その場を凌ぐ

空気感を読むことは非常に重要で、空気を読めない人は必然的に相手にされなくなる。その場凌ぎともいうが、例えば愛想振りまくだけでも十分人として生きていける。仕事っていうのはやるやらないじゃなくてどう切り抜けるかが重要なファクターなのである。もし、全力で相手の話を聞いているとしたらあなたは空気を読めてないだろう。誰しも笑いを交えながら話すので冗談だったり嘘だったりを言っているのが普通である。なので人の話はサラッと聞き流しながら一番重要な仕事だけに集中するのである。上司にいくら何を言われても自分の仕事に徹するのが大切である。結局仕事ができないとどれだけ言われようと給与はでるのだからひたすら自分で見つけた仕事をするだけで充分である。私は建設の現場IT担当だったから現場を見る仕事以上にiPadを眺めている時間の方が多かった。実際には杭頭補強筋のチェックも私の仕事だったけれど今時適当にやる職人も少ないので基本的には任せていて、チェックといえば役所に出す配筋検査用の写真撮りとかガス圧接の強度チェックなどが大半なので2時間もあれば概ね終わるのでそのほかの時間は現場でPCをいじったり使いにくい某S社のタッチスクリーンの調整を行っていた。タッチスクリーンが一人でしか書けなかったので複数人が同時にかけるようにしたり、現場サーバーのメンテナンス業務を任されることが多かったように思える。どんなにこれをやってくれと言われても面倒なので同僚に任せていたが地面から引き抜けない鉄筋を常に引っ張ってる方だったので仕事ができなくて結構困ったこともあったけれど、くそ真面目といえば良い方かなと思う。地業の進捗を日々書いてくれていたけれど、ほかのことはめっきりできないので一体何をしていたのだろうかとも思う。私はふかしている時間が長かったにも関わらず、進捗としては一緒だったので対して働いていないか、鉄筋をひたすら抜いていたのだろう。施工管理という仕事は手で掘ったりとかコンクリートの養生とか、仕事をしてはいけないのでチェック専門家になる。毎日写真を撮るばかりで面白くないからどうにかして、何か仕事を探してみよう。上司の言うことはその次だ。

あなたの将来はどれだけスルーするかにゆだねられている。

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