第13話 聴取
13-1 連行
葵を載せたパトカーは、
<首相・高田>
を乗せて、走り出した。高田の不審な動きを抑え、又、逃亡等を防ぐために、今回は、葵は当然のごとく、高田の隣の後部座席に座った。代わりに助手席には、制服姿の警官が乗った。
葵はやがて、逮捕されて、
<容疑者>
になるであろう高田に話しかけてみよう、とは思わなかった。しかし、取り調べの段階では色々と、聞くことにはなるだろうし、今は、とにかく、不審な動きがないかを注意深く、見ている必要があった。
現在の段階では、高田はまだ、任意同行の段階である。国会議員には、不逮捕特権が憲法によって保障されている(憲法第50条、国会法33条)ので、葵達はまだ、高田を逮捕できていない。
しかし、このパトカーが走り出そうとするその時点で、情報を聞きつけたマスコミが、車の周囲を取り囲む形になっていた。また、それまで、国会中継のために、国会内で動いていたマスコミ陣が、そのまま、高田の連行-公式には<任意同行>であるものの-を中継する中継陣に変わったことは言うまでもない。
しかし、カメラと取材メモを持参した取材記者の中である。その状況の中では、高田が逃亡を企てることができないのも又、事実であろう。
「逮捕状は、おそらく、近いうちに出るやろうな」
国会議員に不逮捕特権があるとは言っても、現行犯逮捕には、それが適用されない他、
<院の許諾>
(憲法第50条、国会法33条)があれば、逮捕できるのである。
与党の民政自由党としても、党首にして、首相である高田が事実上で逮捕である
<任意同行>
になっても、なお、逮捕を許諾しない、となれば、すでに、今日の時点で厳しくなっているであろう
<社会>
からの、同党への厳しい目はさらに厳しくなるであろう。
「高田さん、あんた、政治生命だけでなく、半ば、人生、終りはったな」
葵は、自身の左隣に座り、先程から苦虫を潰したような高田の表情を見つめつつ、内心にて呟いた。
国会議事堂から、警視庁本庁舎まで、既に、道の両脇には、多くの報道陣が詰めかけていた。中には、普段では、滅多に見れない好奇心をそそる
<大事件>
を見るというか、さらに、格好をつけて言えば、
<歴史の1頁の証人>
となるべく、その現場の瞬間を見ようと、歩道に駆け付けて来たマスコミ以外の人々もいるに違いない。車窓から外を見るに、スマートフォンを構える人々が大勢いる。そこに写された動画、画像は、
<歴史の証人>
として、多くの人々に保存され、また、
<ツイッター>
<FACEBOOK>
等で拡散されて行くのだろう。
・国会議事堂-警視庁本庁舎
は、そう遠い距離ではない。パトカーは、15分程で、-やはり、既に予測していたものの-大勢の報道陣が詰めかける桜田門に到着した。
パトカーが停車すると、葵は、高田を誘導して下車させ、本庁舎内へと連れ込もうとした。
しかし、大勢の報道陣が
<人垣>
というか、巨大な
<城壁>
のようになり、出入り口へと容易に進めない。
<城壁>
からは、様々な声が投げかけられた。
「首相、今回の件について、一言、お願いします!」
「首相、今度の件について、説明してください!」
「首相、一国のリーダーとして、説明責任を果たされないんですか!」
葵は叫んだ。
「報道陣のみなさん、すみません、道を通していただけませんか。すみません、おねがいします!」
葵のこの声に呼応して、周囲の制服警官達が、報道陣をかき分け、葵と高田のために道を作った。2人は、漸く、何とか、庁内に入ることができた。
その後、すぐに、
<道>
は塞がり、報道陣が、今度は、出入り口を囲んですぐに
<城壁>
となった。彼等、彼女等は、盛んに庁内へと入って行く葵と高田等に向け、カメラのフラッシュをたいた。
勿論、葵は、彼等彼女等に背を向けていたものの、記者たちの意のままにたかれるフラッシュの激しさを感じながら、庁舎内へと進んだ。
勿論、この光景は、
<生中継>
で、日本全国、ひいては、全世界に配信されていた。
池袋の会社に勤める原田行雄は、仕事の休憩時間中、職場の近くの喫茶店にて、このニュースを知った。
喫茶店の大型テレビは、いつもの如く、月並みな国会中継を放送していたところ、民主労働党からの質問によって、全く予想もしない方向へとその内容は変わってしまった。
行雄にとっても、突然のことだったとはいえ、このニュースは、大変な好奇心をそそられる
<大ニュース>
であることは間違いなかった。
行雄は、テレビのニュースの内容が変わると、自分自身のスマートフォンを背広のポケットから取り出し、インターネットニュースをも確認してみた。
インターネットの画面には、
・高田首相、任意同行で、警視庁本庁舎へ NEW
・高田首相、警視庁本庁舎に入庁、事情聴取へ LIVE
等の項目が並んでいた。
行雄としては、職場での日々の実態もあり、
<外国人参政権>
には批判的な方であった。しかし、妻の遥はどうであろうか。彼女は息子の幸作に、
「みんなと仲良く、特定の相手に、意地悪しないで」
と言っていた建前、行雄とは、違った考えをしているかもしれない。ただ、所謂、
<外国人集住地区>
には、ある種の不気味さ、というか、近寄りがたさを感じているので、
・<社会>=各<個人>の日々の生活
を定義する強制力である
<政治>
に外国人が参加することには、所謂、
<肌感覚>
では、何かしら抵抗を感じているのかもしれない様子であった。
行雄にとって、職場での外国人労働者といえば、午前中も、外国との電話の通訳で、優秀な外国人女性社員が活躍していた。彼自身は、なかなか、そのレベルに達することができない。
それこそ、自身の
<肌感覚>
からすれば、自身が
<社会>
の脇役になる日が近いことは感じられていた。
そんな状態の中、なお、
<社会>
の主役として、行雄を守ってくれているのは、
<外国人参政権>
を認めない、<民政自由党>の現政権であったとも言えた。
しかし、今日、その政権をリーダーとして担う首相が、事実上、逮捕された。行雄が
<肌感覚>
故に、依存していたものが、大きく崩れようとしているのかもしれなかった。
行雄は、色々と内心で思いつつも、スマートフォンの時計が、既に、昼休みの終わりの時刻に近づいていることに気づいた。
「おっと、いけない。戻らないと、怒られてしまうぜ」
そう言うと、行雄は、会計を済ませると、急いで喫茶店を出た。その背後で、店内のテレビが、
「先程、衆議院が、高田首相の逮捕を院として許諾しました」
という解説を流しているのが聞こえた。
いよいよ、状況は大きく動くようである。しかし、行雄としては、まずは
<労働>
という、それこそ、日々の
<日常>
へと戻らねばならなかった。
行雄は、足早に自身の会社のオフィスへと戻っていった。
13-2 自白
葵に連行されてきていた高田は、警視庁内の取調室の中に座らされていた。2人の制服警官が彼女を監視していた。
まだ、逮捕はされていないものの、最早、逮捕されたも同然であった。他方、楓によって緊急逮捕された土田は、別の調べ室に入れられていた。
一瞬にして、国家の最高権力者から犯罪被疑者へと転落した高田は、何と言ったらよいのか、既に、半ば、顔色が生きている感じを失っていた。机の上には、湯吞に入れた茶が置かれているものの、それが淹れられた時から、まったく口にしていない。何をする気もなくしてしまっているようであった。土田も、別室で同じ状態であった。
取調室の戸を叩く音がして、戸が開いた。
<逮捕状>
を手にした玉井が入室し、さらに、続いて葵が入室した。
玉井は、逮捕状を高田の眼前に突き付け、言った。
「もう、お分かりですね。貴女に逮捕状が出ました。今、この時点で、劉仁宏氏殺人の容疑者として、貴女を逮捕します」
高田は、覚悟はしていたものの、やはり、現実に
<逮捕状>
を突き付けられたショックから、改めて、顔色を変えた表情となった。
葵が言った。
「高田さん、今から、貴女の取り調べを行います。まずは、こちら、公安課の玉井警部から、聴取させていただきます」
この声を聞くと、玉井は、机を挟んで、高田と向き合って、椅子に座った。
高田は既に、葵の
「高田さん」
という呼び方、つまり、
<首相>
という肩書がないことに、自身の身が転落したことを改めて、自覚させられた。
玉井が口を開いた。
「まず、単刀直入にうかがいますが、劉仁宏氏に対する殺害意図は何でしたか」
高田は、答えた。
「さっきの国会答弁の時に聞いたでしょう。あの通りです」
聞かなくても、既に分かっているでしょう、との態度で、高田は答えた。
「つまり、現在まだ、外国人参政権への批判が、社会風潮的に一定程度、強い中で、外国人への政治参加を認めない方向に政治を導くと同時に、あなた方の民政自由党よりも右の愛国誠民党に票が流れるのを防ごうとしたわけですね」
「そうよ」
高田は、淡々と答えた。最早、何の言い逃れもできないことを悟っているのであろう。
「但し、我が国の経済は既に、定住外国人の労働力だとか、低賃金労働者がなくては、成立しないのは分かっているでしょう。私達、民政自由党としては、中小企業を含め、企業経営者等を中心として支持層を固めている党。経営者さん達だって、低賃金労働者としての外国人労働者は不可欠な存在。それを、外国人参政権が認められて、彼等彼女等の声が強まるのは困るだろうけど、かといって、低賃金労働者がいなくなっては困るはず」
このように状況を改めて説明した高田は、更に続けた。
「そこで、我が党としては、外国人参政権は認めないものの、一定程度、外国人の立場に配慮-勿論、これは、経営者目線の話だけど-する姿勢をとることによって、支持層を繋ぎとめようとしていたのよ」
玉井は更に、疑問を高田にぶつけた。
「しかし、愛国誠民党は、<外国人排斥>を主張していますよね。外国人労働者が低賃金労働者としていなくなったら困る、というのが経営者層にとって困るというのであれば、経営者層の支持について考えた場合、愛国誠民党のことは然程、気にならないのでは?」
「愛国誠民党が強くなった場合、外国人労働者を排斥して、そこに日本人を入れようとするでしょう。そうした主張に魅力を感じる有権者もいるかもしれない。一時的とはいえ、そうした主張に魅力を感じて、票が流れるのを防ぎたかった」
玉井は改めて問うた。
「民政自由党の政権を守りたかったと。しかし、劉仁宏氏を殺害したのはやりすぎというか、全く犯罪ですよね。ばれれば、それこそ、今日のようになることは予測できたでしょう。
そうしたことへの全体像の他、凶器の米国××社製ライフルのこととか、まだ、聞くべきことがあります。これから、そのこともお聞きします」
「はい」
全てを悟った高田は、そのように返答する以外になかった。
<首相>
という、国家の最高権力者の地位を失い、今や単なる
<犯罪被疑者>
となった高田初江の姿がそこにはあった。
13-3 全体像
「高田さん、繰り返しますが、劉仁宏氏を殺害という全くの犯罪、一体、何の必要があってのことなんですか」
「それも、民政自由党の政権を護るためなのよ。劉仁宏氏は、我々のライバルであって、このままでは、論戦の結果として、<外国人参政権>が成立する可能性もなきにしもあらずだった」
「つまり、貴女が首相としての論戦で、劉仁宏氏を抑え込む自信がなかった、ということですか?」
高田は沈黙した。
「どうなんですか?」
玉井は改めて、問うた。
「はい」
高田は、改めて観念したように答えた。傍らの葵は、思わず、表情が怒りの表情になるのが、自身でも分かった。しかし、まだ、自身の聴取の順番ではないので、怒りのまま、傍らで、高田をにらんだ。
「分かりました」
玉井も、この回答は大体、予測はしていた。
「高田さん、土田長官、いや、元長官と親戚関係にありますよね。その関係についても、聴取の必要があります」
「何を聞きたいの?」
「我々としては、元首相としての貴女の人脈で、国家ぐるみの犯罪がなされたと考えざるを得ないんです。宜しければ、貴女がここへ来る決めてとなった例の料亭<H>での、音声、もう一度、お聞かせしましょうか」
高田はまたも、一瞬、顔色が変わった。自身で自身を追い詰めることになった音声を、再度聞く気にはなれなかった。
高田は口を開いた。
「土田慎一はね、もう、分かっているでしょうけど、我々の親戚なんです」
高田は説明をつづけた。
「父の妹が、土田の家に嫁いだけれども、姑との折り合いが悪くて、離婚して、当時、勿論、子供だった慎一を連れて、分籍したの」
「ふむ、それで」
「だけどね、慎一は、優秀だった。私の地元は私の実家の高田家と土田家を中心にまとまっているところでもあるので、私が、政治家に打って出ようとしたとき、うちの実家は、
より手堅く、国家権力を手にしたいと思っていた」
これだけでは、何のことかよくわからない。しかし、玉井、そして、傍らの葵は、そのまま、話を聞いた。
「私の実家だって、呉服の株式会社を営む、経営層。勿論、経営や商いは、我々の会社だけで成り立つわけではないし、色々な方面に人脈等は持っていた。だので、高田家の娘である私が、民政自由党から出馬して、政治権力を握れば、経営者層目線の政治がなされるだろう、とのことで、私への期待は大きかった。地元の人々も、高田家のお嬢様が、政治のエリートコースに乗る可能性があるとはすばらしい、と喜んでくれたし、色々と応援してくれた」
しかし、それが、親戚の土田との関係に、それこそ、どのように関係するのか?
「で、かの土田のことだけどね」
高田は、土田が収容されているであろう、別の取調室がある方向を一瞥すると、言った。
「分籍したとはいえ、頭も良いし、学校での偏差値も高かった。そこで、高田家と、分籍された土田家との間で、何と言うか、トップ同士の密談がなされたのよ。そして、両家の合同で援助しようという動きが、私が政治家になる前から、あった」
玉井が改めて問うた。
「どんな援助?」
「分籍した母子は生活が苦しいようなので、慎一が大学に行きたければ、学士は出す。その代わり、土田家や、元いた高田家のために、国家の要職につくように、と言ったのよ。生活が苦しかった母子はそれを受け入れた」
「それで、土田元長官は、公安課をはじめ、警察のエリート組になり、長官にまでなったんですね」
「その通りよ」
「お聞きしますが、土田元長官の出世について、何等かの政治的手心等はありましたか?」
「さあ、どうかしら?私が政治家になる前のことですので」
この点については、いずれ、捜査がさらに進めば、明らかになることであろう。玉井は、高田への事情聴取に話を戻した。
「私は、その後、地元の選挙区から当選して、その後、民政自由党の党首にまでなり、首相にもなった。全国の、それこそ、日本の経済は動かしている経営層には、私の主張に賛同する者も多かったし、私自身が、経営層の出身であったこともあって、そうした背景に押されて、首相にまでなった」
「土田元長官と貴女は、いずれも、国家権力のトップにまでなった。2人で半ば、国家を独占したとも言える。この前の料亭<H>での会話では、<世界創世教>がポイントになっていたようですが、この点はどうでしょうか」
「それはね、バカなチンピラの利用だったのよ」
「?」
玉井は、一瞬、怪訝な表情となったものの、どういうことか、と問い直した。
「劉仁宏氏を殺害したあの2人は、地元のチンピラでした。周りに迷惑をかけていたとはいえ、地元では、互いに気心の知れた仲とのことで、地元警察も本格的には動かず、半ば、放任されていた。だけど、ある時、ある暴力事件である人に、ひどいけがをさせてね、それでとうとう、その人が怒って、刑事告訴しようとした。それを、地元の和を保とうとして、高田家から、かなりの金を持ち出して、代わりに刑事告訴を取り下げてもらったということがあったの」
田舎にある、互いが顔見知りであることから来る一種の
<甘え>
というものであろう。
「だけど、その後も、あの2人はまともな正業に就こうともしなかったし、周囲の地元の人々への迷惑でもあったので、それこそ、町の名士として、地元をうまく運営するために、地元から切り離すことにしたのよ」
「で、どのようにしたわけ?」
「秘密の任務として、つまり、高田家の別動隊として、又、国家権力の別動隊として、愛国的勢力として、<世界創世教>の看板を背負う組織の一員になれって言ったの」
しかし、いくら、
<バカなチンピラ>
とはいえ、抵抗を示さなかったのだろうか。
この問いに対し、高田は答えた。
「2人には、世界創世教に入らないならば、以前の暴力沙汰の件で、再び、刑事告訴される、と脅した。君等は高田家のおかげで助かったんだ、それを忘れれば、犯罪者として刑務所でみじめなことになる、とね。法律やら人権やらがまるで分らない、彼等は従わざるを得なかった」
全体像が徐々に見えてきた感がある。
「ふむ、それで」
玉井は続きを話すように促した。
「それこそ、何もわからないチンピラ風情の2人だからね。<世界創世教>の一員になれば、我々から毎月、一定の給料も出る、と言うと、むしろ、喜んで我々の提案を受け入れたのよ」
「だいたいのことは分かって来ました。で、<世界創世教>の所謂、<教祖>って、一体誰なんですか?」
「教祖はいません、我々のダミー組織なので」
しかし、外国人の多い地区等では、
<世界創世教>
のポスター等が目立つ。どうやって、そこここにポスターを貼る等の作業をおこなっていたのか。
「日本国内の愛国者気取りの右翼団体等に依頼して、夜間、あまり、人が通らない時等に貼らせていたのよ。そもそも、不気味とも言える地区等には、夜間は殆ど人通りがないし、汚れた状況が半ば、一種の常識と化しているから、おかしなポスターを貼っても、不審には思われないでしょうし」
そうした作業には、どのようにして、報酬が支払われていたのか?
「私の実家やら、実家の経営している呉服屋、或いは、土田家のトップから、金が出ていたのよ」
「政治資金の形で?」
「違う。右翼団体のフロント企業に商いの関係であるかのように見せかけて、口座に入金していた」
傍らの葵が口を開いた。
「<教祖>にたどり着けないのは、言うなれば、貴女が教祖だったからですね」
「そうよ」
カルトを取り締まる国家の側が、カルトの親分だったわけである。<教祖>にたどり着けないのは当然であった。勿論、警察庁長官としての土田慎一の、捜査への圧力もあったに違いない。高田は、こうした形で、警察権力を利用し、土田はかつての高田、土田両家への<恩義>を返していたのであろう。
「事件の全体像は大体、分かりました。ここからは、捜査一課の山城葵警部補が、凶器等、劉仁宏氏殺害について、現場レベルの問題での聴取を行います」
そういうと、玉井にかわり、葵が取り調べを行なうべく、玉井と席を代わった。
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