20 友達気分
遺跡に向かうと、王子が竜になった。
いきなりの事でびっくりしたが特に変わった事はなかった。
バサバサと羽をはばたかせて、探検家の少女を背中にのせてのんびり空を舞っていた。
竜を最初に見た時、「本当に竜になれるんですね!」と探検家の少女は、さすがに怖がっていた。
しかし、暴れる気配がなかったため、好奇心がまさったのだろう。
あれこれ、人間の体との違いについて質問していた。
その途中で、竜に相乗りして空を散歩することになった。
なぜだか、友達ができたような気分になった。
「何言ってるんですか。もう友達だと思ってましたよ」
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