DIARY:1 〜コーヒー、飲めるようになりました〜
初日、という事で挨拶と日記のダブル投稿です。
最初の日記がこんなんで大丈夫かな??
では・・・・・・。
最近、ふと気付いた。
いつの間にか、コーヒーが飲めるようになっている。きっかけは仕事帰りにコンビニに寄った時だ。不意に、レジに貼られていたコーヒーの写真を見て、
(ああ、眠いし、目覚ましがてらコーヒーもいいか・・・?)
と思い、購入したのが始まりだった。
20代も後半に差し掛かり、健康という言葉に敏感な今日この頃。以前ならMサイズにガムシロップ三個、クリーム三個は入れる所、
「いや・・・、クリームだけでいけんじゃね?」
と、クリームだけを二つ入れた時からコーヒーへの認識が変わった。
そもそも、前はブラックが苦手だった。何も味がダメ、とかではない。
飲むと胃が痛くなったり、風味や匂いで頭痛が起きたりするのだ。その為、ずっと自分はコーヒーが合わないのだと思い込んでいた。
固定観念とは恐ろしい物で、その認識が生まれた時より、ブラックや微糖のコーヒー缶なんぞ貰おう物ならすぐにコーヒー好きの友達や会社の人に横流しするのが当たり前になっていた。
自分で買うのは甘々のカフェオレやこれはコーヒーじゃない、とコーヒー好きが言う程甘い商品ばかり。当然、スタバに行けばバニラクリームフラペチーノだ。
そんな俺が恐る恐る、口にした久しぶりの無糖コーヒー(クリーム入り)は控えめに言って滅茶苦茶、美味かった。
健康志向によって健康=身体に優しい、という観念を食べ物に対して思っている事も後押ししていたのだろう。
喉を通る、氷で冷やされたコーヒーが仕事で火照った身体を冷まし、鼻を突く豆の香りは気持ちを落ち着かせる。そして、舌に広がるコーヒーの苦みとクリームのまろやかさが優しく、そして少しの厳しさを持って意識をハッキリと覚醒させてくれた。
思わず、
「ハァ・・・生き返る・・・・・・!」
と一人で呟いてしまった程だ。
これ以降、俺はちょくちょくアイスコーヒーをコンビニで仕事帰りに購入し、飲むという楽しみを持つようになった。
ついには、
(この頭のはっきりする感じ・・・、小説書く時とか使えるんじゃね・・・?)
と、考え、今では家用にボトルコーヒーを買い置きするようにまでなった。これはもはやコーヒー好きと名乗って差し支えないだろう。
しかし、ここで問題が二つ。
一つ、俺は夜に酒を一杯飲むのが楽しみなのでコーヒーを夜、飲むと被ってしまい、両立が難しい。
一つ、ボトルコーヒーは淹れたてとは違い、味がいまいち。かといって、コーヒーメーカーを買うまでではない。
・・・・・・以上の事から俺はコーヒーをまた少し敬遠するようになった。
しかし、しかしだ。小説を書くには、集中して何かするのには、コーヒーの存在が良い起爆剤となるのは間違いない。
やる気スイッチの入りにくい俺に、やる気を与えてくれるコーヒーを活用しない手はないのだ。どうにか良い方法はないか・・・。
そこで思い付いたのが、
「あ、コーヒーもお酒も一緒に飲めばいーじゃん!」
というものだった。
かといって、普段飲むテキーラやウイスキーをコーヒーに入れて美味いはずもなく(そういう飲み方があったらマジですいません)、あまり糖質も取りたくないと考えた結果、たどり着いたのがこの組み合わせ。
ズバリ、コーヒー(無糖)+カルアリキュール+豆乳、の組み合わせだ。
豆乳をクリーム代わりにしてまろやかにし、カルアを入れて甘さと酒感をプラスしよう、というわがまま編成である。
ちなみに、カルアリキュールは知ってる方も多いと思うが、カルアミルクに使われる甘〜いお酒で度数は20%。
これがやってみると意外と美味い。程よい甘さとまろやかさ。そしてほろ苦さの中にアルコールの感覚もプラスされ、まさに良いとこ尽くしの味付けだ。
まあ、好みもあるし、豆乳が苦手な方もいると思うがあくまで個人的な見解なので。
そう、個人的な・・・・・・。
あと、未成年の子は真似しないで欲しい。ミルメークがカルアと味が酷似していると思うので代用するのをオススメする。
・・・そもそも誰も真似しないだろうけど一応・・・・・・。
黄金比は、
コーヒー(無糖)が7割、
カルアが1割、
豆乳が2割だ。
度数を上げたいがカルアを多く入れると甘いので却下。
今後は飽きるまでしばらく、この組み合わせで夜のお酒を楽しみたいと思う。
歳をとる、というのは老化するだけでなく、今までにない趣味、趣向が増えていくものなのだなあ、と思う今日この頃。
オリジナルブレンドのカルアソイラテを片手に、本命のファンタジー小説の下書きを今日も進めていく。
――――ネーミングは適当。飲めれば・・・、飲めればいいのだ・・・!!
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