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  • それでも、花は咲かないへの応援コメント

    いわゆるロボットに感情はあるのか、そしてそんな『人間らしい』機械を、人はどういうふうに接するべきか――。

    そこからもう少し先に進んで、人間とは記憶の蓄積か、それともそれ以上の何かか……多くの作品で出てきたテーマではありますが、それへのアプローチの仕方は様々で、本当にいろいろ考えさせられる話でした。

    そしてシャロンとロゼ……人と、人ならざる存在の触れ合いは、いつも心に響くものがありますね。よい話をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    また、評価までいただき嬉しい限りです。

    >いわゆるロボットに感情はあるのか、そしてそんな『人間らしい』機械を、人はどういうふうに接するべきか――。
    私も、このテーマから考えてこのストーリーにたどり着きました。
    機械は人間と家族になれるのか、が裏テーマでした。

    良いお話と言っていただき、伝えたいことが伝わったのかなと嬉しく思います。
    SFは奥が深いですね! また書こうかなと思っています!

  • それでも、花は咲かないへの応援コメント

    ごきげんよう、最後まで優しく、少しだけ哀しい物語をありがとうございました。

    花が咲かないままで坊ちゃんが成長し、歳を重ねていく展開が素敵ですね。
    哀しく、避け難い別れの瞬間が、それでも優しく描かれている文章が余計に切なさを誘いますね。
    周囲の人々、特に周囲の大人がきちんと大人として坊ちゃんを包んでいたからこそ、坊ちゃんは大人になり当主になっても、花が咲かない意味をしっかりと受け取ることが出来たのでしょう。
    特にロゼさん、本当に、人間以上に人間らしい「しっかりとした大人」でした。
    彼女と出会えた奇跡を、きっと坊ちゃんは一生忘れないのでしょうね。

    素敵な物語を、本当にありがとうございました。
    P.S.
    坊ちゃんにショパンは本当なら難しいでしょうね。それを見事に弾き切ったのですから、先生もプロ入りを勧めるはずですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    最後までご一読いただき、感謝いたします!
    シャロンは、ロゼの「花を咲かせる」と言う言葉が最後の最期まで「嘘」だとは思わず「自分が立派な大人になっていないから」と納得して過ごしました。

    ロゼの思った通り、彼は優しい人間に育ちました。きっと、ロゼが生きていたら屋敷中の人間に坊ちゃんのことを自慢していることでしょう。

    >彼女と出会えた奇跡を、きっと坊ちゃんは一生忘れないのでしょうね。
    一生忘れず過ごし、最期まで感謝していると思います。

    >坊ちゃんにショパンは本当なら難しいでしょうね。それを見事に弾き切ったのですから、先生もプロ入りを勧めるはずですね。
    ショパン、練習曲なんて言いながら結構えぐい曲を残していますよねwあれを弾き切ったシャロンはあっぱれです!

  • ごきげんよう、はじめまして。
    優しくて、切ない物語をありがとうございます。

    ロゼさんが、坊ちゃんのお誘いに対して刹那、躊躇ってしまうシーンがとても切なくて、けれどその躊躇いに隠された坊ちゃんへの愛が優しくて、胸が詰まる思いでした。
    この後の展開がどうなるのか、ロゼさん、そして坊ちゃんや周囲の人々の想いが感じられる優しい文章で綴られる物語を、じっくりと感じさせていただきたいなと思います。

    P.S.
    拙作への応援、ありがとうございました。

    作者からの返信

    初めまして。
    コメントありがとうございます!

    シャロンとロゼの、信頼しているからこそ疑ってしまう距離感を表現できていればなと思います。
    最後まで優しい文章で突っ走るので、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 1話:それが僕たちの日常への応援コメント

    そうですよね、最初『シャロン』と聞いて「あれ? 女の子?」と首を傾げたので。
    シャロンくんは男の子なんですね。
    そりゃあ自分の名前はあまり好ましくないだろうなあと。
    『ごめんよ、男に産まれてきて!』という台詞が何とも痛ましかったです。
    ロゼさんはシャロンくん専用の使用人なのですね。
    深緑に近いウェーブ髪! 最高じゃないですか! グリーンヒロインは大好物ですよ!
    ヒューマノイド型メイドは今流行りなのですね。
    『ロゼがいるから寂しくはないよ』に胸がぽかぽかと温かくなりました。相当好きなんだろうなあと。
    霊媒師発言がぶっ飛んでいてちょっと笑いました。
    ロゼさんこういうキャラクター性をお持ちの方だったんですね。好きです。
    ロゼさんと話して怒りなんて飛んでいってしまうシャロンくんが実に良いなあと。
    『ふふ』、と上品に笑うロゼさんが素敵。
    シャロンくんは14歳なんですね。お年頃です。
    10歳のシャロンくんに手伝いを拒絶されて泣き崩れるロゼさんがかわいいです。
    シャロンくんは自分の家柄に誇りを持っているのですね。この歳でお父様を純粋に尊敬できるのは凄いなって。
    ロゼさんとシャロンくんのいつも通りの日常。
    でも、これもいつまでもは続かなそうで……。
    何だか切なくなってきます。

    これからも追いかけさせていただきたいと思いますね!
    では失礼しました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうなのです、シャロンは男の子です。
    母親はいないし、父親は忙しいし自分のこんな小言に時間を使わせたら申し訳ないと思っているので、こうやって「怒る」しかないようです。
    そして、ロゼの突拍子もない行動があって怒ったり寂しがったりする余裕がありませんw


    シャロンは、お父さんのような立派な人になりたいと思い日々稽古ごとに励んでいます。……とは言え、本心は「ロゼに褒めて欲しい」が大半。まだまだお子様な面も残っている可愛い男の子です。

    ご感想ありがとうございます!

  • 時計の針は進み続けるへの応援コメント

    はじめまして! このお話にとても興味が湧きましたのでのんびりまったりではありますが感想を書かせていただければなと思います!

    物語がいざ始まろうとしている際の空気感にまず惹かれました。
    静謐さと言いますか、何と言いますか。
    ロゼさんって凄く綺麗な名前ですよね。
    メイドが個人的に大好きなのでこの時点で既にハートを鷲掴みにされている自分がいます。
    シャロンお坊ちゃんとロゼさんの関係性も気になる所。
    ロゼさんの最初の記憶が微笑ましいです。今となっては良い思い出、という言い方にしんみりしてしまいました。
    『ロゼはどうしたい?』と自分の意思を訊かれているのに旦那様を優先するロゼさんは自分の意思が希薄なのでしょうか。
    契約は絶対なのでしょうが、ロゼさんはそれで良いのかなって……。
    シャロンくんはロゼさんのことを母親同然に慕っているのですね。良いですね、素敵な関係です。
    ロゼさんと旦那様の会話のテンポ、ロゼさんのモノローグ……その一つ一つが胸を刺す感じで、一気に物語の世界に引き込まれる感覚がありました。
    何故だか無性に泣きたくなる。そんな思いでした。
    ロゼさんはヒューマノイドなのですね。
    動力に何か問題が……?
    不穏な空気が漂い始めましたが、ロゼさんの物語を最後まで見届けたくなりました。

    これからも追いかけさせていただきたいと思いますね!
    では失礼しました!

    作者からの返信

    初めまして!
    とても嬉しいお言葉の数々、感謝です。

    ロゼと言う名前は、ワインの「ロゼ」からとりました。
    ワイン=成人(アルコールは20歳以上)しか飲めない故、大人の女性であることを読者さまにすぐ印象付けられるかなと思い…。

    >『ロゼはどうしたい?』と自分の意思を訊かれているのに旦那様を優先するロゼさんは自分の意思が希薄なのでしょうか。
    彼女はヒューマノイドなので、契約が絶対とプログラムされています。なので、急にこのようなことを聞かれるとどうしたら良いかわからなくなります。それを旦那様もわかっているのに、こうやって彼女の意思を尊重してくれる。温かい職場なのです。

    この物語は、シャロンとロゼの心情を描いたものです。
    彼女の言動、彼の言動ひとつで動く物語を、どうぞお楽しみください。

  • 時計の針は進み続けるへの応援コメント

    こんにちは
    アメリッシュ と申します。

    アシモフのロボット三原則。ひさしぶりに読みました。なんだか嬉しくなっております。

    今、カクコム用の長編にとりかかっていて、その上、難航中で無理かもしれないという読む時間がとれず、書き終わったら先を読ませていただきます。

    それから、私の作品を読んでいただき、お星様をありがとうございます。とてもうれしかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    >アシモフのロボット三原則
    とても深いものだなって読むたびに感じます。

    長編執筆、頑張ってください!
    応援しております。


  • 編集済

    それでも、花は咲かないへの応援コメント

    人とヒューマノイドの心温まる交流物語。

    ヒューマノイドも人と同等の感情を持ち、そして主に尽くす忠誠心はロボットらしい一面を醸し出す。
    物語を読み進めていく中で、どんな展開を見せるのかと読みふけっていましたが、ガラリと展開が変わり切実なものへと変わりゆくさまは、読み手を惹きつけるものがあると思います。

    私はロゼに召使いと言うよりも、シャロンの姉の姿を見ました。その目はとても愛情深く命が尽きるまで、それを貫き通した。
    そして、死してもなお見守り続ける使命感は人としての温もりを覚えました。
    シャロンはロゼが植物となり花咲かせる日が来ると信じ続けて、生き抜く人としての強さを垣間見えました。
    とても、切なくそして優しさを覚えて読了しておりました。

    細木様の洗練された描写が、物語を引き立たせていますね。
    朝から涙ぐむ私がおりました。感動をありがとう。
    美ぃ助。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    深くまでお読みくださりありがとうございます。
    忠誠心のあるヒューマノイドを書きたかったので、私としては満足しています。

    >私はロゼに召使いと言うよりも、シャロンの姉の姿を見ました。
    確かに、メイドというよりはお姉さんって感じですね。「家族」という裏テーマもあったので、その点に気づいてくださり嬉しい限りです。

    死してもなお、シャロンを見守る彼女はきっと幸せを貫き通したに違いありません。
    いつか花を咲かせる時がくるのか、その前にシャロンの寿命が尽きるのかはわかりません。しかし、シャロンはロゼを「嘘つき」とは言わず、「自分が未熟だから」と言うような立派な大人にはなったようです。
    きっと、ロゼが生きていたら旦那様と一緒に泣いて喜んだに違いありません。

    お読みくださり&お星様をありがとうございました!


  • 編集済

    時計の針は進み続けるへの応援コメント

    ロボット、女性メイド、物静かな口調、淡々とした言葉……。
    私個人としては、ヴァ〇オ〇ット・エ〇ァー〇ーデンの女性メイド像が浮かんできます。あれは大変好きだったので、これからの展開が楽しみです。
    続きはじっくりと少しずつ拝読させて頂きますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    メイドって、なんだか神秘的ですよね。
    ロボットのメイドってどんな感じだろう?と思いながら、想像を膨らませて書いてみました。

    >ヴァ〇オ〇ット・エ〇ァー〇ーデンの女性メイド像が浮かんできます。
    京アニさんの作品ですよね。まだ見たことないので、Uネクストあたりでやってるかな?見てみようと思います!