第7話
「おーきーろー!!」
ドスッ!!
「ぐふぉ!?!?」
い、痛い………………………。
「ほら起きてー!学校の入学式だよ、今日!」
そう言っている朱音はもの凄くツヤツヤとしている。
うん、朱音のお父さんの言う通りだったなぁ………。
だって始めて3時間ぶっ通しで《仲良し》をしたのだから。
腰が痛い………。
「朝ごはん!!朝ごはん!!」
前は猫みたいだったのに今日は犬か。
まぁ、言いたいことは、つまり、
「朱音は可愛い!!!!」
こう言うことだ。
「なななななななな!?!?!?かかかか恢!?!?どどどどうしたの!?!?」
おっと、声に出てたか。
「言葉の通りだよ」
「可愛い………えへへ………」
クネクネごろごろしている朱音を見ながら、朝ごはんを作る。手抜きだけど。
今日はサンドイッチ。レタスとトマト、ハムを使って。本当ならハムじゃなくってベーコンで作りたかった。
「朱音ー、朝ごはんできたよー」
「やたー!サンドイッチだぁー!」
え、なにこの可愛い生き物は。ずっと見ていられる。
「いっただっきまーす!」
「いただきます」
モゴモゴとサンドイッチを頬張る朱音。
………リスみたい。
はっ!?!?も、もしかして朱音は可愛い生き物のミックスなのか!?!?
「違うよ?私は人間だよ?」
「いや、そう言う意味じゃない」
「ならどういう?」
「みたいってこと」
「へー?」
あ、これ分かってないやつだ。
「そういや、恢。私たちって《仲良し》はしたけどまだ付き合ってない、よね?」
「あ」
そうだった。
もうなんか一緒にいるのが当たり前だったから。
「まぁ、いつでもいいんだけどねー?」
って言いながらチラチラ見てくる。
いや、ごめん。
どのタイミングで告白しようかな?
ロマンチックな場所はプロポーズ?に取っときたいし。
なら今一択。
「朱音、えっと………、好きだよ?あの、えっと、よければ、付き合ってください」
「あわわわわ!?!?!?じょ、冗談で言ったのに!?!?えっと、えっと、いいけど、1個いい?」
「いいよ?」
ってか冗談かよ。まぁいいけど。
「あのね、あのね、結婚を前提でも、いい?」
「うん、いいよ?」
「捨てたら、いやだよ?守ってね?」
「もちろん」
場違いなことかもしれないけど、え、朱音可愛すぎないか!?!?おいぃぃいいいいいいいいいい!?!?!?!?
「良かった!不束者ですが、よろしくお願いします!」
「こちらこそ」
と、いい感じに纏まったのだが。
時間は無慈悲に進んで。
いま、7時53分。
「ちょっ!?」
「やばい、走らないと!」
最後の最後でグッダグダって!?!?
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作者が付き合ったことのない陰キャ非リアオタクなので恋人の描写は苦手です!
これが作者だ!
作者が哀れだと思う人いるなら☆、くださいぃ………。
こっちもどうぞ。
「ハロウィンのイタズラから始まる俺のラブコメ。」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935384033
「俺の彼女と一緒にいると、すごく楽しい。」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935384055
ではまた次回!
See you again soon!
これ久しぶりに書いた!最後の。
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