DIARY:27 〜好きな物には想い出がある話〜
今日は休みだったけど、何だかんだやってたらこの時間になってしまいました。時間経つの早いねー!
今日は好きな物にまつわる想い出を少し書きます。
では、第二十七回・・・。
この頃、良く子供の頃に好きだった物が新しくなって再登場する事が多くなったように思う。俗に言うリメイクってやつ。
子供の時、俺はインドアだったから好きな物って言えばゲームや本、アニメや映画がメイン。高校とかになって音楽やファッションも興味が出て、最近はインテリアや家電も好きだ。
この中でリメイクするっていうのはゲーム、アニメ、映画とか。実写化とかアニメ化ってパターンもあるけど。
やっぱり懐かしい物がリメイクされたり、新しいのが出てくるとついつい嬉しくて手を出してしまう。
俺、相変わらず好きかよ、なんて思って子供だなーって自分の事を考える訳だけど元を考えると案外、子供って所が重要なのかな、なんて最近は思う。
例えば、カードゲームが好きな俺。一人でカードを集めてコレクションするのも楽しかったけど、子供の頃は親と。大きくなってからは友達と対戦するのが堪らなく楽しかったんだ。
無理言って親にカードを買ってもらい、集めたカードで友達と対戦する。普段は楽しく話す友達と勝負事をするっていうのはワクワクして足元がむず痒くなるような高揚感と楽しさがある。
勝ったらよっしゃー!とガッツポーズ。負けたらくっそー!と悔しがり、友達の前で華麗なコンボを決めればドヤ顔。実際、カードを通じて仲良くなり、今ではカードゲームでは収まらない友達もいる。
よーするに、俺はカードゲームが好きだけどそれはカードだけが好きなんじゃなくて、友達と対戦したり、話をしたり、もっと言えばそーいう夢中になれる気持ちをもう一度、感じたいから求めるんだと思う。
他の事もそう。
好きな物にはエピソードがある。その心が揺れ動いた感覚を覚えているから、時が経っても、その物自体が変わってしまっても長く好きでいられるんだ。
音楽なんかだと、好きな人が聞いてた曲、とか仲良かった友達が勧めてくれた、とか仲のいいアイツと毎回、口ずさんでた・・・とかね。
なんで俺はいつまでも同じ物が好きなんだ?と考えた時、こんな答えに行き着いた。
ずっと同じ物が好きなのは少し、子供っぽいかもだし人から見たら何で?となるかもしれない。
でも、そこにはその人だけの思いがあり、想い出があってだからそこに”好き”がある。
”好き”は、その人の人生の軌跡その物なんじゃないかと思う。
だから、自分の”好き”も、人の”好き”も軽んじたりせず、誰かと話す時はお互いの”好き”の話を沢山出来たら楽しいんじゃないかな、と思った。
大人も子供もままならないこんな時代だけど、きっと”好き”でいる時は等しく幸せに違いない。だから、俺は自分の”好き”を否定せず、大事にして人の”好き”も大事にして、楽しく聞ける人になりたいと思った。
―――ちょっといい事言ったかな?なんて(笑)
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