第13話メメタァ!!

真っ暗な闇の中何かが動く。

その瞬間――


パッ!


っと火が浮かぶ。

よく見ると蝋燭に火が付いてる。


「クスクス…びっくりしましたか?」


蝋燭の火は僅かに周りを照らす。

声の主はまだ照らし出さないが、女性の声だと分かる。


「今宵はこの感じでいきます」


彼女の名前はカタリベ。

物語を語る者だからカタリベだと名乗っている。

推定年齢XX……あれ?推定年齢はXX……おかしいな、、数字が言えない。

カタリベは{ニコッ}と笑う。

どうやら彼女の仕業で年齢は言えないらしい。


しかしその他は言えるだろう。

身長は163cmでスリーサイズはXXXXXX…おっとこれも言えないらしい。

しかし胸は大きいHカップはある筈だ。

形は綺麗なお椀型で、きっと揉んだら気持ちいいだろう。


顔立ちは夜な夜な男を喰い漁ってそうな人妻みたいな顔をしている。要するにエロいお姉さんみたいな顔だ。


因みに彼女は人間ではない。

人間ではないので、色んな顔や体型にもなれる。

しかし人間ではないとは言え綺麗な髪だ。綺麗で長い髪は憧れの髪と言えるだろう。



「それで?何でお前はここに居るの?」


カタリベがそう問いかける。


「そりゃ、カタリベが面白い事してるって聞いたから見に来たんだよ」


「まったく…いきなりの新キャラは読者が混乱するでしょう??」


「まあまあ、良いじゃねえの。お前さんの事ちょっとだけ説明しといたからさ!」


「それで自分の事は説明無しは平等じゃないよねぇ??」


「分かった!分かった!」



って事で、俺の説明をするぜ!

俺の名前は……そうだな…ポイズンとでも名乗っておこうかな。

お察しの通り俺も人間じゃない。

だが、人型を保っている。こっちの方が楽なんだよ。


何故ここに来たのかはさっきも言ったが、ただの見学だ。

でも少しはカタリベの事知れて良かっただろ??特に胸のサイズとか。



「んじゃま、行くわ。まで期間があるとは言えのんびりはするなよ」


「分かってるわ。それまでの暇つぶしよ。」





ふぅ…やっと行ったわね。

ここからはカタリベちゃんのターンよ。

こうしてダジャレを覗き見るのも結構な量になったわね。

アニメなら1クール分よ。まあ、尺が違うから全然1クール分に届いてないけどね。


さて、恒例のダジャレ評価していこうかしら。

因みに今回は真っ暗な中で蝋燭の火が付いてるこの状態で最後までいくからね。

私のナイスバデーな身体は見れないわごめんなさいね。


さて、最初は

「美女が汗でびしょびしょ」

でしたね。


ふふふ。

面白いのは面白いけど美影さんが言うと駄目ね。

こう言うのは美女が言っちゃいけないのよ。嫌味にしか聞こえないからね。

でもまあ、30点はあげるわ。今度私も使おうかしら。


そしてそれに被せるように

「美女のビジョン」

と鈴林さんが言ったけど、彼は心からそう言ったのかしら?

しかして、このダジャレも美女に言う物じゃないわ…ダジャレ自体は面白いのだけど。

20点かしらね。


さて、問題は次ね。

いくら何でもこれがギャグだからってメタが過ぎない??

ダジャレを阻止しようとするなんて!私の方がおかんむりですよ!!


されどもオチとしては完璧でしたね。

こう言う笑いも入れてくるのかと驚きました。

余談ですが、この作者が予め真剣に考えたダジャレは1話の赤点のやつと4話のコーンのやつだけらしいですよ。

それ以外のダジャレは何とか捻って無理矢理出したみたいです。


ですが、タイムマシンの話や今回のダジャレを阻止する話はストーリーとして予め考えてたみたいです。ダジャレがお粗末なのはそのせいです。


もっと言うならこのカタリベのターンは完全な見切り発車で書いてるみたいですよ。

さて!メタな話はここまでにしましょう。



夏子さんのダジャレは多分

「どうだ!これが私の娘だ!daughterだけにね!」

って言おうとしたんじゃないかしら?

daughterの読み方が分からない?コピペしてググりなさい。


それを阻止して

「オカンがおかんむり」

と言っちゃった鈴林さん。


これはオチ含め評価するべきですよね?

って事は50点はあります。

合わせたら100点ですか……


100点になる時に現れるって思われたら嫌ですが、まあ良いでしょう。

それよりもカタリベとしての仕事をします。


次回はちょっと変わった話をやるみたいですよ。

ストーリー自体は出来てるけど締めとなるダジャレを考えるのが大変だと作者が言ってます。

クスクスクス…さあ、どんな話になるのか楽しみですね。

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