第7話 真実(4)

 細く長い階段を抜けると、開けた所に出た。その部屋は明るく、天井にはシルフの壁画がある。


 そこには、魔導士の服を着た女がいた。その女は、村長の娘にそっくりだ。その女は、とても美しい姿だ。その女は、神龍教の信者であることを示すペンダントを首にぶら下げている。そのペンダントを見て、サラは神龍教の信者だとわかった。


「もだがて、村長の娘?」


 サラは今さっき見た村長にそっくりなことに気づいた。彼女を見た時、村長の娘じゃないかと思った。


「そうよ。お待ちしていましたわ。私、風の神龍魔導士のバーディ。あなたが、偉大なる創造神王神龍様を封印する4人ね。だが、これ以上は行かせないわ。残念だけど、あなたたちはここで死ぬ運命なの。覚悟しなさい!」


 バーディは涼しげな表情で答えていた。バーディは自信に満ちていた。神龍教の信者に入り、新しい力を身につけた。もう誰にもかなわない。


「どうして神龍教の信者になったんだ?」


 マルコスは怒っていた。邪教の信者になったバーディが許せなかった。


「過酷な労働をさせられたからよ。私の働いていた工場で不具合が発生した。そのせいで毎日残業が続いた。その影響で、私は注意力が欠け始めた。それが原因で先輩に怒られ続けた。私はそんな会社にいらないと思い、自殺したの。でも、それを救ってくれたのが、偉大なる創造神王神龍様だったわ。だったら、そんな会社、なくなればいいと言ってくださった。何と素晴らしい考え」


 バーディは笑顔を見せた。憎む人間を王神龍の生贄に捧げることができたからだ。


「そんなこと、許せない!」


 サムは拳を握り締めていた。人間の憎しみに漬け込み、信者を増やして人間を絶滅させようとする神龍教が許せなかった。


「人間は素晴らしい。国を作れるし、法律を定めることができる。だが、捨てることも、傷つけ、殺し合うこともできる。人間は世界を破壊させる存在なのだ。だからこそ、滅ぼす必要がある」


 バーディは怒りに満ちていた。自分を死に追いやった人間が憎い。そんな人間はみんないなくなればいいと思っていた。


「そんなの無茶だ。だからこそ殺すなんて!」


 サラも怒っていた。人間を殺すことが許せなかった。互いに思いやりを持ちながら生きていくのが正しい人間としての生き方だと思っていた。


「平和な世界のためならしなければならないことだ。わかるか?」

「そんなの平和じゃなく、破壊だ!」


 サムは反論した。サムはとても怒っていた。人間を平和のために殺すことが許せなかった。


「そんな奴、許さん! ぶっ殺してやる!」

「かかってこい!」


 マルコスは拳を握り締めた。バーディが襲い掛かってきた。


「食らえ!」


 レミーは姿を消し、頭上からバーディを斬りつけた。だがバーディはびくともしない。


「天の怒りを!」


 バーディは4人の頭上に強烈な雷を落とした。その雷は今までのよりはるかに強く、マルコスとレミーは早くも表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で溶岩を起こし、バーディを飲み込ませた。バーディの体に火が付いたものの、バーディはびくともしない。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。それでもバーディはびくともしない。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。それでもバーディはひるまなかった。さすがは神龍魔導士という感じだ。


「天の裁きを!」


 バーディは4人の頭上に強烈な雷を落とした。マルコスとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となり、すぐにマルコスとレミーを復帰させた。


「この世界を作り直して、人間を絶滅させるなんて、許せない!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。なかなかバーディはびくともしない。


「ほほう。それでも偉大なる創造神王神龍様に逆らうのか?炎の怒りを!」


 バーディは魔法で強烈な火柱を起こした。マルコスは大きなダメージを受け、体に火が付いた。


「それっ!」


 レミーは分身してバーディを斬りつけた。バーディはよけることができなかった。バーディの表情は変わらなかった。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。バーディは少し苦しそうな表情を見せた。だがすぐに気を取り戻した。


「殺してやる!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。バーディの表情が少し変わってきた。


「死ね! 風の怒りを!」


 バーディは魔法で強烈な竜巻を起こした。だがあまり効かなかった。


「炎の怒りを!」


 サムは魔法で灼熱の火柱を起こした。バーディは少し苦しくなったが、すぐに持ちこたえた。


「えいっ!」


 レミーは姿を消し、頭上から斬りつけた。だがバーディにはあまり効かなかった。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。バーディの体に再び火が付いた。


「天の裁きを!」


 バーディは魔法で4人の頭上に雷を落とした。4人は大きなダメージを受けた。レミーは体がしびれ、マルコスは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスはバーディの後ろに回り、炎を帯びた爪でひっかいた。バーディの表情が少し苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは分身してバーディを斬りつけた。バーディの表情が更に苦しくなった。

「ガオー!」


 サラは激しい炎を吐いた。バーディの体のあちこちに火が付いた。


「雪の裁きを!」


 バーディは魔法で猛吹雪を起こした。4人はまた大きなダメージを受けた。レミーは表情が苦しくなり、マルコスは倒れた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で4人を回復させた。マルコスとレミーは気を取り戻した。


「とりゃあ!」


 レミーは姿を消して、バーディの頭上から斬りつけた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥になってマルコスを復帰させた。


「炎の裁きを!」


 バーディは魔法でレミーを炎の渦に包みこんだ。完全に気を取り戻していたレミーは一気に表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。バーディの表情がより一層苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは8匹に分身してバーディを斬りつけた。


「炎の怒りを!」


 サムは魔法でバーディを炎の渦に包んだ。バーディは肩を落として息を切らしていた。


「なかなかやるわね。それなら、私の本当の姿を見せてあげる。私の歌声で命を失い、あなた方を永遠の闇に葬ってあげるわ。覚悟しなさい!」


 その時、バーディの背中ら白い羽が生えてきた。服は脱げ、バーディの体が大きくなった。バーディは羽をはためかせ、宙に浮いた。


 セイレーンとなったバーディが襲い掛かってきた。


「天の裁きを!」


 サムはバーディの頭上に雷を落とした。だが全く効かない。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。それでも全く効かない。


「効かない・・・」


 サムは驚いた。どんな攻撃も効かないからだ。


「闇のバリアだ」


 サラは闇のバリアのことを知っていた。闇の力を極めた魔獣だけが使うことができる技だった。


「よくわかったな。いかなる攻撃も、そのバリアは破れぬ。ただ苦しむだけだ。さぁ、永遠の闇に葬ってあげましょう。」


 バーディは自信気だった。絶対勝てると思っていた。


「くそっ・・・」


 サムは絶望した。もうかなわない。ここで息絶えるしかない。サムは涙を流していた。


「もうだめだ・・・」


 マルコスも絶望していた。あれだけ頑張ってきたのに、このまま人間は絶滅してしまう運命なのか。マルコスは悲しくなった。


 その時、1人の魔導士がやってきた。その魔導士は今までに見たこともない服装だ。魔導士は自信気な表情で歩いていた。


「悪を切り裂く聖剣の力!」


 魔導士は杖を両手で持ち、天に掲げた。すると、杖は光を発した。その光は大きくなり、やがて魔導士の何倍もの大きさの剣の幻となった。


「思い知れ!」


 魔導士は空高く飛び、剣を振り下ろした。


「どりゃあ!」


 剣が地面につくと、光の波が起こった。その波はセイレーンまで届き、セイレーンのバリアを引き裂いた。


「な・・・、なんだと!? バリアがなくなるとは・・・」


 バーディは予想外の出来事に開いた口がふさがらなかった。


「バズ?」


 サラが振り向くと、そこにはバズがいた。だが、服ががらりと変わっていた。見たこともない服装だ。バズがこんな姿になって戻ってきたことに驚いていた。


「今は何も言わないで! 詳しいことは奴を倒してからにしよう!」


 バズは冷静だった。今はバーディを倒すことに集中しよう。


「わかった」


 サラは冷静になった。ここは冷静になってバーディを倒そう。


「癒しの力を!」


 バズは魔法で5人を回復させた。5人は完全に体力を取り戻した。バズは聖魔導として覚醒した時に回復魔法も使えるようになった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で雷を落とした。雷に弱いバーディは大きなダメージを受けた。


「えいっ!」


 レミーは姿を消して空中から斬りつけた。


「食らえ!」


 マルコスは電気を帯びた爪でひっかいた。バーディは再び大きなダメージを受けた。


「ガオー!」


 サラは強烈な雷を吐いた。バーディは少し苦しくなったが、すぐに気を取り戻した。

 バーディは歌を歌った。だがその歌は、聞いた人の命を奪う恐ろしい歌だ。


「うっ!」


 突然マルコスは倒れた。バーディの歌を聞いたからだ。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。バーディの表情が少し苦しくなった。


「とりゃあ!」


 レミーは姿を消して電気を帯びた刀で斬りつけた。


「死ね!」


 マルコスは電気を帯びた爪でひっかいた。バーディはますます表情が苦しくなったが、すぐに何もなかったかのように気を取り戻した。


「グルルル・・・」


 サラは雷を吐いた。バーディは大きなダメージを受け、体がしびれた。


「ほれっ!」


 バーディはマルコスに向かって体当たりした。だが、体がしびれていて、あまり強くなかった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。バーディは大きなダメージを受けた。


「炎の力を!」


 サムは魔法で強烈な火柱を起こした。バーディは再び大きなダメージを受け、今度は体に火が付いた。


「それっ!」


 レミーは姿を消して頭上から斬りつけた。バーディは更に表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは電気を帯びた爪でひっかいた。バーディは大きなダメージを受け、息遣いが荒くなった。


「ガオー!」


 サラは雷を吐いた。バーディはますます苦しくなった。


「ラララ・・・」


 バーディは歌を歌った。今度はサムとレミーが倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。バーディの体に再び火が付いた。


「食らえ!」


 レミーは姿を消して、頭上からひっかいた。レミーはよけることができなかった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を起こした。バーディは更にしびれた。


「炎の怒りを!」


 サムは魔法で灼熱の火柱を起こした。バーディは苦しんだ。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。


「殺してやる!」


 バーディはレミーをわしづかみにして、急降下した。レミーは頭を強く打ち、倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは分身してバーディを斬りつけた。バーディはますます表情が苦しくなった。


「死ね!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。バーディの体のあちこちに火が付いた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で頭上から強烈な雷を落とした。バーディはますます息が荒くなった。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。バーディは何とか耐えていた。


「ラララ・・・」


 バーディは歌を歌った。だが誰も死ななかった。表情が苦しくなってきたからだ。


「天の裁きを!」


 バズはバーディの頭上に強烈な雷を落とした。


「炎の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な火柱を起こした。


「食らえ!」


 レミーは姿を消して頭上から斬りつけた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪でひっかいた。バーディは目がうつろうつろになった。

「とどめだ!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。バーディは倒れた。


「お前は、誰だ」


 バーディの声がとぎれとぎれだった。バーディはその少年が誰か知っていた。かつての神龍魔導士で、神龍教を裏切ってサラの仲間になったバズだ。どうしてここにいる。バーディは問いたかった。


「バズ。聖魔導、バズ、クライド。ホーリーネーム、聖バゾス卿」


 バズは自分が誰なのか話した。バズはとても冷静だった。


「だとすると・・・、その技は・・・、その技は・・・、悪を切り裂く・・・、聖なる・・・、力・・・」


 バーディは息絶えた。


「バズ・・・」


 サラは驚いた。バズが本当に帰ってきたからだ。夢のことは本当だった。


「どうしたの?」

「ダハーカに認められ、悪の道を選んだ過去を捨て、聖魔導として覚醒したんだ」


 バズは捕らえられた後、何が起こったか思い出していた。


「あの壁画・・・、水の神殿にあったあの壁画・・・」


 サラは水の神殿の壁画を思い出していた。聖魔導とはまさにこのことだった。


「そうだ」

「確か、世界に危機が訪れた時にだけ現れる最強の魔導士だ。誰にも負けない圧倒的な魔力を持ち、光の剣、セイントカリバーで悪を切り裂くと呼ばれている。」


 サムは聖魔導のことを思い出しながら説明した。


「バーディが死ぬ間際に言ってた、悪を切り裂く聖なる力って、このこと?」

「うん。」


 バズは自信気に答えた。聖魔導として覚醒した時、自分の使命に目覚めたからだ。


「バズ! すごいよ、バズ!」


 サラは最強の魔導士になったバズをほめたたえた。


「ありがとう」


 バズは蛇のような細い舌を出して喜んだ。


「あれが、シルフのオーブか。さぁ、早く手に!」


 その奥には、空色のオーブがあった。シルフのオーブだ。まるで今日の青い空のように鮮やかに輝いていた。


 サラはシルフのオーブを手に取った。すると、シルフの声が聞こえてきた。


「急に呼び出してごめんね。私は風の精霊、シルフ。実はあの声は、私だったの。そなたにしてほしいことがあるの。それは、人間を滅亡させないこと。世界はもうすぐ王神龍の手によって作り直され、新しいエデンが築かれて、人間が消滅してしまう。だが、私は感じたの。サラ・ロッシというドラゴン族の女が4人の魔族とともに王神龍を封印して、世界を、人間を救うと。王神龍が世界を作り直すことができるようになるには、人間の言霊を食べる事が必要なの。でも、食べる量は決められており、1日1人の言霊が限度なの。そして、誰もそのことを知らない間に時間が過ぎていった。そして、今日を含めてあと8日で新たな世界を作れるまで強くなった。新しい世界の誕生を防ぐためには、王神龍を倒すことしか方法はない。でも、王神龍を倒す事は、不可能な話。なぜならば、王神龍は、神だから。封印するしか方法がないの。封印するためには、それは、4大精霊と呼ばれている私とノームとウンディーネとサラマンダーが『カイザーマジック』という合体魔法をかけるの。それを解き放つためには、『ドラゴンに眠りしカイザーフォースよ。今こそそのフォースを解き放ち、我に力を与えよ!』と唱えるの。これで、私たちを召喚する事ができるの。そして、私たちがこの全世界の生きる物の世界平和への祈りを受け、カイザーフォースを解き放つ事。これによって、あなたは金色のドラゴン、カイザードラゴンになる事ができるわ。カイザードラゴンの解き放つゴールデンブレスを使えば、神を封印することができるはずよ。それはドラゴン族のサラ、そなたしかその魔法の効果がない。それは、遠い昔から『魔獣の王』と呼ばれたドラゴン族のみが持つ技だから。でも、王神龍を封印するために必要なものは、それだけではないの。王神龍の居城のアカザ城には結界が張られているの。それを打ち破るには、この世界の7大要素、火、水、地、風、光、闇、時のそれぞれをつかさどる最高神の力が必要なの。まずは、炎の最高神、マグスに会いに行きなさい。この近くのナツメ火山の炎の神殿にいるはずよ。さぁ、今度は7大要素の最高神を探しに行きなさい。この世界のためにも、人間のためにも、王神龍を封印して。人間の未来は、君たちの手にかかっているのよ。頼んだわよ、サラとその仲間たち」


 シルフは王神龍のことについて語った。どうして神龍教が王神龍に人間の魂を捧げているのか、世界が作り直されるまであと何日か。


 サラはその時、あの夢のことを思い出した。あの夢の通りだ。あの夢で周りにいたのは精霊達だ。そして、あの黒いオーブは封印された王神龍なのか。サラは思い浮かべていた。


「バズ、どうして聖魔導になれたんだ?」

「『思いやりの心』を持ってたからだよ。神龍教に連れ去られた時、白竜団が神龍教に襲い掛かってきたんだ。襲撃することに成功したんだけど、白竜団の1人が捨て身の攻撃をして死んだんだ。それを悲しんでたらダハーカっていう神様が現れて、僕を聖魔導として任命したんだ。悪の道を捨てて、聖魔導として生きなさいと。まさか僕がこうなると思ってなかった。でも、任命されたからには平和を取り戻さないと。それが聖魔導の使命だから。」


 サラは感心した。これぞ今の人間が持つべき理想の心だと。バズはまさにその模範だ。自分もこれだけの心を持たねば。


 シルフのオーブの後ろには、魔法陣があった。これに乗れば、入り口まで戻れるはずだ。


 5人は魔法陣に乗った。すると、辺りは青白い光に包まれた。どこにワープするんだろう。


 青白い光が消えると、そこはナツメビレッジの手前の森の中だ。


「なるほど、ここに出てきたのか」


 サムは驚いた。祠の入り口に戻ると思っていた。


「さぁ、早くナツメ火山に行きましょ。火の神殿に炎竜神マグスはいるらしいよ」


 サラはドラゴンに変身し、4人を乗せた。目的地はナツメ火山。炎の神殿がある場所だ。


 新たなエデンを迎えるまであと8日。5人はナツメビレッジを後にした。ここからは7大要素の最高神を探し、その力を得るたびとなる。それらは、世界各地に点在する神殿にいるという。まずは、炎の最高神、炎竜神マグスのいる、炎の神殿に向かうことにした。炎の神殿は、ここから少し北に行ったところのナツメ火山の頂上付近にあるという。

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