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ダークウィッチは試したのだ、アダムとイブの子がタリズマンを扱える事が出来るかを。

 ダークウィッチはそんな感情などはあまり持たないらしいがこのダークウィッチは違ったのだ。

 ムニカとカレンがさらわれた時、殺すのをやめたダークウィッチがいた。

 それはこのグングニルの力が彼らに備わっている事を証明してみせたのだ。


 ムニカとカレンはそれを奪還して逆にダークウィッチを倒していったのだ。なかなかの策士である。

 

 地面に降り立った二人、すると高速移動でカレンに飛びかかる者がいた。

 獲物を狙うジャガーみたいな感じだ。


  それはポエムであった。

 涙を目に浮かべぎゅーと抱き締めた。

 「しんぱいしたよぉ」


 その時ドォーンと大きな音が鳴り響く。

 雷のようだ。否あれは炎獄のような音。

 ダークウィッチと誰しも思った。


 しかしそれはブラックゴーストの集団であった。

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