第23話 ちょっとしたお遊び
伏線とは違うかもしれないけれど
ちょっとした「お遊び」というか、「チャレンジ」をすることがある。
たとえば、とある作品では
「登場するあるキャラの一人称を極力書かない」という挑戦をした。
要するに、そのキャラのセリフに
「私は」や「俺は」などを全く入れないということ。
もちろん、そこに込めた意味はちゃんとある。
これが結構難しくて、でも一人遊びのようで楽しかった。
確実に100話分くらいはやったと思う。もっとかな?
それから、ひとまず完結したからいいやと思って書くのだけど、
「仔猫と日向ぼっこ」でも小さなチャレンジをしていた。
それは、「ネコの性別を書かない」という試み。
主人公のナオも、拾われたリンも、真っ白なユキも、
男の子か女の子かは一切書いていない。
ユキなんて特に女の子っぽい名前だ。
でも、漢字では「雪」よりも「幸」のイメージで、
親戚にこの名前の男の子がいたりする。
(その子から名前を取ったわけではありません)
描かないことで、子ネコらしさが際立ったのではないかと思うし、
読み手さんに好きに想像してもらえたら嬉しい。
次もまた、何かやってみたいな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます