中−18 冒険者ギルド魔物の森出張所
というわけで、俺はどんどん安泰になってきている♪はっはっは、引きこもりニート人生を謳歌出来る日も近いってもんだ!!
じゃぶ、じゃぶん!、と新たなチン入者
「で、ギルダー、どーしたの?」
今日も今日とて俺は今露天風呂で一杯やっている。昼間っからだ。平日の昼間に露天風呂で一杯ってのがたまらんよなー。
「ああ、ここに居るって聞いてな、、、」
???
「問題?揉め事?そーゆーのはメフィにヨロシク♪」
「いや、そのメフィから言われたんだが、、、」
・・・・・
「何よ?」
「うん、ここにギルドの出張所出していい?」
「別に良いんじゃない?なんか問題あるの?」
「いや、、うちの連中がさぁ、、ここの席を争ってさぁ、、今もう空気最悪、、、」
へ?ここの?なぜに?
「なんで?田舎だってバカにしてなかったっけ?」
「謝るよー、悪かったよー、、あれは気の迷いだからよー、勘弁してくれよー」涙目ギルダー
「こっちに来たがる連中って、どーゆうつもりなの?」
「ああ、ここで安く家が買えるって聞いたんで、結婚してこっちに住みたいんだと、、薄情だよなぁ、、今まで王都本部だ!!って散々偉そうに自慢していたのによー、、」
「あの、一応断っとくけど、、基本”受け入れない”ぞ?」
「へ?・・・・なんで?」
「問題無い奴等以外がココに住むと、俺らがまずいだろ?」
「・・・まぁ、、いろいろ、、そうか、、、そうだよなぁ、、、うーん、、」
「だから受け入れ可能な条件として
1,俺らのことをわかっている者
2,現居住者からの推薦が在る者
3、今出来ている家が埋まったら終わり。
なんだよ。」
「んじゃ、うちの連中は、イサム達の素性をわかっていないからダメだな」
「そーゆーこと」
「ま、よかったよ、これで皆諦めつくだろ」
「いやいやいや、甘いんじゃね?諦め付けしてくれ、よ?」
「????」
「直談判とかに来られても困るぞ?そこまでスルからな?」俺
・・いや、そこまで、、(ギルダー)
「やるって、、禁止しといてな?。本人が自分でダメ出しされなきゃわからん、ってやつは、申請書でも出させてくれ。移住申請書。即却下するから」俺
「ああ、わかったわ、、なんか、こえーなー?」
「でもな、ギルダーが推薦して、”こいつは全部知っても絶対大丈夫!というか、全部知ってる方が確実に使える!!”って奴が居たら、推薦してくれよ。ギルダーは条件に合致しているんだから、ギルダーの推薦でも俺は検討するぞ?」
「まじ?」
「ああ、まじ」
「んじゃ、おれ、ココに引っ越してきていいの?」
「そっちかよっつ!!!!仕事あんだろ!!!」
「いやいや、あんなとこサブを昇格させてマスターにして、ここを支部にして俺がここのマスターになりゃいいだけだからよ♪!!」
・・・・・こいつ、、、、
「おまえ、皆に刺されるぞ?」
・・・・・・・大汗ギルダー、、風呂で良かったな?
「おう、引退まで待つわ、、、」
素直ですね♪
「んじゃー、なんか不公平とか文句付けるおこちゃまとか多そうなんで、ここの出張所の所員はうちの者を出すよ。人員貸与だ。そーすりゃ宿のシステムとやり取りしやすいぞ?ここで買い取った獲物などをそっちに運ぶのに馬車必要だろ?新しく揃えなくったってうちのを使えばいい。身内だから卸価格って感じにしてやれるし。」
「ああ、助かるな、、言い訳にも成るし、、皆それなりに納得するだろうよ、、うん、いい案だ」
「んじゃ決定なー、上がってメシクッて飲もうぜ!」
「おう!!」
で、酔ってくると愚痴がひどくなるなー、おっさん、、、
部下の愚痴、、、まぁ、大変なのはよくわかるが、、、
「あー、わかってるって、ギルダーはよくやってるよ、頑張ってくれてるよ、、銭湯での利益を所員達にボーナスでわけてやりゃ、幾分落ち着くんじゃね?」
「ああ、ありゃー助かるわ、、、忙しくなったけどなーー、ソレ以上に見返りがあるってなりゃ、皆喜ぶだろーよ、、防衛隊の管理の請負も助かってるよ、、経理が金稼げるなんて始まって以来だからなぁ、、しかも結構いい額。おかげで部署での上下とかほぼなくなりつつあるんでよくなっているよ、、、でもよお、、若い連中が俺をのけものにしてよー・・
と、仕事以外の部分で付き合ってくれない=遊びに誘ってくれない、とかで寂しいとか愚痴っているのだった。
カギリストのほうがおとなしくていいかな?嗅がせてりゃー一生満足だもんなぁ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます