第三章1太古の星
砂漠と化した住宅街の真ん中上空に大量のダークウィッチが飛んでいる。
コストコもビックリな多さである。
それを囲んでブラックゴースト隊が攻撃魔法を放っている。
しかし当てても当ててもそいつらはびくともしなかった。
「なんなんだ!? いつもの奴らより違うのか?」
ブラックゴーストの隊員は叫んだ。
その途端空にダークウィッチ達が集まり一塊となって合体し始めた。まさに鉄人28号の好敵手ブラックオックスのような姿である。
驚くべき事にその黒い物体から顔が二つ生えてきた。
グツグツ煮えるカレーの泡の様に現れたるその顔面は人間の顔なのかも分からない。
「「我、生まれしリリスの子」」
その物体は人間の言葉を発した。
しかしその声が男と女の声を合わせたような響きがある。
「「我、生まれしアダムの子」」
その物体がまたも言葉を話す。
その場にいた者はあまりの出来事に言葉を忘れただ空中の巨大で丸いぼこぼこを見ている。
「「我が同胞を屠りし汝らに我々が鉄槌をくだす」」
とにかくやっつけないといけないと皆は思い、一斉に攻撃を仕掛けた。
だがその物体にいくら魔法の攻撃を加えても銃で攻撃しても空気に攻撃したかのようにすり抜けるだけであった。
「「魔力を使う者マルドゥクの星の元に産まれた我々にその力を戻せ、それは我々の物だ。太古により奪ったその力この星に逃げた貴様らの先祖どこに逃れようと奪い返す、そしてこの星は我々の星とする」」
色々な出来事が起き謎の物体の謎の言動の困惑するしかなかった。
だがその時。
「「貫け!!単眼神の
空から重力の力によって巨大な槍が球体の身体を指し貫いた。
真っ黒な槍に金でルーン文字が刻まれていた。
これはいったい……。
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