10月12日  PM23:00

PM17:00 自宅を出発

PM17:30 新宿の「俺流塩ラーメン 東南口」着。忘れ物を回収。中身も無事にあることを確認し安心する。お礼にラーメンを食べていこうと思うが、財布を家に忘れていることに気が付く。店員に深謝して退店。

PM17:45 中野着。マイホの下見。北斗無双と海物語の釘が開いていた。

PM17:55 業務終了。

PM18:10  帰宅。財布を回収。

PM18:30 パチンコ実践開始。

PM22:00 本日初の夕食。バーガーキングでワッパージュニアセットとテリヤキバーガー。

PM22:30 帰宅。すぐに入浴。

PM23:00 日記執筆開始。


投資 26,000円(うち現金投資 16,000円)

回収 14,000円(すべて貯玉とする)

収支 -12,000円


パチンコ以外に没頭できるものが必要だ。それを痛感した一日だった。パチンコで負けたからだと思われるだろうが、その通りである。はっきりいって、こんな負けは年間で見たら些事であり、ただの途中経過だ。しかし、俺に残された時間は刻一刻と無くなっていく。会社のお荷物の俺は来年から失職する恐れだってあるのだ。おそらく、こんな生活ができるのも年内だけだろう。そこから先は地獄が待っている、肌感覚で分かる。


俺がパチンコを始めて約7年、それで食うようになって5年が過ぎた。この五年間で得たものは、パチンコのスキルと強い店の情報だ。これを金にする方法もあるが、とうにみんなやっている。はっきり言ってパチンコの勝ち方なんてネットを検索すれば山のように出てくる。いろんな説があるが、すべて正しいと思う。


俺はボーダー派ではあるが、オカルト派を否定しない。パチンコなんて一球勝負のめぐりあわせ。充分に運が作用するものだ。それを呼び寄せるために、より多く試行回数が取れる台を打つためにボーダー派をやっているだけだ。確立なんて操作できないのだから、台を選び「よっしゃ! この台はよく回る! 今日は勝てる!」と思い込めることが大事になると思っている。


何かに興味が出て、それをしようと思ったら、それについての勉強と下調べはするはずだ。俺はパチンコでそれをやっただけだ。しかし、パチンコを打ちすぎて、困ったことが起きた。それは心が動かなくなり、パチンコ以外に興味がなくなってしまっているということだ。パチンコが奪ったもので一番の悪は金ではない。感受性だ。


だからこそ、パチンコ以外に没頭できるものが必要になるのだ。俺の心を取り戻すために。誰かと語り合い、深めあい、巻き起こる喜怒哀楽に身をおける、そんな環境を取り戻すことが必須だ。


こうはいってもパチンコはやめないであろう。プロという名の依存症で中毒者なのだから。しかし、付き合い方を変えたいと思う。なので、明日はパチンコ依存症の駆け込み寺であるリカバリーサポートセンターに電話をしてみようと思う。次の休みには民間でやっている脱依存症の会合に行ってみようかとも思っている。


この決意が揺るがなければいいが、もし明日になって揺らいだらしょうがない。それはそれで、まだその時ではなかったということだ。まぁいいや。おやすみなさい。

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