『寄宿舎』っていうのがまたいいポイント！
主人公である詩織ちゃんは、おとなしくって人見知りな引っ込み思案。
言いたいと思ったことでも思いっきり言えなくて、そしてそんな自分にまた自信をなくしちゃうような女の子。
それだけ純粋な気持ちを持っているとも言えるけれども、それでもやっぱり実際に言葉として言わないとわからないことはあるわけで。
というのも、つい最近、詩織ちゃんはタッくんとお付き合いが始まったばかり。それでいて、タッくんもまたこれ詩織ちゃんと同じようにおとなしいタイプでと。
そんな2人がお付き合いとなったら、言いたいことあるけどゴニョゴニョ、聞きたいことあるけどゴニョゴニョ…………
このお話は、そんな青春ド直球短編寄宿舎学園恋愛物なのです！

言葉にしないと伝わらない。

そんなことはみんなわかってるんですけど、その勇気がでない。

周りからすればわかりきってる簡単なことも、当の本人にはとても難しいことに思えてしまう。

そんな二人の恋だからすれ違いだって起こっちゃう。

でもやっぱり、好きって気持ちは無限のパワーを秘めているのでしょうね。

お互いが好きだけどいろんな不安を抱いたとき、友人に背中を強く叩かれ溢した本音と思いきった行動。
もどかしいけど甘酸っぱいストーリで面白かったです！

これからも頑張ってください！

言いたいことをちゃんと言えない、人見知りで気を使い屋さんの似た者同士の二人。

その二人の背中を押してくれるのはいつもおっかさんみたいな千里ちゃん。

それでも二人だって成長するんです。

普通の告白より恥ずかしい、本音交換ができた二人によく頑張ったと言いたくなります！

アオハル万歳！

主人公は、引っ込み思案で自分の意見をなかなか人に言えない女の子。
彼女には彼氏がいて、その男の子も自分の抱く想いを口に出来ない性格だった。

実は彼女は、一度も好きだと言われたことがなくて……。

うじうじと考え過ぎてしまうのは、きっと相手のことを考えてしまうから。
迷惑だったらどうしよう。もしも自分と違う気持ちだったらどうしよう。
自衛でもあって、動けなくなる。

けれど、友人のアシストによって、彼女は背中を押されます。
そして、男の子も。

最後のシーンで、きっとあなたも一歩踏み出したくなる。
そんな、勇気の物語。