作者向けのおまけ
ここでは、本作を書くときに使用した各章の構成を載せていきます。
こういうおまけコンテンツを作りたくて仕方がなかったのですよ!
長い執筆を経て、ようやくたどり着きました!
ではまず、本作を書くのに利用した構成ですが『三幕構成』という作り方を利用しています。
ただ私自身は、構成を書くこと自体が初めての初心者なので、雰囲気を掴むくらいの気持ちで見ていってくださいね。
解説とかもできないので、感想だけ書いていきます。
【全体、3幕構成_各幕割り当て】
第一幕(発端)_1章
発端:「ソーリー降臨」
中盤:「デスリンボー追放」
結末:「村の支配権がソーリーに(PP1)」
第二幕(中盤)_2,3,4章
発端:「ソーリー負傷」
中盤:「悪魔の存在が知れ渡る(MP)」
結末:「ソーリー復活」
第三幕(結末)_5章
発端:「デスリンボー&5章仲間の共闘(PP2)(Kインシ)」
中盤:「ソーリー撃破」
結末:「2人は仲良く宇宙へ」
@感想@
まずは全体の構成ですね。これだけは綺麗で見やすいので最初に持ってきました。こうして見ると、根本はシンプルな物語だったことがわかります。特徴としては、5章まではソーリーを軸とした作りになっていることでしょうか。構成初心者なのにスタンダートな作りでないあたりが、とても捻くれていると思います。この構成を執筆したのは『2章執筆前』です。
【1章ソーリー編、3幕構成】
第一幕(発端):「ソーリーがリンボーヒール村に降臨_(Iインシ)」1話
PP1:「村が欲望だらけ_(Kインシ)」→「デスリンボー討伐に行く」1話
第二幕(中盤)前:「妖精アイムと遭遇」2話
MP:「アイムを脅し、従わせる」2話
第二幕(中盤)後:「デスリンボーと遭遇、対決」3,4話
PP2:「デスリンボーが村を支配」→「ソーリーが村を支配」5話
第三幕(結末):「リンボーヒール村墜落、水没」5話
「ソーリーが村にこだわる理由_(Iインシ補足)」5話
@感想@
1章の3幕構成ですね。以降はこの形式で書いたものが主になります。1章の構成はバランスがいいのが特徴ですかね。話がまとまっていると思います。この構成を執筆したのは『1章2話執筆後or2章執筆前』。
【2章ヒラサメ編、3幕構成】
第一幕(発端):「ソーリーがヒラサメを呼び出す_(Iインシ)」1話
「ヒラサメに村の危機が伝えられる」→「妹を優先」1話
「タンク襲来、戦闘」2話
PP1:「妹死す!(Kインシ)」→「悪魔討伐を決意」2話
第二幕(中盤)前:「デスリンボーと遭遇、対決」3話
MP:「デスリンボー撃破」3,4話
第二幕(中盤)後:「ソーリー降臨、ネタ明かし」4話
PP2:「ヒラサメが真相を知る」→「ソーリーと敵対」4話
第三幕(結末):「ソーリーと対決」5話
「ソーリー撃破」5話
「ソーリーの反撃で村が浮上」5話
@感想@
2章の3幕構成です。まだこの辺りまでは構成を活用できてます。特徴としては、話が動くのがやや遅いことですかね。2話の半ばくらいでカタリナが死亡しますから。順当な戦闘シナリオです。この構成は『2章1話の前後』に執筆。
【3章アー&ヨウ編、3幕構成】
第一幕(発端):「アーの噂(Iインシ)」1話
「デスリンボーと遭遇」1話
「ヨウの本音(Kインシ)」1話
PP1:「ロボ探しの依頼」→「アーの呪い解除のために引き受ける」1話
第二幕(中盤)前:「ロボと遭遇」2話
「ラブコメ」2話
MP:「ロボがヨウに懐く」→「アーの嫉妬心」2話
第二幕(中盤)後:「ロボとアーの恋愛バトル」3話
PP2:「ロボが帰らない」→「デスリンボー嫉妬の攻撃」3話
「ヨウが意識を失う」4話
「デスリンボー撃破」4話
第三幕(結末):「アーが言葉を話す」5話
「ヨウの意識が戻る」5話
「悪魔の存在を村中に広める」5話
@感想@
3章の3幕構成です。そろそろ複雑になってきました。特徴としては、第二幕前半の「ラブコメ」と投げやりに記されている部分です。過去の私はなんと不親切な人物なんだっ!この構成は『3章1話執筆後』に書きました。
【4章レアリィ編、3幕構成】
第一幕(発端):「悪魔討伐の準備中」1話
PP1:「ラディの計画変更(Kインシ)」→「悪魔討伐早まる」1話
「悪魔討伐の経緯(Iインシ)」2話
第二幕(中盤)前:「デスリンボーと遭遇、対決」3話
「デスリンボーが上級悪魔に」3話
MP:「ソーリー復活」3話
「レアリィ団全滅」3話
「ソーリーが上級悪魔に」3話
第二幕(中盤)後:「人間VS悪魔VS悪魔」4話
PP2:「ソーリーが大樹を切り崩す」4話
「ソーリーによるデスリンボー撃破」4話
「レアリィ落下」4話
第三幕(結末):「生き残ったレアリィ」5話
「通りすがりの村人に遺言」→「上級悪魔は人間の手には負えない」5話
「ソーリーによる村支配」→「2章での腹いせで悪政的」5話
@感想@
4章の3幕構成です。これは結構いい感じかな。特徴としては、最初から標的がデスリンボーであるところですかね。それでいて、似た特徴を持つ1章よりも書きやすかったです。この構成は『4章2話執筆中』に書きました。
【5章デスリンボー編、3幕構成】
第一幕(発端):「ソーリーによる村支配」→「ゴオがデスリンボーの元へ」1話
「ゴオはレアリィから意思を託されていた(Iインシ)」4章
「デスリンボー傷心中」1話
「宇宙に旅立つ準備中」1話
「仲間不信」1話
PP1:「ソーリー討伐を持ち掛けられる(Kインシ)」→「最終的にふたりは協力」1話
「ゴオの無謀な欲望に感心したため」
第二幕(中盤)前:「リンボーヒール村の惨状」2話
MP:「怒りの妖精アイム」2話
「敗者消失の術によりアイム消滅」2話
第二幕(中盤)後:「ソーリーと対面」3話
PP2:「最終決戦」→「ゴオが悪魔の剣を使い決着」4話
「デスリンボーが我が身を犠牲に隙を作る」4話
「事前にもう1度だけ仲間を信じる的な描写」4話
第三幕(結末):「デスリンボー宇宙へ」5話
「ゴオも巻き添えにして連れていく」5話
「仲間不信は解消」5話
@感想@
5章の3幕構成です。本編と構成が乖離していますね……。イレグラ戦なんて構成時点ですら全く考えていない展開ですよ。構成自体の特徴は、第一幕の情報過多が目につきます。というか構成の時点で、会話だけのシーンが多すぎるんですよこれ。次に3幕構成を作るときには気をつけねば。この構成は『5章執筆前』に書きました。
【全体、3幕構成】
第一幕(発端):「ソーリーがデスリンボーを倒す」1章
PP1:「デスリンボーの支配」→「ソーリーの支配」1章
第二幕(中盤)前:「ソーリーの刺客がデスリンボーを襲う」2,3章
MP:「デスリンボーの仲間不信を明かす_(ロボに頼る)」3章
第二幕(中盤)後:「ソーリーの刺客がデスリンボーを襲う」3,4章
PP2:「ソーリーに騙されていた人々」→「4章主人公により事実が明るみに(Iインシ)」4章
第三幕(結末):「5章仲間と共闘(Kインシ)」5章
「ソーリーを撃破」5章
「仲間不信解消」5章
@感想@
最初に載せた綺麗な全体構成のプロトタイプ。ソーリーが2章で封印されない世界線の構成ですね。混合しそうになったので捕捉しますが、『事実の明るみ』はソーリー個人の悪事を村中に知らせることであり、3章構成の『悪魔の存在を広める』は悪魔の存在を村中に知らせることです。この構成は『1章のどこかor2章執筆前』に書きました。
【テンプレ】
第一幕(発端):「」
PP1:「」→「」
第二幕(中盤)前:「」
MP:「」
第二幕(中盤)後:「」
PP2:「」→「」
第三幕(結末):「」
@感想@
見づらいテンプレ表ではありますが、よければどうぞ。綺麗な全体構成はこの自作テンプレ表を改変したものなので、テンプレ表自体がありませんでした。……これを使うくらいなら自作した方が快適だと思いますけどね。
【各章の役割_(早く決まった順)】
1章&5章「メインストーリー」
4章「5章への導入」
2章「際立つキャラ」
3章「仲間不信誘発」
@感想@
各章の役割です。元々はソーリーへの復讐劇なので、1章と5章だけでも物語は成り立つんですよね。2~4章はストーリーを盛り上げるための演出みたいなものです。まあ、各章で盛り上がって、メインストーリーの影が薄くなるという結果に終わりましたけどね。1話完結こそが至高なのは間違いない。
【最後に】
これにておまけ要素は終わりとなります。皆さんお楽しみいただけましたでしょうか。私は制作秘話やらの自伝的なものは好きですし、自分語りも好きなので、こういうおまけ的なものを書いてみたいと思っていました。文章の見栄えも気にすることはないですし、本編の3倍くらいは筆が乗っております。欲望の開放って感じ?おまけ付き小説が流行るといいですね。
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