1月19日(火) 思ったより良くない
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※僕は獣医さんでもないですし、動物の専門家でもないので、動物病院の先生いから聞いたことを元に書いていますが、何分素人なので間違っている部分も多分にあると思います。このエッセイを元にご自身の愛猫の判断をせずに、専門家の判断を仰ぐようにしてください。
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朝はご飯としてささみを自力で食べたそうですが、血液検査の結果が思わしくないとのこと。
月曜日、病院へ連れて行く直前は、大好きなチュール(シーバとろ~りメルティ)ですら舐める素振りすらなかったので、自分でご飯を食べる姿を動画で見せてもらった時は凄く安心したというか良くなってるのかと思ったのですが、実際に血液検査に出る数値は、むしろ悪くなっている状態。朝は食べたけど、それ以降自力で水も飲まない状態になっていて、凄くだるそうに横になってました。
黄疸が強くなっていて、肝機能の低下が進んでいるらしい。それと血糖値も高い状態が続いているけど、極端な血糖値でもないため少量だけインスリンを投与するとのこと。
さて、ここで一度整理しておこうと思います。
ネコは膵臓、肝臓、十二指腸の3つの臓器のうち、1つが炎症を起こした場合、この3つが影響を受けて、一気に多臓器不全になりやすいと言われています。このことを三臓器炎というらしいです。
今回のウチのMIXの場合、恐らくだけど最初膵臓に問題が発生して、インスリンの分泌が少なくなったか、インスリンの効きが悪いものになって、血液中の糖をエネルギーに変換できなくなったのがスタートではないかと先生に言われました。
血液中の糖をエネルギーに変えられないと身体はエネルギー不足になるので、今度は脂肪を分解してエネルギーにしようとします。
そうして体内の脂肪を分解してその成分が血液に乗って肝臓へとやってきます。肝臓では次から次へとやってくる脂肪を分解してエネルギーにしようとするのですが、基本糖をエネルギーにしている生き物ですから、あまり大量の脂肪を処理することは出来ません。脂肪分解によるエネルギー取得が少ないので、身体はもっと脂肪を分解して肝臓に送ります。そうしてるうちに肝臓は分解した脂肪でパンパンになってしまいます。所謂脂肪肝というやつです。
肝臓はエネルギーを取り出すだけではなく、血液中の毒素を分解したりするので、機能が下がると、血液に乗って取り切れない悪いものも流れて行ってしまいます。
そして体全体がエネルギー不足&だるい(老廃物がうまく処理されていない)ので、食欲すらなくなる。
さらに問題は続きます。これも肝臓からだと思うのですが、血液中のナトリウムも下がります。下がってくるとどうなるかというと、血液中の水分が塩分濃度の濃い方(この場合筋肉とか血管外部)に流れようとします。聞いたことあると思いますが、浸透圧というやつですね。まぁこうなると脱水症状にもなります。
仕事を定時ダッシュし夫婦2人で車で病院に行きましたが、様子を見ても反応も悪く本当に辛そう・・・。
刻一刻とかわる様態を各種検査結果の数値で教えてもらうのですが、やはり良くなってるものは殆どなし。唯一改善するのは、高めの血糖値がインスリンである程度下がってるという部分のみで、肝臓の機能も数値上落ちてきています。
しかし病院に入院しているというのは、心配しか出来ない飼い主しか居ない自宅より何百倍も安心できるもの、この日は先生にお任せして帰宅しました。
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