こんにちは。
恋と罪悪感の二重の意味でドキドキするお話ですね。
印象に残ったのは、第1話で春翔くんが去っていった描写のあとで「廊下でそれを誰かが見ていたなんて気付かずに。」という場面です。
別の誰かがいたように感じられて、「取ったでしょ」と問い詰められるシーンを想像してしまい、思わず緊張しました。
だから、最後には心からホッとしました。本当に良かったです^^
読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
いらっしゃいませ。
お読み頂き、お星様、そして、応援コメントとても嬉しいです。ありがとうございます!
第一話の、誰かが見ていたというのは春翔のことだった訳ですが、ここで種明かしをするわけにもいかず、一人称ですからこの書き方になりました。余計な誤解を与えてしまいますでしょうか?
改稿前と後と読ませてもらいました。
個人的な意見を書かせてもらいますね。
長いマフラーを二人でかけているカップルを見たことがないし、そういう発言を男子は言わないと思うので、その部分が削除されているのは良いと思う。
その五分後──私はまだ知らない。
が具体的になんなのかを追加したのでしょうか?
私はこの文章で終わったほうが、余韻が残って好きです。帰り道、夕焼けの中を、自転車を押す二人。恥ずかしそうな女の子と、話しかけている男の子の映像を、読者が想像する楽しみがあります。
なので、その後の文章はもう少し前に組み入れてはどうでしょうか?
花香さんの満足する仕上がりになるといいですね。応援しています。
作者からの返信
そわ香さん!
二度もしっかり読んでいただき本当にありがたいです!!!
一度目もちゃんと覚えてくださって……とても嬉しいです。
長いマフラーは確かにご指摘の通りそんなカップルいないって感じですよね。個人的にはちょっと惹かれるんですけれど諦めて消しました。
それからラストのことですが、改稿前、
『
「あの日。僕のマフラー、持って帰らなかった?」
「み、見てたの?」
「教室覗いたら、僕の席のところで女子生徒がしゃがんで隠れてるのに気付いたんだ。なんだか気になって、気付かないフリして教室から出て、誰だろうと待ってたんだ。そしたら僕のマフラーを大事そうに抱えて走っていく岸田さんが見えた」 』
という部分がラストではなく、春翔が告白する前にあったのです。
でも、『マフラーを持っていったのを見ていたと告げるのは、正しい少年のすがたではありません。(笑)ちゃんとした男の子は、実は知っていたことは内緒にして女性に恥をかかせない。心で自分への好意を確かめて自分から告るものなのです。』
というご指摘を受けまして、確かにその通りではあるなと思い、告白するときには春翔からマフラーのことは言わないように改稿しています。
それでも私の悪あがきなのですが、本当は知ってたんだよ、ということを読者に伝えたくて、五分後、知っていたことを告げられるという形にしました。
主人公の変態チックなところもわかっていながら付き合うことになったということで、「ある意味、本当に気持ちが通じた瞬間かもしれない」という一文で終わってます。
確かに余韻を残すというのを考えると二人で歩いている場面で終わるのは魅力的です。
でも、種明かしをしたくて!
一人称だとどうしても相手の想いを地の文で書くことができないので、こういう形になってしまいました。
貴重なご意見なのですが、最後のセリフを入れないと春翔がマフラーを持って行ったのが主人公だとわかっているのが伝わらないのではと思って入れてます。
なかなか満足のいく仕上がりにするのは難しいですね。
エネルギーがあればもう少し考えてみようと思います。
本当に貴重なご意見、ありがとうございました!!
教室の好きな人の忘れ物抱き締めちゃいますよね。返したくないですよ。彼の匂い。
なんか気持ち悪いですね、私。
素敵な恋のお話たくさん読ませて貰って心がHAPPY になりました。
作者からの返信
akasarasaさん
コメントありがとうございます!
実は私、匂いフェチなんです。なので生まれたお話でした。
なので、akasarasaさんのこと気持ち悪いなんて全然思いませんよ! お仲間、と勝手に喜んでいます!
こちらこそ一気に作品を読んで頂き、もうakasarasaさんに足を向けて寝られません。無理されたんじゃないですか?ちょっと心配してます。
でも心がハッピーになられたのであれば、それ以上嬉しいことはありません。
本当にありがとうございました!