第12話 その身の価値

 エスメラルダの身体は羽のように軽くなったかと思うと、鉛のように重くなった。

 そして今。地面に縫いとめられ、空を仰ぐ。


 エスメラルダは誰かに尋ねていた。


「空の果てってどんなところかしら?」


「果て? そんなもの、あるはずがない」


 答える人の顔を、エスメラルダは見る事が出来ない。何故ならその人は、太陽を背にして立っているからだ。


「この世は有限だが、神は無限の可能性を与えて下さっている。だから、果てなどない。果てを感じたら、つまり自分はそこで終わる人間だという事だ」


 神の名を持ち出すのに、彼ほど似つかわしくない者はいないように思える。だからエスメラルダは笑ってしまう。

 とても懐かしい人のように、エスメラルダは感じた。甘えたいと思うけれどもエスメラルダは不器用でそれを表現できない。


 それがもどかしかった。

 いつもいつもそうだ。


 本当の意味で両親に甘えられたのは物心つく前だったし、それ以降はいつも神経を張り詰めていた。

 両親。ランカスター。レーシアーナ。マーグ。

 誰もエスメラルダの孤独を知らない。


 だけれども、この人になら甘える事が許されると思った。


 名前は、何と仰るの?


 聞こうとしたら、唇で言葉を奪われた。

 熱い接吻。甘く、激しく、狂おしく。


 この感触は知っている。この甘さは知っている。そしてこの熱も。


 唇が離れたとき、エスメラルダは自分が耳まで熱を持っている事を知った。

 きっと顔は茹ったように真っ赤なのだろう。


 笑われるのが怖かった。

 それなのに、太陽がまぶしすぎて彼の顔を確かめる事が出来ない。


「『花』を摘んだわね!?」


 泣き出したいのを堪えてエスメラルダは言った。


「何故なの?」


「理由なんか無い。お前がいて、俺がいて。そう、自然な事だ。嫌だったか? 不自然だったか? 違うだろう?」


 彼は笑いを堪えながら言う。エスメラルダは益々苛立ち、噛みつくように言う。


「その自信たっぷりなところ、嫌いだわ」


 彼は今度こそ遠慮せず、声たてて笑ってから、言った。


「俺は俺の何処そこが嫌いだと断言できるお前が好きだ」


 エスメラルダは何を言っても無駄な人種がいるという事を学んだ。そして少し休憩しようと思った。

 地面に座り込もうとすると彼は何処からtともなくハンカチーフを出して地面に敷いてくれる


「有難う」


 地面は特別汚いとも思わなかったが、気遣われてまで仏頂面をする程、エスメラルダは子供ではなかったと言うことだ。


 一生懸命笑顔を作ろうとする。

 自分にあるのは笑顔だけ。


 だけれども、彼は言った。


「無理して笑う必要は無い。泣いたり喚いたりしていいんじゃないか? 女が心置きなく泣けるように、俺達男がいる。抱き締めて、泣き顔を他人から隠して、しっかり守る為に。その為に男はいるんだ。だから泣いても良いし、喚いても良い」


 エスメラルダは顔を上げた。


 ランカスター様?


 そう呼ぼうとして、青年がランカスターに似てはいるが全く別人だと悟る。


「……フランヴェルジュ様?」


 エスメラルダは目を覚ました。そこは全く知らない世界だった。

 見知らぬ天蓋。白金色のそれは天上の世界を、神の中の神、人が主と呼ぶ一柱のおわすアーニャの地をモチーフにしているのだがエスメラルダはそこまで気付かず、ただただ緑の目を瞬いた。


 此処は、一体?


 絹のシーツに包まれた羽毛布団は柔らかい。クッションも一つ一つ職人のプロ意識が込められている様な精緻な刺繍が施されていた。


 そして自分の手を握っているのは。


「フランヴェルジュ様……」


 フランヴェルジュは眠っている。呼びかけると、エスメラルダの左手に結ばれているフランヴェルジュの右手が動いた。


 何故括りつけられているの?


 赤い布でしっかりとくくりつけられた、エスメラルダとフランヴェルジュの手首。


 やがて、金色の長い睫毛が揺れ、彼は目を開けた。


「エスメラルダ……?」


 呼ぶ声は掠れていた。


「はい、フランヴェルジュ様」


 エスメラルダははっきりと返事をする。頭がすっきりしているようで、だが何処か帳のかかったような場面があるのも確かだ。


「フランヴェルジュ様。此処は……?」


「ちゃんと説明すると長くなる。自分が倒れたのは覚えているか? マーグという侍女は機転が利く。夜、町医者に駆け込むよりレーシアーナに頼んで城の医師を呼んだんだ」


 倒れた? このわたくしが?

 考えると酷く頭が痛んだ。思い出すのを嫌がるように。


「それでブランシールにまず知らせがいった。その後が俺。寝台型の輿でお前を城に運ばせ、俺の部屋に隠した。それから医師達の治療が始まったんだが、昨日の夜が山場だといわれてな、俺は一日風邪を引いた事にしてお前の腕と俺の腕を括りつけた。こんなまじない、迷信だと解っているがな」


 淡々と、フランヴェルジュが話す。そのフランヴェルジュの顔には隈がくっきりと刻み込まれていた。


「迷信?」


 エスメラルダの言葉に、フランヴェルジュは驚いた声を上げる。


「知らないのか? 生死の境に立つものが生の世界に帰る事が出来るよう、生の世界の人間と手首をくくりつけるんだ。赤い布でな」


「わたくし、そんなに悪かったのですか?」


 エスメラルダには実感が無い。

 苦しんだ記憶もない、ただワインを飲んでいたら目覚めたら王の居室だったという……。


「今日で五日目だ。ずっと熱にうなされていた。見ているこちらが辛かった」


「フランヴェルジュ様……何故貴方はそこまでしてくださるのです?」


 エスメラルダの言葉に、フランヴェルジュは瞠目した。


「まさか、気付いてないのか?」


 まじまじと見詰められてエスメラルダは咄嗟に顔に手をやった。


「? わたくしの顔に何かついているのですか?」


「違う、そう言う意味じゃない」


 フランヴェルジュは空しくなってくる。

 この娘は! こっちがどれ程真剣か気付いてもいないのだから!!


「俺は、お前が好きなんだ……!!」


 言いながらフランヴェルジュはクッションに顔を埋めた。


 エスメラルダの顔を見たくなかった。

 きっと、ちゃんと理解しないだろう。


 ぽつり、雨が降る。

 ぽつり、ぽつり。温かい雨。


 フランヴェルジュは顔を上げ。

 そして、驚いた。


 エスメラルダが泣いているのだ。

 声立てず、ぽたぽたと涙を零しているのだ。


 エスメラルダは寝台の上で半身を起こして座り込んでいるのだが、彼女の膝の隣でフランヴェルジュは突っ伏していたのだった。

 だから涙の雨の被害をまともに受ける羽目になる。


「何で泣いているんだ? 俺の事が泣く程嫌だと?」


「ちっ、違います!」


 エスメラルダは慌てて言った。


「わたくしは……わたくしは、ご免なさい……」


 自分はフランヴェルジュの事をどう思っているのだろう?


 解らなかった。


 だけれども、春の夜会で逢ったときのような猛々しい気持ちは抱いていない。

 征服したいという気持ちは消えていた。

 征服されたいという気持ちがわいていた。


 でもそれは何というものなのだろう?


 エスメラルダはまだ余りに子供過ぎた。

 人間としての成長は、それなりに遂げている。頭も悪くない……恋愛が絡まぬ限りは。

 ランカスターはエスメラルダを外の風から守りすぎた。女神として崇め奉っていた。

 エスメラルダを十代の少女として扱わなかったのだ。


 だからエスメラルダは混乱する。

 胸の中で、シャンパンの泡のように気持ちが生まれぶつかり、弾け、消える。エスメラルダが口にする前に。


 だから、言葉が出ない。


 この涙は何なのかしら?


 ただ強烈に思う。

 嫌われたくない──!!


 では、自分はフランヴェルジュの赤子が欲しいのだろうかとエスメラルダは考える。発想が飛躍し過ぎている事に気がつかないまま。


 だけれども、彼女の顔に朱が走った。

 アシュレとの未来において、そうなるだろうと漠然と考えていた事柄ではなく、もっと強く熱く生々しく、感じたのだ。


 わたくしは……どうしたいの?


 エスメラルダはあふれ出てくる涙を拭こうともせず泣き続けた。横たわっていたフランヴェルジュがエスメラルダの腰を抱く。横腹に顔を埋めるようにして。


 その温もりは愛しかった。

 そしてエスメラルダはその時、生涯で初めて愛しいという言葉を知った。


 愛しい───イトシイ。

 愛しい───カナシイ。


 一つの言葉に込められた二つの意味を実感し、惑う。


 わたくしはわたくしが解らない。


 その時、くらりと視界が暗転する。フランヴェルジュの腕に抱きつくようにエスメラルダは倒れた。

 空腹だったのである。

 どんなロマンスも、空腹の前では太刀打ちできない。と、言う事で、フランヴェルジュの部屋に四人分の食事が届けられた。

 フランヴェルジュとエスメラルダ、ブランシールとレーシアーナの分である。


 エスメラルダは汗でべたつく服装や髪を気にしていたが、湯浴みはまだ暫く駄目と言われ落ち込んだ。しかし、レーシアーナが寝室から男性陣を追い出し、熱い湯で絞ったタオルで身体を拭いてくれた。そのお蔭でエスメラルダは随分気が楽になった。そしてドレス。

 白の木綿のドレスに精緻な刺繍が施されている。スカート部分の裾から花畑が広がる。


 目眩がするエスメラルダの為に、着替えが終わったとの知らせを受けた兄弟はテーブルごと食事を運んできた。


 楽しい食事だった。

 だからこそエスメラルダは、さっきまでの涙をフランヴェルジュに忘れて欲しいと思う。

 何だか自分が自分でなくて気持ち悪かった。

 エスメラルダは、勝気でおしゃまで少し我儘な、そんな少女でなくてはならないのだと、自分で自分を定義づける。


 本当のエスメラルダはそうではないのに。


 そういう部分がない訳では、勿論ない。

 だけれども、カッティングされたダイヤモンドが何処から見ても煌めいているのと同じで、他の角度から見たエスメラルダも存在するのだ。そして輝いているのだ。


 泣き虫で寂しがりで、嫌われる事を極端に嫌う娘。


 エスメラルダは呪文となりつつあるランカスターの言葉を、心の中で詠唱した。

 泰然とあれ、エスメラルダ。泰然とあれ。


 わたくしはわたくしの弱さが怖い。わたくしは、こんなに弱くは無い筈。


 朝食の席でデザートなど本来はつかぬのであるが、病み上がりのエスメラルダの為にアップルパイが用意された。


 それをつつきながら、エスメラルダはもう、いつものエスメラルダに戻りつつあった。


「ところで、わたくしは何故倒れていたのでしょう? 倒れたときの記憶が、無いのですけれども」


 エスメラルダの問いに、残り三人は皆複雑な顔をする。何処から説明したら良いのだろうと。


「エスメラルダ、お前は酒を飲んだな?」


「お酒……ですか? ああ、ノーブルロット」


 エスメラルダは思い出した。

 レイリエが土産として持ってきてくれた酒だ。確か、レイリエが帰ってからも飲み続けていた。そしてボトル三分の一程残したところで飲むのを止めたのだった。非常に珍しい酒のようだし、また飲みたいと思ったのだ。

 ボトルを置いて、名残惜しい気持ちがしたのを覚えているが、そこから先の記憶は綺麗さっぱりない。


 それを説明すると、三人は安堵した。


「だから助かったんだ。ボトル一本あけていたら死んでいたぞ!」


「でもレイリエ様も飲んで……あ!」


 エスメラルダは思い出した。


 素面しらふでは話しにくいだか話せないだかと言われたのだ。それなのにレイリエは舐めるようにしか酒を飲まなかった。エスメラルダが用意させた林檎ジュースを飲んでいた。


 あの時、思い出せねば大した事ではないのだろうと思った。だがそれは間違いだったのだ。


「侍女のマーグとやらが全部説明してくれた。遅効性の毒だと医者は言った。お前の反応では思い当たる節があるらしい。早速、レイリエを捕縛せねば」


「そのような事……わたくしのような何の身分も持たないものが一人、命を危うくしただけではありませんか」


 フランヴェルジュの言葉に、エスメラルダは瞳を伏せた。


 レイリエという女は国王の叔母。先王の妹。


 かたやエスメラルダは、財産を所有する平民に過ぎず、王の居室で王と当たり前に口をきき、その前で食事まで摂る、それこそ異常な話だ。気が付かずに流されていた己が愚かだった。病み上がりで働かない頭が憎いが、こんな場所でこんなに大切にされていていい身分ではないとエスメラルダは思い至り、しかし、今更畏まるのもおかしな話でどうして良いか脳裏が混乱を呈してきた。


 しかし、その場のエスメラルダ以外の者にとっては身分、そんなことははっきり言ってどうでも良いことで。


「お前……!!」


 フランヴェルジュが吠えかかったその時。

 ぱしん! と、音立ててレーシアーナがエスメラルダの頬をひっぱたいた。


「わたくしは! 冗談でも!! 自分の命の価値を軽々しく扱う人は!! 許せないの!!」


 エスメラルダは頬を押さえた。熱い。


 フランヴェルジュとブランンシールは呆気に取られて、二人の娘の間に視線を行ったりきたりさせている。


「貴女はたった一人のお友達なのよ……!!」


 レーシアーナが泣き出した。


 フランヴェルジュはそっと弟の肩を叩く。

 揃って、二人は寝室を後にし、居間へ向かった。

 自分達より、レーシアーナの方がうまく処理すると思ったのだ。


 レーシアーナがエスメラルダの膝に頭を乗せ咽び泣く。その頭を、エスメラルダは撫で続けた。ずっと、ずっと。


 どれ程時が経ったであろう。

 エスメラルダはうとうとし始めた。

 手が止まり、また動く。


「エスメラルダ……?」


 レーシアーナは顔を上げた。


「ご免なさい」


 唐突に、エスメラルダは詫びる。


「ちゃんと、命を大切にするわ。ご免なさい」


「エスメラルダ……有難う……」


「わたくし、疲れたわ……」


 エスメラルダが言った。


「眠りが足りないのよ」


 レーシアーナは言う。そうかもしれないとエスメラルダは思った。

 五日間も眠っていてまだ眠り足りないなんて、笑いたくなるが瞼が重くて堪らない。

 レーシアーナに手伝われエスメラルダはベッドに横たえられるとすぐに眠りに落ちた。

 その寝顔を、レーシアーナは優しく見つめる。


 倒れたと知らせを聞いた時、自分はどれ程取り乱したであろう。泣きじゃくって、喚いて、レイリエに呪いの言葉を吐いて。


 生きていてくれて、良かった。




◆◆◆

 時計が鳴る。

 居間の兄弟は顔を見合わせた。


「十五時の音か、後三十分で会議だな。エスメラルダも落ち着いたようだし、出るか。ブランシール、お前もだ」


「はい、兄上」


ブランシールは笑顔で答える。


 ブランシールは国王のブレーンとしては若い部類に入るだろう。まだ二十歳にもなってないのだから。

 だけれども、日頃からの勉強が役に立った。

 政と一口にくくられるそれらには税の徴収や年金、保険、医療費、その他の金に関する項目だけでなく、土木治水、ありとあらゆる事があった。だからブランシールは努力した。教わるだけでなく自分から学ぼうとした。


 今、フランヴェルジュは確実に弟を頼りにしていた。

 頭でっかちで歳だけ重ねた老人達をフランヴェルジュはクソ爺と心の中で呼ぶ。そのクソ爺百人分以上の意見の価値があると、フランヴェルジュはブランシールを買っていたのだ。


 その時、寝室からレーシアーナが出てきた。


「わたくしは緑麗館に行って参りますわ。マーグ達が心配しているでしょうから。時々、本当にエスメラルダには吃驚させられます。どうしたら召使達とあんなに信頼関係を築けるのでしょうね?」


 答えを必要としない疑問文。エスメラルダが彼女自身である限り、彼女に仕える者達は比喩でなく命をかけて仕えるであろう。

 不思議な娘だ。そして惹きつけてやまないものを持つ娘。


「では」


 レーシアーナは国王と婚約者の前で正式な礼を取った。未だ家族ではない故に。

 例え国王の居室に天涯孤独の少女を匿うといった秘密を共有していても。





「あ、兄上」


 会議場に急いでいた兄弟は大理石の通路で立ち止まる。会議室とフランヴェルジュの部屋の丁度中間点辺りであろうか。


「ギナス平野の地図を持ってくるのを忘れてしまいました。申し訳ありません。取りに行って参ります」


 畏まる弟の肩に、フランヴェルジュは武人らしい無骨で肉刺だらけの手を置いた。


「今度の事では大分お前に心配かけてしまったからな。疲れているのだろう? 無理させて、すまん。地図の一枚位なくとも会議は……」


「いいえ、なりませぬ。兄上。ギナス平野で取れる皮革を密漁している者達がいる事を確かめた。そして犯人も突き止めてある。後は敵がぼろを出すのを待つだけですが地図はやはり必要かと」


 百聞は一見に如かず、確かに地図があるなしでは会議の進行速度が変わりそうだ。


「解った。俺は先に会議室に行くからな」


「はい、兄上」


 ブランンシールは駆け出した。


 かん! かん! かん!!

 大理石に足音が響く。侍女達が道を開ける。


 ブランシールは部屋の扉に手をかけた。

 書斎へ急ぐ。ああもがさつに見えて、フランヴェルジュは完璧主義者であった。机周りの片付いている事といったら素晴らしい。

 ブランシールはすぐに目的の地図を見つけ、手に取り、確認する。


 その時、隣の寝室から風が吹き込んできた。

 扉の方角を見ながら、ブランシールは固まってしまう。


 しかしそれも一瞬の事。


 ブランシールは動いた。何故かは解らなかったけれども。寝室の扉を暴く。


 黒髪を扇のように広げエスメラルダは眠っていた。呼吸に合わせ胸を上下させながら。

 ブランシールは引き寄せられるようにエスメラルダの顔に手を這わす。そして眠り姫に口づけた。執拗に。


 この女性ひとは兄上のもの……! なのに!!

 でも、『だから』かもしれなかった。


 兄は決して手に入らない。彼らは同母の兄弟であり男同士なのだから。

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