第9話 明日への願い(5)

 5人は玉座の裏に戻ってきた。裏では3つの石板が光り輝いている。全部揃ったら、何が起こるんだろう。


 サラは風の石板を床にはめた。すると、風の石板は光り輝き、床と一体になった。


 サムは大きく息を吸い込んだ。まだ半分を過ぎた所だ。全部集めるまでは気が抜けない。


「あと3つ!」

「まだまだだわ。頑張りましょ!」

「うん」


 5人は次の扉に向かった。次の扉は今までの扉の向かいにある。その扉には光の印が刻まれている。この先には光の石板があると思われる。


 5人は扉を開け、中に入った。この洞窟には錆びたレールが敷かれている。まるで閃光の祠の側の廃坑跡のようだ。


「ここもまた洞窟か」

「そうみたいだな」


 5人は洞窟を進み始めた。だが、すぐに敵が襲い掛かってきた。2匹の黒いオオカミと3匹のドラゴンの戦士と動く石像とドラゴンの賢者だ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。7匹は大きなダメージを受け、2匹の黒いオオカミと1匹のドラゴンの戦士は体がしびれた。


「星の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。7匹は大きなダメージを受け、ドラゴンの賢者は少し表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 ドラゴンの賢者は魔法で巨大な火柱を起こした。だが5人はびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。ドラゴンの賢者は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは空高く飛び上がり、雷を帯びた爪で何度も引っかいた。ドラゴンの賢者はますます表情が苦しくなった。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、サムとレミーは苦しみ出し、倒れた。


「食らえ!」


 もう1匹のドラゴンの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。7匹は大きなダメージを受けた。ドラゴンの賢者は倒れ、動く石像は目が回った。


「死ね!」


 動く石像はサムをわしづかみにしようとした。だが、目が回っていて、簡単によけられた。


「大地の裁きを!」


 バズは魔法で大きな地響きを起こした。6匹は大きなダメージを受け、2匹の黒いオオカミは少し表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。6匹は大きなダメージを受け、2匹の黒いオオカミは表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、2匹の黒いオオカミはますます表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黒いオオカミは倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。残った黒いオオカミは倒れた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、マルコスとバズは苦しみ出し、倒れた。


「食らえ!」


 もう1匹のドラゴンの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、サラの皮膚は硬く、槍が真っ二つに折れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとバズを復帰させた。


「グルルル・・・」


 続けてサラは灼熱の炎を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、3匹のドラゴンの戦士は少し表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 動く石像はレミーをわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。レミーは一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「星の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、3匹のドラゴンの戦士は表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。4匹は大きなダメージを受け、3匹のドラゴンの戦士はますます表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。1匹のドラゴンの戦士は倒れた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、レミーとバズは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、レミーとバズを復帰させた。


「ギャオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。3匹は大きなダメージを受け、2匹のドラゴンの戦士は倒れた。


「死ね!」


 動く石像はマルコスをわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。マルコスは一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「雪の裁きを!」


 続けてバズは魔法で猛吹雪を起こした。動く石像は少し表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。動く石像は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。動く石像はますます表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。動く石像は倒れた。


「相変わらず敵が強いな」


 マルコスは息を切らしていた。だが、疲れたとは言ってられない。まだ半分を過ぎただけだ。それに、王神龍とも戦わなければならない。


「頑張りましょ!」


 サラは4人を励ました。まだまだ戦いは終わっていない。王神龍を封印して初めて終わる。それまで気を抜いてはならない。


「うん」


 5人は気を取り直して進み出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。黒いオオカミと4匹のドラゴンの戦士と動く石像とドラゴンの賢者だ。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 続けてバズは魔法で強烈な雷を落とした。7匹は大きなダメージを受け、4匹のドラゴンの戦士は体がしびれた。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。7匹は大きなダメージを受け、ドラゴンの賢者は少し表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 ドラゴンの賢者は魔法で大量の隕石を落とした。だが5人はびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ドラゴンの賢者は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ドラゴンの賢者はますます表情が苦しくなった。


「死ね!」


 黒いオオカミは目を赤く光らせた。突然、マルコスとレミーとバズは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。7匹は大きなダメージを受けた。ドラゴンの賢者は倒れ、動く石像は目が回った。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。6匹は大きなダメージを受け、黒いオオカミは少し表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。6匹は大きなダメージを受け、黒いオオカミは表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は大きなダメージを受け、黒いオオカミはますます表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。黒いオオカミは倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは空高く飛び上がり、氷を帯びた爪で何度も引っかいた。だがドラゴンの戦士はびくともしない。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、4匹のドラゴンの戦士は少し表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。5匹は大きなダメージを受け、4匹のドラゴンの戦士は表情が苦しくなった。


「ここで死ね!」


 動く石像はレミーをわしづかみにして、地面に強く叩き付けた。レミーは一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「大地の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大きな地響きを起こした。5匹は大きなダメージを受けた。1匹のドラゴンの戦士は倒れ、3匹のドラゴンの戦士はますます表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは空高く飛び上がり、炎を帯びた爪で何度も引っかいた。更にもう1匹のドラゴンの戦士が倒れた。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、2匹のドラゴンの戦士は倒れた。


「グルルル・・・」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。動く石像は少し表情が苦しくなった。


「死ね!」


 動く石像はサラをわしづかみにしようとした。だが、目が回っていて、簡単によけられた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。動く石像は表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 続けてバズは魔法で猛吹雪を起こした。動く石像はますます表情が苦しくなった。


「とどめだ! 炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。動く石像は倒れた。


 サラは前を向いた。その先には洞窟の出口がある。その先には誰かの部屋があるようだ。よく見ると、鏡や棚がある。


「出口だ!」

「誰かの部屋かな?」


 マルコスは驚いた。洞窟の先にこんな部屋があるとは。


「急ごう!」


 5人は出口に急いだ。だが、あと少し都の所で敵が襲い掛かってきた。3匹の黒いオオカミと3匹のドラゴンの戦士と黒いドラゴンとドラゴンの賢者だ。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。8匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 続けてバズは魔法で強烈な雷を落とした。8匹は大きなダメージを受け、2匹の黒いオオカミと2匹のドラゴンの戦士は体がしびれた。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。8匹は大きなダメージを受け、ドラゴンの賢者は少し表情が苦しくなった。


「雪の裁きを!」


 ドラゴンの賢者は魔法で猛吹雪を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。


「食らえ!」


 マルコスは空高く飛び上がり、炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ドラゴンの賢者は表情が苦しくなった。


「死ね!」


 黒いオオカミは目を赤く光らせた。突然、マルコスとレミーとバズは苦しみ出し、倒れた。


「食らえ!」


 ドラゴンの戦士はサラを突いた。だが、サラの皮膚は硬く、槍が真っ二つに折れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。8匹は大きなダメージを受け、ドラゴンの賢者は倒れた。


「グルルル・・・」


 黒いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。


「大地の裁きを!」


 バズは魔法で大きな地響きを起こした。7匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「雪の裁きを!」


 続けてバズは魔法で猛吹雪を起こした。7匹は大きなダメージを受け、3匹の黒いオオカミは少し表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、3匹の黒いオオカミは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。黒いオオカミは倒れた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。更にもう1匹の黒いオオカミは倒れた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、サムとレミーは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、サムとレミーを復帰させた。


「グルルル・・・」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。5匹は大きなダメージを受けた。残った黒いオオカミは倒れ、黒いドラゴンは目が回った。


「ギャオー!」


 黒いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 バズは魔法でマルコスを回復させた。


「星の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、3匹のドラゴンの戦士は少し表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。4匹は大きなダメージを受け、3匹のドラゴンの戦士は表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ドラゴンの戦士は倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。更にもう1匹のドラゴンの戦士は倒れた。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受けた。残ったドラゴンの戦士は倒れ、動く石像は氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。動く石像は表情が苦しくなった。


「とどめだ! 炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。動く石像は倒れた。


 洞窟を抜けると、そこは誰かの部屋のようだ。とても広い個室だ。床にはじゅうたんが敷き詰められていて、机や椅子、本棚がある。誰の部屋だろう。


「ここは?」

「誰かの部屋だ!」


 サムは驚いた。こんな所にどうして個室があるんだろう。


 と、サラは机に上にある写真が目についた。


「写真が飾ってある」


 サラは写真をよく見た。学生時代の集合写真のようだ。どうやら修学旅行の時のようだ。


「お母さんの若い頃?」


 サラはマーロスに似た女が目に入った。これはひょっとして、マーロスの学生時代の写真だろうか?


「そうみたいだね」


 マルコスもその写真を見ていた。若い頃はこんな姿だったんだ。その頃はどんな性格だったんだろう。


「このボロボロの服の男の子は?」


 サムはボロボロの服を着た男の子が気になった。顔はあざだらけで、元気がなさそうだ。


「わからないな」


 バズは首をかしげた。この子は一体誰だろう。


「でも、なんだか王神龍に似てると思わない?」


 その少年を見て、サムは王神龍に似ていると感じた。ひょっとして、ロンの学生時代の姿じゃないかな?


「言われてみれば」


 サラも思った。あの時見た王神龍と似ている。サラもその少年はロンじゃないかと思った。


「ひょっとして、ここは王神龍の部屋じゃない?」


 突然、サラは思った。ここは王神龍の部屋で、普段はここにいるんじゃないかな?


「そうかもしれないな」


 バズはバルコニーを見た。バルコニーからは風が強く吹いている。開けっ放しのようだ。そして、バルコニーには何かがある。


「ん?」

「どうしたの?」


 サラはバルコニーを見ているバズが気になった。どうしてバルコニーを見ているんだろう。


「バルコニーに石板がある!」


 バズはバルコニーの石板を指さした。今までと違って、バルコニーに石板があるのか。


「本当だ!」


 5人はバルコニーに向かった。相変わらず風が強い。


「取ろう!」


 5人はバルコニーの前に立ち、石板を取った。だが、取った途端、強烈な雷が落ちた。


「な、何だ?」


 5人は雷に驚いた。そして、それと共に、黒いサンダーバードが翼をはためかせて降りてきた。5人を狙っているようだ。


「取ろうとすると出てくるのか!」

「やってやろうじゃん!」


 バズは拳を握り締めた。黒いサンダーバードが襲い掛かってきた。


「雪の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが黒いサンダーバードは氷漬けにならない。


「氷の裁きを!」


 続けてバズは魔法で氷漬けにした。それでも黒いサンダーバードは氷漬けにならない。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。だが黒いサンダーバードはびくともしない。


「ギャオー!」


 黒いサンダーバードは強烈な雷を放った。5人は強烈な雷を受け、マルコスとサムとレミーは一撃で倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。だが黒いサンダーバードは目を回さない。


「炎の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な火柱を起こした。黒いサンダーバードの体に火が点かない。


「雪の裁きを!」


 続けてバズは魔法で猛吹雪を起こした。それでも黒いサンダーバードは氷漬けにならない。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。黒いサンダーバードはびくともしない。


「ギャオー!」


 黒いサンダーバードは強烈な雷を放った。5人は強烈な雷を受け、マルコスとサムとレミーとバズは一撃で倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーとバズを復帰させた。


「グルルル・・・」


 続けてサラは灼熱の炎を吐いた。それでも黒いサンダーバードはびくともしない。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。黒いサンダーバードの表情は変わらない。


「炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。それでも黒いサンダーバードの表情は変わらない。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。だが黒いサンダーバードの表情は変わらない。


「ガオー!」


 黒いサンダーバードは強烈な雷を放った。5人は強烈な雷を受け、マルコスとサムとレミーとバズは一撃で倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。黒いサンダーバードは非常に大きなダメージを受け、一気に表情が苦しくなった。


「とどめだ! 星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。黒いサンダーバードは消えた。


「何とか倒したみたいだな」

「うん」


 黒いサンダーバードが消えると、部屋の中央に魔法陣ができた。どうやらこれで戻るようだ。


「戻ろう!」

「うん!」


 5人は魔法陣に乗り、玉座の裏に戻った。残るはあと2つ。あと2つ集めたら何が起こるんだろう。

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