第4話 岬の秘境(7)

 洞窟の先は、溶岩の海だ。その中央に、細い道がある。溶岩からは煙が出ている。


「蒸し暑いわね」

「まるで霊峰の神殿みたいだ」


 サムはナツメ火山の神殿を思い出した。そういえばこんな火の海があったな。


「気を付けて行きましょ」

「うん」


 5人は細い通路を歩き始めた。


「怖いわね」

「崩れてこないかな?」


 バズはおびえていた。今までこんなことがよくあった。今度も崩れてくるんじゃないか? そして、溶岩の中から強い敵が現れるんじゃないか?


「怖いこと言わないの」


 サラは注意した。何事にも恐れずに突き進んでいこうと思っていた。


「うん」


 半分まで進んだところで、突然、大きな音がした。


「な、何だ?」


 バズは後ろを向いた。すると、道が崩れて溶岩の中に落ちていく。5人は驚いた。


「崩れていく!」

「急ごう!」


 5人は対岸の洞窟の入り口に向かって走り出した。洞窟の中は暗い。その先には何があるんだろう。


「早く! 早く!」


 5人は更に急いだ。その間にもどんどん道は崩れていく。5人は後ろを見ずにただただ前に進んでいった。


 およそ1分走って、ようやく対岸に着いた。細い道は全部崩れて、溶岩が広がっている。


「何とか逃げ切ったわね」


 5人はその先に進もうとした。だが、大きな音を立てて扉が閉まった。


「扉が閉まった!」


 バズは驚いた。まさかまた閉まるとは。


「また強い敵か!」

「倒さないと先に進めないパターンってか」


 バズは今までの神殿や祠の仕掛けから襲い掛かってくるんじゃないかと思った。案の定、巨大な敵が襲い掛かってきた。炎をまとった巨大なかまいたちだ。


「まさか、これが旋風神カイ?」

「なわけないだろ? 襲い掛かってくる時点でおかしいもん」


 サラはあのかまいたちが旋風神カイじゃないかと思った。だが、マルコスは違うと答えた。世界を救おうとしている5人に襲い掛かってくるはずがない。力を貸してくれるはずなのに、どうして襲うんだろう。


「じゃあ、やってやろうじゃないか!」


 バズは腕をまくった。やる気満々だ。


「うん!」


 サムもやる気満々だ。巨大な炎のかまいたちが襲い掛かってきた。


「水の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な水柱を落とした。だが炎のかまいたちはびくともしない。体力が高いようだ。


「ギャオー!」


 巨大な炎のかまいたちは両腕の刀を使って目にも止まらぬ速さでマルコスを切り裂いた。マルコスは一撃で倒れた。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。だが、氷漬けにはならず、びくともしない。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。だが炎のかまいたちはびくともしない。


「肉食魚よ、出でよ!」


 バズは巨大な肉食魚を召喚し、噛みつかせた。巨大な炎のかまいたちは少し痛がった。だが、巨大な炎のかまいたちにはあまり効いていないようだ。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でマルコスを復帰させた。


「ガオー!」


 巨大な炎のかまいたちは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、それだけではびくともしない。


「それっ!」


 レミーは姿を消して、上空から氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちは驚いたが、びくともしない。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは少し凍えたが、それでもびくともしない。


「覚悟しろ!」


 巨大な炎のかまいたちは両腕の刀を使って目にも止まらぬ速さでサラを切り裂こうとした。だが、サラの皮膚は硬く、全く歯が立たない。


「肉食魚よ、出でよ!」


 バズは魔法で肉食魚を召喚し、噛みつかせた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。あまりにも体力が多すぎる。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎のかまいたちはびくともしない。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「食らえ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。巨大な炎のかまいたちは元気を取り戻した。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。だが巨大な炎のかまいたちはびくともしない。


「氷の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。だが、巨大な炎のかまいたちは氷漬けにはならず、びくともしない。


「水の裁きを!」


 サムは魔法で大洪水を起こした。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。巨大な炎のかまいたちは元気を取り戻した。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが巨大な炎のかまいたちはびくともしない。


「覚悟しろ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなった。


「氷の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなったが、氷漬けにはならなかった。


「癒しの力を!」


 巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。回復はしたものの、少し表情が苦しい。魔力が切れてきて、思った以上に回復することができなかった。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちはますます表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な炎のかまいたちは前かがみになった。


「癒しの力を!」


 巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復させた。だが、魔力が切れ、あまり十分に回復することができなかった。少し表情が苦しいようだ。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。


「氷の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。巨大な炎のかまいたちは更に表情が苦しくなり、氷漬けになった。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な炎のかまいたちは倒れそうになった。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは倒れた。


「なんとか倒したわね」

「先を急ぎましょ」


 5人は先に進んだ。その先には暗い洞窟がある。この洞窟の先に旋風神カイがいると信じて。


 5人は洞窟の中を進んでいた。洞窟の中は暗くて、下り坂になっている。出口の光が全く見えない。


「下り坂だね」

「だとすると、この先に旋風神カイ様が?」

「そうかもしれないわね」


 バズが少し期待したその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと炎のムササビと2羽のセイレーンの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎のムササビは体がしびれた。


「炎の裁きを!」


 セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「氷の裁きを!」


 サムは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしないし、氷漬けにならない。


「星の裁きを!」


 もう1羽のセイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。セイレーンの魔法使いは少し表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは倒れた。炎のムササビは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。レミーは倒れ、マルコスの体に火が付いた。


「ギャオー!」


 もう1匹の水色のドラゴンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「星の裁きを!」


 セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、炎のムササビとセイレーンの魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。


「グルルル・・・」


 もう1匹の水色のドラゴンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、1匹の水色のドラゴンは氷漬けになった。


「ガオー!」


 氷漬けにならなかった水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが水色のドラゴンはびくともしない。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷漬けになっていない水色のドラゴンを何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは更に表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。氷漬けになっていない水色のドラゴンは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。残った水色のドラゴンは表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。水色のドラゴンは更に表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは倒れた。


 しばらく歩いていくと、光が見えてきた。


「光だ!」


「今度こそ旋風神カイ様の所か?」


 バズは少し期待した。ようやく目的の場所に着けると思った。


「わからないけど、行ってみよう」


 4人はサラの後に続いて走り出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと炎のムササビと2羽のセイレーンの魔法使いとムササビの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「雪の裁きを!」


 サムは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は再び大きなダメージを受け、炎のムササビは氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「炎の裁きを!」


 もう1羽のセイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は再び大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。


「天の裁きを!」


 ムササビの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。5人は大きなダメージ受け、マルコスは体がしびれた。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。ムササビの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。ムササビの魔法使いは倒れ、炎のムササビは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。


「ギャオー!」


 もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のムササビは倒れた。


「星の裁きを!」


 セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。


「氷の裁きを!」


 もう1羽のセイレーンの魔法使いは4人を氷漬けにした。4人は大きなダメージを受けたが、氷漬けにならなかった。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、2羽のセイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 水色のドラゴンはサラに噛みついた。だがサラにはあまり効かなかった。


「ギャオー!」


 もう1匹の水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、2羽のセイレーンの魔法使いは倒れた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。


「グルルル・・・」


 サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「ガオー!」


 水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 もう1匹の水色のドラゴンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でサムを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。マルコスとレミーの攻撃も食らった水色のドラゴンは倒れた。


「グルルル・・・」


 残った水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「氷の裁きを!」


 サムは魔法で水色のドラゴンを氷漬けにした。水色のドラゴンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。


「とどめだ! 天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンは倒れた。


「見て! 光が!」

「本当だ!」


 サムが前を見ると、光が見える。5人はほっとした。5人は光の射す方へ向かった。

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