DIARY:41 〜スリーピングデビルの話〜

ハロウィンは終わり、残すイベントもクリスマスのみのこの時期。


めっきり冷え込んで冬本番という所ですが作者はすごーく忙しいです!


今日は忙しさと関係した話。


では、第四十一回・・・。



”睡魔”


この言葉を作ったヤツは天才だと言う他ない、と俺は思う。


クソつまらない先生が講義する授業中、日差しの暖かい午後の運転中、ふと襲い来る眠気に耐えられる人間がいるだろうか?


彼等は心の少しの隙間、意識の隙間を狙って人の中にするりと入り込み、瞬く間に虚無の世界へと人々を引きずり込んでしまう。


しかもそれは強い人でも例外ではない。むしろ日常を忙しなく、能動的に生きている人ほどに彼等の影響を強く受け、四苦八苦しているのではないかと思う。


そんな多くの人々に害を成す魔の物へ過去の偉人は”睡魔”という名を付けたに違いないのだ。


―――俺が何を言いたいか?


それは睡魔、スリーピングデビルと言うヤツはとんでもなく恐ろしいって事だ。


日記と小説の投稿も始め、副業のアルバイトも始めたこの年末、俺は睡魔にやられっぱなしなのだ。


それは休日に確定で昼前起床と夕方の夕寝?をセットでやってしまう事に始まり、普段の日もメシも食わずに帰ってきて速攻寝る事など多岐にわたる。


なんなら仕事中でも動かない時間があるとスーッと意識が飛ぶし、少し動画や携帯ゲームしてると頭が機能停止してヤツが来る・・・。


もう生活をヤツに支配されっぱなしなのである。かといってヤツに抗いすぎれば副作用で次の日はまともな活動が出来ないという恐るべき副次効果まで身に付けているときてやがる・・・。


ふと思う。俺が睡魔に負けない強さがあればもっと能率的な毎日が送れるのではないかと!


寝るのは好きだ。二度寝も好きだ!昼寝もうたた寝も大好きだ!母なる海に帰るような安らぎのひとときは素敵な時間だ。


けれどそれじゃあ、時間は待ってくれない!そう、寝ている時間は虚無、死んでいるのと何ら変わりないのだ!!


生きながら死んでいるのと同じ、そんなの耐えられるかっ!


―――なので俺はこれからも睡魔と戦い続ける。まだ、俺の、いや人々との魔性の戦いは始まったばかりなのだから・・・。


なんて、ね(笑)


思い通りにタイムスケジュールを刻んでみたいものですわ・・・。



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