第20話おおさじだよ!いくらちゃん

「へー、意外ときれいにしてるんだね。いくらちゃん。もっとちらかってると思ったよー」


「はーい。ものも少ないですし、寝るぐらいなので。ばーぶー」


「お!冷蔵庫の中も食材がすごいねー。自炊するんだー」


「はーい。やはり、外食はお金があれですので。まとめて作って保存のきくものをよく作りますね。ばーぶー」


「それにしても助かるよー。いくらちゃんが『料理』得意だったなんて。今日はいろいろ教えてねー。女は『料理』が出来る男に弱いんだってさ」


「そうなんですか?自分は全然ですが。ばーぶー」


「まあ、今日はよろしくね!」


「はーい。まずは『上白糖』をおおさじ1ですね。ばーぶー」


「え?『じょうはくとう』って何?」


「はーい。ああ、普通の『砂糖』のことです。ばーぶー」


「そうなんだー。えーと、おおさじ1だとお、、、計量スプーンとかあるかい?何グラムのこと?」


「はーい。おおさじ1は基本15グラムですね。ちなみにこさじ1は5グラムです。人差し指、中指、薬指の三本ですくうとだいたい『おおさじ1』と同じになります。ばーぶー」


「へー。そうなの?あ!本当だ・・・!すごいね!いくらちゃん!」


「いえ、これぐらいは基本だと思います。日本料理のお店でバイトしていた時に教わりました。ばーぶー」


博学だね。いくらちゃん。

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