第9話 Husband's secret (夫の秘密)


9.


 「どう? 思い出したかしら? 

 それとも7年も前の事だし、女の家にはしょっちゅう

行ってたからどの日のことか判らない?」



 「イヤ・・・だから・・・ちゃんと説明するから・・・・

聞いてほしい」


 「私が打ちひしがれてトボトボ来た道を帰ろうとしたら

後ろからあなたたち二人の楽しそうな話声が聞こえたの。

とっさに私、目の前にあった車の陰に隠れた。


 私は若くてすらりと伸びた長い脚を持つ女を見て

打ちのめされた。 

 今の私にないものを彼女は持っているってね。


 若さ、瑞々しい肌と肢体を充分に想像させる

ナイスプロポーション」


         ・・・・・


        あぁ、非常事態だー ゚゚

 

          ゚゚(´O`)°゚



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