第7話 プロットって上手くいくもの?

プロット、要するに物語の筋のことだけれど、

書いてもあまり機能した試しがない。


頑張って組み立てても、途中で必ず脱線して破たんする。


プロットを書いて、文章を書いて、

途中でプロットを確認して絶望する、の繰り返し。


想定していたオチに辿り着けず、何百字と迷走することもしばしばだ。



原因はキャラが勝手に動くから。


もともと思うまま書くのが好きな性質たちで、

ずっとそのスタイルで書いてきたせいか、

ここぞという場面で物語を操作出来ない。


無理に進路変更しようとした途端に書けなくなり、

話自体に魅力を感じなくなってしまうこともある。


だから、きちんと当初の想定通りに進行出来る人が

本当に羨ましいし、尊敬する。



自分には出来ない。

仕方ないので、最近は諦めている。


伏線もどきをあちこちに張ったつもりになって、

「いつか回収できますように」と祈るのがせいぜいだ。


どうすればプロットの通りに書けるんだろう?

今のところ、私にとっては永遠の謎である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る