ネコ闘病編(令和3年)

 1月18日(月) 飼い主は治ったけど・・・

 実は完治判定をもらった通勤の前に、新たに問題が起きていました。


 公式様のレビューには、このエッセイはスピンアウトの痔瘻のエッセイと評価されましたが痔瘻の完治で終わりにせず、ここはメインエッセイに直接は関係のないもの置き場にしようと思っています。

 僕のHNを見て予想できている人は多いと思いますが、当然猫が大好きで現実でも2匹の猫を飼っています。まぁその前にも1匹いたのですが、これは別の機会があれば。

 そしてエッセイの内容によっては、不快に思われる方もいらっしゃると思いますので、ハッピーエンドを期待される方は、ご遠慮いただいた方が良いかもしれないことをご了承ください。(どうなるのか書いている本人もわかりませんので)


 僕が痔瘻の完治宣言を頂いた1月18日は月曜日で平日でした。前のエッセイに書いた通り土曜日に行ったら臨時休業で、次は翌週の土曜(1月23日)を予定していましたが、この日に通院できたのは理由があります・・・。


 月曜日の朝、今日からまた1週間始まるのかぁ~と、いつもの時間、いつもの情報番組を見る、いつもの出勤前風景でした。ただ1点を除いては・・・


 現在の2匹は、兄:ロシアンブルー14歳、弟:MIX(アビシニアン1/4)10歳です。ロシの方は夫婦どちらにもバランスよく甘えてきますが、弟のMIXは小さいころ(生後1ヶ月半)でウチに来てから僕にベッタリな猫です。


 ウチの朝のルーティーンは、

 ①ロシがMIXの方に朝ご飯の催促をさせる。

 ②MIXが何としても目覚まし前(数分)に僕を起こしにかかる(笑)

 ③僕が根負けして、ご飯新しいお水の用意をする。

 ④MIXは南向きの出窓のキャットタワーの一番上で、街の景色を眺める。


 これがほぼ毎日繰り返されていました。

 しかしこの日は、目覚ましが鳴るまでMIXは僕の腕枕で熟睡。僕がベッドを出ても、まるで人間のように布団から頭を出し、出した頭を枕にのせて、まるで人間のように朝寝を楽しんでるように見えました。実際、妻はこの状態が珍しかったのでスマホで写真を撮ったくらいですから。

 朝ご飯を食べてるとMIXが起きてきて、いつものタワーに上りますが、なぜか最上階ではなく上から2段目、しかも横になって寝ているようでした。

 ご飯も食べず、朝からなんかダルそう・・・確かに昨晩食欲が無さそうだし、うんちも出ていなかったので、チュール(ここではチュール系のモノ全般を指します)を与えると、凄い勢いで大量に食べたので少し安心して寝たのですが。

 出勤少し前まで気にはしていましたが何となく心配になり、チュールを与えてみても食欲無し、これが決め手で会社を休んで病院に連れて行くことにしました。

 いつもの主治医は車で10分ほどですが、人気があるのでいつも混んでいるため、9時から診察ですが少し早めに家を出ました。

 狙いが当たったのか、病院の駐車場には車がまだ1台も来ていませんでしたが、車を駐車させながら病院の方を見ると、月曜日はお休みの文字が。

 まさか・・・慌てて受診券を確認すると、確かに月曜日は休診と書かれています。別に初めて知ったわけでもなく、言われてみたら・・・というくらい、妻も僕も少し焦っていたんだと思います。

 ここは焦らず落ち着いて、別の病院を探すにしても、まずは安全に車を駐車させようとしていた時、1台の軽自動車が入って来ました。

 実はその軽自動車の運転手は院長先生で、たまたま院内のワックス業者が来るので対応に出てきたという偶然!僕らに気づいた先生は、すぐに車に来てくれて事情を聞いてくれました。


 状態を話すと、大学時代の後輩の人の病院を紹介してくれました。住所をHPで調べて・・・あれ?ここ結婚当初、初めて妻と暮らし始めた賃貸マンションの同じ町内にあった元コンビニの場所でした。これなら地図など確認せずに、すぐに直行できます。

 お礼もほどほどに車を出し、紹介してくれた病院へ向かいました。本来は予約専門らしいのですが、院長先生がLINEで連絡しておいてくれてるとのことで、飛び込みのような状態で入った病院で名前を告げると、僕らの名前も状況もすべて伝わっていて、ビックリすやら感激するやら。

 取り急ぎ、血液検査を行ってもらうため少し待合室で待っていると、すぐに呼ばれました。

 詳しい検査はこれからですが、さしあたり血液検査から糖尿病の疑いがあるということでした。しかし、この後の詳細な検査は時間も掛かるし、現状脱水症状や若干の黄疸もあることから、即入院となりました。

 追加検査の結果については夜にならないと分からないので、今晩もう一度伺うことにして病院をでました。

 僕は思い切って1日有給休暇をとっていたのですが、妻は午前と午後は4時までの早上がりとなっていたため、いつものように通勤用駐車場に向かいます。

 この時、まだ僕の肛門科の病院の受診時間だったので、ついでに受診して痔瘻の完治宣告を受けたわけです。


 夕方、仕事を少し早めに切り上げた妻が、バスに乗って帰ってきましたが、病院へ行く予定の時間までは少し時間があったので暫し自宅で待機。

 もうこうなると、もしかしたらあの時・・・とか、タラレバの話しが止まらなくなります(汗)。

 時間になって病院へ。先生から説明を聞きますが、要約するとちょっと厳しい状態に入ってるとのこと。

 えっ!?昨日もチュールあんなに食べてたし、今日も病院に連れてくるとき、エレベーターの中でいつもの抵抗の大鳴きしてたのに??


 いや、猫の糖尿病ってそういう病気だってことは少しくらい調べて知っています。もうどちらの猫も高齢ですから、やはり健康については色々調べたり、猫飼い仲間と情報共有したり。でも、いざ自分の子となると、素直に受け入れがたいんです。

 一通り説明を聞き、とりあえず状況に合わせて治療をしていくこととなり、この日から入院しました。

 1~2日で治るような病気ではありませんので真っ先に浮かんだのが、病院の休日のことについてです。

 主治医の病院は月曜日がお休み、紹介してもらった病院は木曜日がお休みで、木曜日をどうするかで検討しました。

 恐らく状態が改善しなければ、主治医の病院へ一時的かもしれませんが転院するということでひとまず帰宅しました。


 さて、現在こんな生活の中でして、当然ながらまともな炊事も出来てません。というか、する気が出ません(汗)。

 本当は飼い主もしっかり食べて、いざというときに備えておく必要があるのは分かっているのですが、絶賛寝不足&不規則生活中です。


 そんなわけで、しばらくの間メインエッセイの方も更新頻度がかなり低くなる良い低です。



 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る