【番外編】グライダー部あるある #EX1

 今回は作中にも出てくるモーターグライダーについて、皆さんもおそらく経験したことがある内容となっています。共感してくれたら幸いです!

 

※注意※ このパートは本篇との関係は全くありません!



――地上編――――


・1年は覚えることがとにかく多い。

航法、工学、気象、フライトコンピューターの使い方、無線、地形などなどなどなど。



・ジャンケンで試運転する人を決めがち。先輩と乗ると心強い。がやらかすとヤバイ。



・フルパワーチェック時、パーキングブレーキ(機体にもよるがグライダーは青いノブを手で引く)が甘いと車輪止めを乗り越え動き出す。



・機内で試運転の項目を進める人は一生懸命だが、消化員として待機している人にとってはかなり長く感じる。



・試運転で消化員が絶対必要なので暑い日、寒い日は地獄。ただ機内は超快適。

冬季などエンジンが暖まらないときはADF(自動方向探知機)でラジオを聴きながら待てるのでなお快適。



・翼が長いので格納庫から出すときは細心の注意を払う。慣れてくると切り替えし地点が分かるようになる。



・航空知識マウントを取ってくる人がいる。それが間違っていた時の恥ずかしさは……。



・トップガンに憧れレイバンのサングラスを買うが、自分には絶望的に似合っていない事に気付く。



・それぞれの分野にプロが現れる。キャノピーの水滴を残さず拭く、給油セッティングが異様に早い、風を一つ指で読む(←多分これは適当かまぐれが9割)……など。



・高確率でフライトシミュレーターソフトを持っている。持っているとしたらFS2020、P3D、X-PLANEのどれか。



・雨の日は基本オフになるので、自宅にて旅客機をフライトしてバーチャルパイロットを楽しむ。



・METAR(定時飛行場実況気象通報式)や天気図が読めるようになる。頑張れば予報もできるかも。




――フライト編――――



・離陸はいつだって興奮する。スタンディングテイクオフとか0から速度が上がっていく感覚。



・初心者は直線飛行すら難しい。慣れると今度は旋回バンクが、更に慣れてくると上昇と次々試練が来る。



・航空無線がガチで聞き取れない時がある。雑音、発音等



・VFR(有視界飛行方式)にて飛行中雲に突っ込むと航空法違反になるので無意識に避けるようになる。



・夕方のフライトは西日が眩しくてサングラスが欠かせない。



・地形によって風が全く違うので慣れるまで大変。



・機内からの動画は60FPSで撮影しないと、プロペラが上下波打つように映りこむ。



・フライトでやらかした人は次回のフライトを控えがち。←昨日の弱い自分を乗り越えて欲しい。



・その日最後のフライトで西日を背に着陸した後「今日はなんていい日だったんだ」と感じる。



・何だかんだ空を飛ぶのが好き、飛ばずにはいられない。飛ばないと禁断症状が……。



 まだまだ沢山ありそうですが、一旦これぐらいで 笑

 意味不明だと感じた方も、「へー、モーターグライダーはこんなことがあるんだー」と思ってくれただけでも上出来です。

 他にもありましたらコメントにて教えてください、お願いします。

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