第29話【質問】【回答】皆様の疑問を答えたい! SP

 こんにちはタカナシです。

 本日はとうとう書籍化作家さまへのご質問への回答を取り付けてきましたので、お答えします。


 という訳で、本日は特別ゲスト:ダークファンタジーで書籍化を果たした、雨竜秀樹先生を迎えての記事になります。

 本日は毛色を少し変え、インタビュー形式でお送りいたします。


タ「では、まず1つ目の質問です。先生はタグで気をつけていることがありますか?」


雨「タグ? タグかぁ……、そうだね。とりあえず、入れられる欄限界までは絶対入れるかな。入れる内容は書いた作品の一番強い要素を入れるね」


タ「その一番強い要素は自分で考えてタグつけるんですか?」


雨「いや、自分では考えなくて、人気タグからだね」


タ「全部?」


雨「全部」


タ「もう少しタグで具体的にはどういうのを入れたらいいと思います?」


雨「主人公の性別で読む、読まないを決める人って結構いるから、男主人公・女主人公は必ず入れるようにしているよ。あと絶対ではないけど、タグ欄に空きがあるなら、舞台になる要素を入れるね」


タ「舞台の要素? 現代ファンタジーとかですか? ジャンルであるのにあえて入れる感じですか?」


雨「いや、洋風、和風、中華などかな。あとはドラクエでもいいしw

他には作品の方向性 シリアス・ギャグ、悪役主人公などかな」


タ「私のやっている宣伝企画に転生なしは入れた方がいいかって質問があったのですが、それについてはどう思います?」


雨「転生なし ハーレムなし などのない要素は入れるタグがなければ入れてもいいかな。でも、小説を読むときって、読みたい要素で探すから、ない要素はあまり入れなくて良いと思うよ」


タ「なるほど。ところで、先生はダークファンタジーでの書籍化で、今回こちらにもダークファンタジーを書きたいという方がいるのですが、何か気を付ける点とかアドバイスってあったりします?」


雨「ざっくりな質問だねw う~ん、そうだね~~」


タ「なら、タグは聞いたので、タイトルはどうです?」


雨「タイトルはめっちゃ頭捻って考えた方がいい! あと、あらすじも!!」


タ「あらすじはどんな風にしたらいいですか?」


雨「面白そうな感じに!」


タ「いや、それが出来ないんですよ! というか、先生はむしろそこが簡単に出来るから書籍化したのでは!?」


雨「……主人公と目的は絶対入れるかな。えっと、そう。どんな主人公が何を目的に何をするかをあらすじに!! って感じ」


タ「なるほど。それはダークファンタジー以外でも留意した方が良さそうですね」


雨「そうだね。カクヨムだとあまりダークファンタジーって聞かないけど、どうなの?」


タ「たぶん、そこまで人気はある方ではないかもしれないですね。やはり主流はカクヨムでも異世界転生ものですし、ハードなものはあまり好まれないかも……」


雨「それならいいじゃん。書籍化を狙うならハードなダークファンタジーは狙い目かもしれないよ。ハードな作品はコアなファンがつくし」


タ「そうなれば、書籍化したときに一定数売れそうですね」


タ「さて、次で最後の質問ですが、これが一番の本番です。『異世界ファンタジーの独特の世界観をどこから、どうやって練り上げればいいのでしょうか?』という質問なのですが、どうでしょうか?」


雨「えっと、これは設定ってことでいいんだよね?」


タ「はい。たぶん」


雨「自分の好きな小説やマンガ、ゲームから好きな異世界の設定を取って、嫌いな要素を外していって作っているね。基本的に無から作れるわけではないので、自分の好きなものを詰め込むのが一番!

 自分は巌窟王からインスピレーションを受けて書いた作品が受賞したし。オマージュするなら古い作品の方が味があっていいから、古い作品オススメだよ」


タ「ああ、私も一番読まれて中間とかドブコンとか30コンで突破した作品は、水戸黄門をベースにして書きましたね」


雨「そうそう、水戸黄門もいいよね。展開分かりやすいのもオススメだね。そういった過去の名作をリスペクトし、さらに変質させることで面白い小説が書けると思ってるんだよね」


タ「ありがとうございます。あ、あと、雑談ですが、次にどんなジャンルが来ると思います?」


雨「正直、異世界転生系はまだ数年続くと思うけど、それ以外なら、特に根拠はないけど、怪獣もの(特撮系)が来るんじゃないかな」


タ「ありがとうございました。ではこれで質問は以上になります」


雨「いえいえ、じゃあ、最後に、1つ。書くなら自分が読んで面白い作品を書こうぜ!!」



 以上、書籍化作家さまへのインタビューとなりました。

 ご協力いただき、ありがとうございます。

 今回のインタビューで皆さまの創作の一助となれれば、我々一同嬉しい限りです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

本音コーナー

 協力してくださったので、ここで宣伝も一緒にしておきます。


『邪悪にして悪辣なる地下帝国物語 (アルファポリス)』

 雨竜秀樹、 こぞう

アマゾン:https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E9%9B%A8%E7%AB%9C%E7%A7%80%E6%A8%B9/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E9%9B%A8%E7%AB%9C%E7%A7%80%E6%A8%B9 

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