『小さなお話し』 その208

やましん(テンパー)

『上司が民主的か独裁的か⁉️』


弟子


『上司が、民主的か独裁的か、判断するよい事例はどのような、ものでありましょうか?』



師匠


『しかり、君の意見をいいたまえ、と、聞いておいて、気に入らないこと言われたら、どなったり、ひどい場合は、さらに、処罰したりするのは、最悪の独裁的な上司。きちんと最後まで聞き、参考にしながら、結論を出したら、なぜ、そうなったか、反対派にも理をもって、説明できることが、民主的なやり方である。ただし、それを、やれるだけの実力と、人望があることが必要である。緊急時には、あとからきちんと、説明されなければならない。』



弟子


『お師匠さまは、合格でしょうか?』



師匠


『ばかもん、合格なら、とっくに、大師匠になってるさ。君も、昇格してるだろうな。』



弟子


『そういうところが、好きなんです。』



師匠


『うう、うわ〰️〰️〰️〰️ん。きみ、良い弟子だ。』



弟子


『内心の声………次の師匠の弟子昇進枠は、いっこだけらしいと、奥さまから聞いたからな。あの、ごますりやろうなんかに、負けたくないし。』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『小さなお話し』 その208 やましん(テンパー) @yamashin-2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る