2月16日(火) 飼い主慌てるの巻

 朝もいつも通り5時起きで1回目の給餌、そして出勤前7時の給餌を終え、本当に自宅を出る最後の血糖値計測のとき、それは起きました。


 いつも通りセンサーを読み取ると、リブレの読み取り完了の音がいつもとは違うリズムを鳴らしました。

 読み取りエラーかなと思い読み取り装置を見ると、いつもは血糖値(正確にはグルコース値)の数字と、直前までの血糖値がグラフで表示されるのですが、読み取り装置の液晶画面には大きく”HI"の文字!

 あれ?読み取らせ方が悪かったかなと思い、何度も計測をしますが毎回この謎の”HI”の表示。

 文字からすると血糖値が高いのは何となくわかりますが、そもそもリブレのセンサーって血糖値どこまで計れるのか確認していませんでした。

 急いでMAC BOOKを起動して、検索ワード『フリースタイルリブレ hi』でGoogle検索、するとFAQサイトに説明がありそうだったのでリンクを開くと

https://www.myfreestyle.jp/patient/faq/freestylelibre.html#anc-02

『Q FreeStyleリブレReaderに「LO」(または「HI」って表示されたんだけど?』の項目が。

そこをクリックしてアンサーを表示すると

『A ~~「HI」は測定値が500mg/dLより高いことを示します。~~Readerに「LO」または「HI」と表示されたら、別売りのFSプレシジョン血糖測定電極を用いて血糖値を確認してください。それでも「LO」または「HI」が表示された場合は、すぐに医師に連絡してください。』

FSプレシジョン血糖測定電極は無いので、電極での血糖値は確認できませんが、という説明書きが、飼い主を一層焦らせます。


 現状MIXは、少なくとも血糖値が500を超えていることは確実なようですが、インスリンは1時間ほど前に投与済みです。これからジワジワと下がって500を下回ることも考えられますが、これはあくまでも予想です。ここでMIXを留守番させて出勤すると、この血糖値の状態が分からないので、何かあっても帰宅後に対応ということになります。

 夫婦で相談して、朝一で病院で判断してもらってから出勤しようということになりました。

 受付順番1番を確保するべく、8時15分に病院に行くために家を出ましたが、出る直前に計測すると”HI"表示は消え、ギリギリ数値といして表示できる498と出ていました。恐らくインスリンが効いてきて500以上あった血糖値が下がりつつあるのだろうと判断出来ましたが、この低下がこの先も続くのか、それとも一時出来なのか、何の保証もありません。どうせ自宅で血糖値の推移を見守ってる間に時間は過ぎていきますし、それなら先生の判断を聞くのは変わらないと思い、予定通り病院へ。


 受付は2番でしたがすぐに受診でき、状況を先生に説明します。

 血糖値は確かに高いですが、インスリン投与で落ちて来るなら問題無いとのこと。ただし、血糖値の判断はインスリンが効いたときの最低値で行うので、グラプで100台後半~200台まで血糖値が下がるのが理想で、下がっても300台後半とか400台とかだと、インスリンが足りてない可能性があるとのこと。そうだとしても、1日の数値判断でインスリン増量を決めるのは危険で、数日間の推移を見てからの判断になるとこのこと。

 これが人間の血糖値なら非常に問題らしいのですが、猫の場合は2~3日くらいなら問題無いということと、一応血糖値が200台後半~300台前半まで下がる時間帯があるので、金曜日か土曜日まで様子を見てからインスリンの量を決めることになりました。


 退院を決めたとき、かなり色んな相談をさせてもらっていましたが、この血糖値が非常に高いときの行動については、すっぽり忘れてました(汗)。

 やっぱり機械を使うときは、まずしっかりと説明書を読むことが大事なんだなと改めて思いました。

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