第19話カタリベとあなた

ようこそおいでくださいました。

こうして会うのももう何回目ですかね?

私の名前はカタリベ。

今回は恒例のダジャレ評価はしません。

何故なら私はこれから用事があるのです。


その前に少しお話をさせてください。


私は人間ではありません。

あなた方の言葉で言うなら怪物…と言った方が分かりやすいでしょうか?

元の姿は、語る事すら悍ましい…そんな姿をしてます。


なので普段は、こうして人の形をしています。

人間と言うのは面白い存在ですよね。

我々には無い考え方や感情を持ってます。

その中でもと言う物に強く惹かれました。


何故同じ単語を2回言うのか理解出来ませんでした。

でも理解出来ないのに笑ってしまう自分が居たのです。

これはきっと人間らしい事なのだ、と思った私はダジャレを究明する事にしました。


その一環が、人間界を覗く事なのです。


そして覗きのパートナーとしてを選んだのですよ?

ここまでのお話は楽しめましたか??外伝もあって戸惑った事と思います。

ですが、これも全てに楽しんでもらいたかった事だと理解してくれると嬉しいです。


さて、そろそろこのお話も終わりに近付きました。

無事に最後まで完走しましょう。

今はまだ…ただの旅のパートナーとして……いいえ、違うわね。


私はきっと―――




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