ショートストーリー 学園行きはほぼ確?

※色々ごっちゃになっていて全くまとまっておりません。ほぼギャグなので『んなんどうでもいいわ』という人は飛ばしてくださって大丈夫です。


―――


レン「うー、寒っ!お嬢、聞いてた話と違います......ガンガン寒いじゃないですか」

ステラ「私を責めないでよ.........今年の秋がおかしいのよ、遠くの大魔術師が氷魔法ぶっ放したとかでこっちにまで被害が.......」

ガイナス「いやしかし、こりゃほんとに寒いな.........」

イレネ「貴族もそうだけど、平民だって冬支度あるでしょうに大変ねぇ.....」

マフカ「寒いせいで魔物が冬眠始めて討伐依頼がほとんど無い.......」

レイン「まあうちはどうにかなるけど、他の皆は大丈夫かなー」

カイル「ま、助け求めてきたらできるだけ助けてやりゃあいいだろ」

マイ「そういえばミーヤさんはどこ行ったんでしょうね」

マフカ「元々うちのパーティーじゃないから、いなくなっても問題ないけど。ちょっと心配だねぇ」

レン「ああ、それなら。今朝うちのポストに、紙切れが入ってましたよ。『ミーヤは女じゃない』って、なぐり書きされてました。お嬢、何したんですか?」

ステラ「勝手に私だって決めてんじゃないわよ」

マイ「レン、ステラ様は、ここ数週間一緒に行動していたミーヤさんの性別を覚え間違っていたのですよ。.....ぷぷっ」

ステラ「笑うな!それに、ミーヤって名前も髪型も声も女の子っぽいじゃん」

レン「いやぁ.......俺も見てましたけど、、、、名前と声については否定しませんけど、髪型も否定しませんけど、」

ステラ「じゃあ何を否定すんのよ」

レン「顔で分かるじゃないですか」

ステラ「顔?ずっと前髪で隠れてるじゃん」

レン「いやそう言っても、戦闘中とか、寝てるときとか、あと伯爵様との面会では前髪上げてましたよ?」

ステラ「そうか......そうなのか...........」

ミーヤ「......認めたくなさそうな顔をするのは止めてほしい」

ステラ「ふぉぉおうっ!?ビックリした!?」

ミーヤ「ちなみに冬支度についてはミーヤは一旦故郷に帰るから心配は無用。それから二ヶ月後の学園推薦試験でステラにはまた会う........多分」

ステラ「多分!?」

ミーヤ「ステラが挫折しなければ......」

ステラ「それは絶対無い!」

ミーヤ「領主様が許可をすれば......」

ステラ「それは..........有りそう........ううっ。うるうる〜」

ガイナス「だーめだ」

マユ「ちょっと心配ねぇ」

ステラ「そう言わずにー」

ガイナス「だめだ」

マユ「だめね」

ステラ「お願いですー」

ガイナス「だめだ」

ステラ「........入学したら自慢できるよ?伯爵に」

ガイナス「....だめだ」

ステラ「可愛い娘のお願いだよー?」

ガイナス「だっ、、、だめだ」

ステラ「ねぇ、一生のおねがいー!叶えてくれなきゃ嫌いになっちゃうよ?」

ガイナス「..................検討する」

皆「「「「「「「ぃいやったぁあ!」」」」」」」


ステラ (.........別にぶりっこしてるわけじゃないから。お父様を落とすには必要不可欠な作業だから仕方なくやってるだけだよ?)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る