かいしゃくわかれ
赤べこの細首を
ニッパーで切断する
幼児のこころ
子守唄をうたいながら
薄ら笑み浮かべるのは
いとこのおばあちゃん
次々おはじき呑みくだし
首のやわらかいご
ぎこちなく
知らないふりして天井
昼間から酒を
当てつけるように
酒
家鳴りがきしきしと
ときおり思いだしたように
骨の鳴るような
児童相談所のおねえさん
呼び
ドアノブと握手し、かれこれ半日
いじらしさに初恋するのは
電柱の
その
回覧板にへばりつく
ふと、ものごころ
小指に首の
幼児の
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