DIARY:17 〜紙一重な日常の話〜

一段と寒くなりましたねー。

急に気温が変化して若干、体調の悪い作者です!


ただでさえ、頭が沸いてるのに体調不良じゃどうしょもないですね。日記のクオリティが下がっていたらすいません・・・。


では、第十七回・・・。



人生ってつくづく紙一重だなー、と思う。


例えばだ。とある高校のクラスに一人の男子高校生がいたとしよう。ひょんな事から彼は仲の良い友達とケンカしてしまう。


いつもならすぐに収まる所、その日は丁度、虫の居所が悪く勢いに任せて怒ってしまい、相手も怒り返してくる。ブレーキを掛けたいのに止めてくれる人はおらず、周りの目も合って引き下がることが出来なくなる。


そのまま、殴り合いにエスカレートして振るった拳が、仲の良い友達の鼻柱に命中し、尻餅を着いた友達は血がボタボタと流れてそのまま気絶してしまう。


周りは沈黙。その視線に耐え切る事が出来ず、彼は学校を飛び出してしまう。結局、友達は鼻を骨折。彼は皆に会うのが怖くなって学校に行かなくなってしまった。


・・・と、こんな話があったとしたらどうだろう。


きっかけは些細な事だ。動機もその場の勢いだ。しかし、彼が学校に復帰するにはとてつもない勇気と労力を要するだろう。


だから人生は紙一重だと思うのだ。


付き合っている彼女にたまたま言った、ちょっとだけ意地悪な一言が彼女の気分次第では、そのまま別れの挨拶となるかもしれない。


そんな事が世の中にはままあるのだ。だから、神経質になりすぎてはいけないが自分を良く見直し、一日一日を大切に過ごして行かなければいけない。


今あるものを生かすも殺すも自分次第だ。

自分では大して価値のあるものでは無い、と感じる事でもそれを失って初めてその大きさに気付く事もあるかもしれない。


俺などは気分屋でくよくよ考えるタイプだから、嫌になるとすぐ投げ出したくなってしまう。


怒ってもいいよな。

休んでもいいよな。

無視しててもいいよな。

意地張っていいよな。


そんな気の迷いみたいな選択がもっと大事な大きな物を台無しにしてしまうのかもしれないのだ。


だから、俺はいつも自分を保って、紙一重の状況を落ち着いてゆったり過ごせるようにしたい。


周りを大事にする事は自分も大事にする事だから。今日はそんなナイーブな話でした。


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