第2話 入学試験

王都についたデモンド達、


「よし!宿を取ろう」


「そうだな」


悪魔は町に入るとき小さくならないといけないらしい、この姿の悪魔ってそうそう見れないよな


「明日は入学試験だからな」


「早めに寝るに限る」


そう今の時刻は午後11時そろそろ眠い、正直俺とイブリールが落ちるわけがない、


―次の日―


「ふわぁ~」


「おう寝不足みてぇだな?」


「そうだよ、初めて人前で披露するから逆に緊張しちゃってね」


「俺達なら余裕で受かるだろう」


「そうだよな、でも目立たないように」


こうして俺たちは朝食を終え入学試験会場に向かった、そうすると帝国内最大の学校

っていう事もあり町一つが学校なのだという、


「ここがディアブロ学園かでかいな」


「ああデカいな」


「受験者の方、そろそろ入学試験が始まりまーす、集まて下さーい」


「もう始まるのか」


「早いな」


俺達は、試験監の後について行き、試験会場着いた、


「まず、筆記をやってもらいその後に実技その後に対戦です。では席についてください。試験時間は60分です。問題用紙と回答用紙それぞれ配り終えましたね?では開始!」


第一問:悪魔とはどういう存在ですか?

解:魔界と言う高次元世界に住んでいる者のことを指します。

最終問題:悪魔装甲デモンウェアは何段階ありますか?

解:悪魔装甲デモンウェアは15段階あります。一番下から騎士級 総裁級 大総裁級 伯爵級 大伯爵級 公爵級 大公爵級 侯爵級 大侯爵級 君主級 大君主級 王級 大王級 最後に最上級悪魔装甲デモンウェア帝王級 帝王級になると世界を統一できると言い伝えられる、現段階で人類が到達できたのは第七段階大公爵級までです。それが現帝王、フォルネウス・デーモン・クロックである

―――――――――――――――――――――――――――――

「筆記試験終了!ペンを置きなさい!ではこれから実技を行います!ついてきてください!」


今度は校庭に出た、


「これから実技を行います!評価基準は魔法構築スピード、発動スピード、魔法威力、悪魔装甲デモンウェアの装着スピード、装着できる階級、最後に魔力保有量です。的は悪魔デモン鉱物メタルで出来ているので簡単には壊れません。安心して全力攻撃してください」


「目立たないようにしないとな」


「そうだな」


それから順番に試験を受けていった、正直酷い、皆長い詠唱をいちいち唱えている何人かは短略化していたり無詠唱だったりしたけど。大体そんな奴らは序列5位以上の悪魔と契約している


「次、66番!デモンド!」


「はい!」


よし、俺の番か、


「では得意な魔法を」


「はい」


目立たないように、詠唱しとこう、


「悪魔の剣 理の魔法 顕れよ 今此処に」


こう俺が、詠唱した途端、俺の眼の前から魔法陣が組まれ長剣が出てきた、


「魔法構築スピードは5秒、発動スピードは3秒ではあの的に」


「はい。セイッ!」


俺の長剣からは波動が出て的に当たった、やばいちょっと亀裂が入った、


「素晴らしい、威力は大と」


「ありがとうございます」


「続いて、悪魔装甲デモンウェアの装着スピードと階級を測ります」


「分かりました」


悪魔装甲デモンウェア装着開始」


じゃあスピードは5秒にしとこう、


「装着完了。魔力供給安定」


「良いですね、装着スピードは5秒、階級は総裁級この年でここまでとは良い方ですね」


「ありがとうございます」


「最後に保有魔力測定です」


「はい」


「この水晶に触れてください」


「はい」


保有魔力は偽れないからな仕方ない、ピトッ、


「す、素晴らしい!保有魔力は10000学生なのに凄いですね!」


「あ、ありがとうございます」


その後、順番に呼ばれて行き、実技試験は終わった


「最後に、対戦を行ってもらい、それによりクラスを決めます。不合格者はこの時点で発表します」


俺の名前は、無いつまり不合格ではない、


「良かった~」


「あんなに落ちるわけないって言ってたのに?」


「緊張はするだろ?」


「そんなものか?」


「では、合格者達、私についてきてください」


こうして俺たちは、学校の中にある闘技場に連れてこられた、


「対戦カードはこんな感じです」


「俺はいきなりか」


「よお」


「お前は」


めんどいのが来たな、うちの村でも有名な奴が来たな。名前はイルデ=ビーブこいつも麒麟児と呼ばれる天才、こいつに勝ったら目立つが負けたくないなー、仕方ないか


「準備は良いですか?」


「こんな奴を倒すのに準備が必要だとでも?」


「では、対戦、始め!」


「「悪魔装甲デモンウェア装着開始、装着完了。魔力供給安定」」


俺とイルデはほぼ同時に装着が完了した。先に仕掛けてきたのはイルデ


「強化魔法 全ステータスアップ」


ほお結構な魔法使うじゃん、


「死ねー!」


イルデは手数で押してきた、


「オラオラオラオラオラオラ!!」


わざとらしく、俺は息遣いを荒くする、


「はぁ、はぁ」


「もうへばったのか?そんじゃ遠慮なく」


相手が、トドメを指しに来て最後の一歩に力を入れる瞬間、俺は土魔法で足場を緩くした


「ッ!」


「残念」


「何!?」


「いつから俺が全力だと勘違いしていた?ここから俺の本気をちょっと見せてやる」


「強化魔法 全ステータス大アップ」


「お返しだ」


「や、やめろー!」


「断る!」


それから俺は、イルデと同じように連撃を喰らわせていった、


「対戦終了!勝者、デモンド!」


「ありがとうございました」


さて、クラスは何組かなー、なんてことを考えながら俺は、クラス発表を待つのであった。


第2話終了

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る