀に光っていた。
「刀を使っていない…じゃぁどうやってこんな状態になった。何がどうやったんだ?」
「処理終了です。肉片はエンバミングにかけます。」
処理班はものの15分程度でいつも片づけてしまう。
「いつもながら、お見事。慣れとは恐いな。」
純鋭は倒れている屡鬼阿を抱えた。
処理班に回収された住職の後頭部に
“Dear my joker
I find”
と刻まれていた。
「まじかよ…。」
純鋭は呆れながらため息をつき、屡鬼阿を車に乗せた。
見たことない丘だった。薄暗くて、晴れとも曇りともいえぬ風景。
ひどくむせ返るような生臭さと鉄の匂いがする。
ここがどこだかわからない。
「おねぇちゃん。こっち。」
薄れゆく意識の中、視界がかすんで声の主がわからない。
私はいったい何者だ…
私を姉と呼ぶ声はいったい誰だ…
生暖かい体温が自分の手のひらを伝う。
「おねぇちゃん。もうすぐ会えるね。もうすぐ。」
姿は見えないが、その声に、なぜか親近感がわいた。
だが同時に、拒絶したい何かがあった。
「一緒に……そう。」
上手く聞き取れない。
けど、その声と一緒になりたくなかった。
お願い。
「おねぇちゃん。」
もう話しかけないで。
「おねぇちゃん。」
やめて。
「おねぇちゃん。」
「ダメ!!!!」
屡鬼阿は勢いよく体を起こすと、その丘も声も消えた。周りを見ると、何かの作業をしていた純鋭と防護服とマスクを装着している男が手を停めて驚きながら自分を見ていた。
「…ここは?…何?今の…。」
「いや、何今のって聞きたいのは俺らの方だから。あ、それと、お前、服が汗でびっしょりでブラ透けてるぞ。お粗末なもの見せられてこいつも困ってるって。シャワー浴びて着替えてこいよ。」
「げ!最悪!見るなアホ!最低だ!!」
そう吐き捨てると、純鋭ともう一人の男は再び何かの作業をし始めた。
「…やっぱり、寺の者ですね。ピース足りませんが…」
「カラスに食われたかな?」
部屋から出ていく間際に、純鋭たちの会話を聞きながら屡鬼阿は手で胸元を覆い、シャワールームまで駆けて行った。
汗でびっしょりになった自分を鏡越しで見る。
「あぁよかった。黒だ…。」
自分の髪の毛の色を確かめる。
あの部屋の血液の臭いが鼻から消えない。
「遮那さん。これ着替えです。」
「ありがとう。」
特安の職員は本当にできている。
要件が済むと、変な詮索もなしにすぐに席を外す。
「裏ってどんな非現実なことでも物怖じしないんだ…。なんか機械みたい…。」
生ぬるいシャワーのお湯が全身を流す。
この数日でいろんなことが起きた。
たったの数日だ。1ヶ月もたっていない。
佳代が死んだのだって、まだ数週間前だ。
なのに、その間に死体や殺害現場を間近に見ている。
ここにいる限り、一生見続けなければいけないのか…。
一生…。
酸っぱいものが胃からこみあげてきた。
死体を見たのは今回が初めてじゃない。
なのに、恐怖とは違う何かが私を襲う。
何かが押し寄せてくる感じがした。
裏とはこんなに苛酷なのかと気が狂いそうだ。
表の世界では、こんなことは知らない。
知らされていない。
知られないように工作されていたということ。
色んな思いや考えが屡鬼阿の頭の中で交差する。
ぼーっと上を向き涙をシャワーで隠した。
「佳代とずっと友達でいられると思ったのにな…。」
今頃になって涙があふれてきた。
「じっちゃんとずっと過ごせると思ってたのに…。」
やりきれなくてもどかしい気持ちが募る。
「つまんない学生生活だったけど、もう少し普通の生活送りたかったな。」
今までの平和が贅沢だったことに気付かされた。
「一度でいいから、人を好きになってみたかった。」
17年間の裏を知らなかった頃の記憶が脳裏に映し出される。
堰がきれたように、ぬるいお湯に注がれながら、シャワールームのタイルに崩れ落ち
屡鬼阿はすすり泣いた。
気持ちが切りかえれない。
血と腐敗臭が鼻からぬぐえない。
これから、この臭いが当たり前になる…
排水溝に吸い込まれる泡がつぶれて消えていく。
屡鬼阿にはそれが絶望に思えた。
「…助けて…」
思わず口からこぼれてしまった。
誰に?
何から?
自分らしくない言葉に屡鬼阿は口を手で覆った。
打ち付けるぬるま湯が屡鬼阿の長い髪を伝う。
「大丈夫。まだ黒。まだ黒だから大丈夫。」
覚束ない足で屡鬼阿はまた立ち上がって顔をあげた。
「大丈夫。まだ黒。」
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