今時の人形浄瑠璃（じょうるり）には

首縊りのアプリケーションが予め内蔵されている

形のない財産の維持費が足りない、生け贄寄越せ自ずから

飢えた脳味噌煮えたぎり、蝋の身体を似非（えせ）の血管這い回る

伝統的な昔ながらの古臭さ、名刺による名刺のための名刺交換

ほんの出来心だったんです、我に帰るとすでにシャッフルした後でした

会長や株主どもが夢の跡、気が付くと自社株を買い占められていたんです

本当は寸止めする手筈だったのですが、相手のあることですから致し方ありません

名刺の切れ味会社が決める、金の切れ味景気が決める、刀の切れ味巻き藁が決める

そこを何とかお願いします、何とかスパッとお願いしますよ

三羽烏の鼎談（ていだん）破綻し三竦みの三巴

三者三様罵り合って、自己憐憫の自己投資

挿げ替えられたこの思い、こんなに納得したのは生まれて初めての経験なのです

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