中−19 ギルド出頭所閉めましたwww


結局出張所の場所はダンジョン入り口の外側にした。

冒険者たちの獲物を運ぶ手間を少なくするため。

魔物の森に入ってそこそこの位置になる。うちの宿からのんびり歩くと20−30分?

うちの子らがマジ走りすると数分。魔人だからね、速いからね!。

で、荷物運搬用として道を整備して馬車を通れるようにした。


ついでに朝と夕方には宿からダンジョン入り口まで送迎馬車を出すことにした。

世界でもダントツ便利すぎるダンジョンという評価は更に上がる。


で、

うちの宿のストレージサービズはほとんどやらなくて良くなったのはいいんだが、

狩ってきたはしから出張所に売れるんで、乱獲が始まった。

しかも無理する阿呆がおおく、死者もかなり出てきた。

スタンピード祭りの時でさえ一人も出なかったのに。



なので、

「ギルダー、出張所の許可取り消しね。」俺 宿の一階の食堂。

「しかたねーよな、、あそこまで阿呆が続出するとは、、なぁ?」今回の件で謝罪に来ていたギルダー。

「ああ、欲ってのは、すごいよなぁ?自分の命まで投げ出すんだよなぁ、、欲にかいて”俺は負けない、死なない”とか思い込んじゃうんだよなぁ、、、こえーよ、、洗脳?自己洗脳だよなぁ?」


「イサムの、馬車一台たまったら一週間休む、ってのが、ちょうど良かったんだな、、」

「メフィの案だけどな!♪」

「魔人だろ?優秀だなぁ、、いいなぁ、、、もっとそーゆー子いない?うちの管理部門にほしいなぁ、、、」

「うちもまだまだ人手不足でねー」

あ、

「でも、出張所やってた子らは、出向させてもいいよ?無期限出向。勿論ギルド王都支部での直接雇用で。

俺がまじに必要だなと思ったら引き上げるけど、まずないんじゃな?この一言がフラグになっていない限り♪w」

「何人いる?」

「メフィー!!手があいたらちょっと来てくれるかー?」



「ええと、8人だったかな?」メフィ。

「ギルダーんとこに預けていい?」

「え、、全員ですか?」

「できれば?」

「・・・・仕方ないですね、、その分防衛軍から廻してもらいますからね!!」

「いいけど、、防衛軍の方は人員どうなってるんだ?」

「フッ、、隊長、こっちに人材どんどん取られちゃうんでばんばん募集かけて、がんがん篩にかけて、いいのをよりすぐっているっていう話です。こっちに100人以上とられているけど、向こうは常時500−600人体制維持を目指しているそーですよ?」

目指す?

「まぁ集まっているようだから、ダイジョブなんじゃないでしょうかね?」

「んー、なんか困ってそうなら協力してやってな?お前優秀なんだから、たのむよ?」

「勿論ですよ!♪」



ということで、8名はギルダーにどなどなされて行った。

短期だけど経験者ということと、魔人なのでギルド的能力(武力)高いので優遇してくれるという。

「こいつらがギルドの職場を気に入ったら、次の可能性もあるからな?」と釘をさしておいた。

「あ、、銭湯のほうとか、、訓練場の方にも、、いいかもな、」

とか皮算用してるギルダー。そっちだと防衛軍の者だなー。ベテランになっているのも多いしw

もう何の組織なんだかwww



ーーー


「あれ?おまえ、ギルドは?」

ギルドに預けた子の一人である。冒険者5人ほど引き連れてダンジョンに居た。

B1Fの宿の前。


「あ、イサムさん、お疲れ様です!。俺は初心者冒険者を実戦に慣れさせるための指導員ってのやってます、タマに。

外に出れるから楽でいーんすよ!!」

ほうほう、おもしろいこと考えるなギルダー、、


「へぇ、、で、成果は?」

「ええ、大体は2−3日教えると、あとは見てるだけですねー。たまーにいきなり危険になったり、そんときは手出ししますけど、、楽ですよ?♪」


「なんか、、いーなー?」

「でもたまにしかまわってこないですけどねー」

「順番?」

「はい、希望者多くって、、」


だろうよ、、内勤より面白くって楽じゃなぁ、、

「ガンバってな!」

「はーい!!」




出張所の件で死亡率激増したんで必死に死なない冒険者育成に力入れ始めたんだなー。

いいことだ。このままつよーく育ってくれよー♪


なんか、どっかのバカな国が仕掛けてきそうな感じがするんだよなぁ、、、大中小華みたいな阿呆が。

なので敵をばんばん死なせるけど、自分は死なない強い奴等がたくさん必要になるからなー。


国王がいないから、誰かが指揮をとらないといけない。

国王を滅亡させたイサムがその責を持つのは、まぁ必然だろう。


って、ほんとに攻めて来るかどーかもわからんけどね。



ーー



草履の国

「姫様、東の飴屋帝国が周囲に色々革命を起こさしているとか、、隠密達が各方面から複数の情報を得てきました」隠密部隊隊長


「・・・我が国にその阿呆どもの入った形跡は?」姫

「もう全員捕縛しています。薬で吐かせた処、つまんねーろくでもないことばかり計画してて、、あとで書類にして出しますが、、、すんげーろくでもないことばかりですよ?」

「成功しそうか?」

「まぁ、、国民がよほどバカで欲の皮がつっぱらかってないと無理でしょうけど、、我が国はそんなバカほぼ居ないと思いますが、、、」


あとでイサムに相談しようと決めた姫。

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