第6話 仕事でのプログラマーの立ち位置
日本国内の大手系の話を前提に進めます。外資系だと色々違うらしいですが、私は外資系で働いたことがないので分かりません。
まず、仕事での職業にプログラマーというものはありません。
日本式のプログラム作成行程は大きく分けて3つです。
設計、コーディング、デバッグ(検査)です。
一般的にはウォーターフォール型が採用されています。
設計とは何をどう作るかを決めることです。
コーディングとは、実際に作ることです。
立場としては、設計は正社員、コーディングとデバッグはバイトみたいな扱いです。当然、給与も設計のほうが高いです。
コーディングする人はコーダーと呼ばれます。設計の人が作った設計図に従ってプログラムを作ります。
デバッグする人はなんかよく分かりません。下っ端の下っ端みたいな扱いです。
テスト計画書や検査項目表などに従って、流れ作業でどんどんテストを行います。
プログラマーと呼ばれる人はいないですね。
コーダーの人が自称するのがプログラマー、みたいな扱いです。なので、プログラミングを専業にする人は、いわゆる作業員扱いになります。ピラミッド建設で言うと、石を運ぶ人ですね。
プログラマーというと華々しいイメージがあるかもしれませんが、仕事ではピラミッド建設で石を運ぶ人です。
外資系は違うと聞きますが、プログラムの作成行程が違うので立場が違うのだと思います。もし外資系で日本式ウォーターフォールを採用したら、日系企業と同じ扱いになると思います。
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