第5話 学校でやるプログラミングについて 分岐と繰り返し
さて分岐と繰り返しです。
学校で教わるのは、まあIFとWHILEとFORだけですね。
IF句はこのような構造になっています。
if(条件){
処理A;
}else{
処理B;
}
ifは「もし○○ならば」です。
elseは「○○でなければ」です。
日本語に訳します。
もし条件に合っていれば処理Aを実行、条件に合わないなら処理Bを実行。
実際のサンプルソースコードは以下の通りです。
if( x == 2 ){
printf("xは2です");
}else{
printf("xは2ではありません");
}
日本語に訳します。
もしxが2と等価であれば「xは2です」と表示。条件に合わないなら「xは2ではありません」と表示。
==は等価であるか、つまりイコールのことですね。C言語では=を代入の記号として使っているため、等価であるか比較するときの記号には==を使います。
比較などで利用する記号は数学のものが多いですね。
次は繰り返しです。WHILE句は以下のような構造になっています。
while(条件){
処理A;
}
whileは「○○の間は」です。
日本語に訳します。
条件に合っている間は、処理Aを実行。
実際のサンプルソースコードは以下の通りです。
x = 0;
while( x < 2 ){
x = x + 1;
}
printf("おわり");
日本語に訳します。
変数xに0を代入する。
xが2より小さい間は、xにx足す1を代入する。
おわりと表示する。
さて、x = x + 1; は何回実行されたでしょうか?
(答えは2回です)
以上が、学校で習う3年分のプログラミングです。
ほんとにこれが3年分です。文章にすると、3000文字未満ですね。
これが3年分の内容なので、あなたは3年分のプログラミング知識を得ましたね。素晴らしいことです。3年間分の学費が不要になりました。
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