超人的な能力を身につけた陰キャ男子は学園にて無双する

月猫翡翠

第1話【ある日の出来事】

1


勉強も平均、スポーツも万能じゃなければ別段なにか得意なものがあるわけでもない、容姿も普通だと思ってる。


今までの学校生活なんかでも積極的に生徒会活動等をした事がなければ体育祭や文化祭なんてものも卒業までの通過点だと考えていた、つまり──僕には青春なんてものは今までの人生には存在していなかった。


そんなわけで僕の高校1年生の間はなにごともなくという表し方は違うけど、少なくとも青春なんてものは微塵も感じ取れない学園生活だった。


そして今日から2年生である。


可愛い後輩に恵まれ部活なんかで活躍してキャーキャー言われてみたり……そんなことも考えていたが所詮妄想の域だった。なぜなら僕は運動部には入っていない。どうせ入っても邪魔者扱いされるかみんなの足を引っ張るだけに違いない。あぁ、そういえばここ最近散髪しに行ってなかったなぁ。別に髪を切ったところで青春なんか来ないんだけどね。


──そう、思っていた。


2


人は1日でモテるものなのだろうか?


そんなの、答えはノーに決まっている。


────あの日をきっかけにして僕は陰キャでありながら青春を送ることができた。


もしも、朝起きて自分の超人的な能力が身についてしまったらどうするか。もしここで紫耀が性格の悪い男だとしたら欲望のままに使っていたかも知れない。しかし、紫耀はその超人的な能力のなんたるかを理解できず結局人助けのために使おうと決意した。


『システムコマンド……菊羅紫耀にアビリティ“時間操作”“身体強化”“読心術”の権限を授与』


『システムコマンド……』


……………………………………………………

余談ですが、カクヨムに投稿するのはかなり久しぶりです。前のアカウントが消えてしまったので。また応援からお願いします。

以上1話でした。

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