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2021年7月31日 00:58
天の巻で、晶さんの口調がいつの間にか作者であるマサユキさんにまで伝播したことに「くすり」とさせられました(笑) さて……。 地の巻では鈴さんという新たなキャラクターが登場しましたね。この方は神器の使い手であるにもかかわらず、苗字が天皇ではない(たぶん)ということで、何やら物語としてのターニングポイントを迎えたような気配がします。そこで思い起こされるのは以前に頂いた「歴代天皇の名を冠するキャラたちは今後どうなるのか」という返信や、「仄さんが卑怯な手を使って来ないことにも理由があった」というバトルもののお約束を外すような手法です。思えば、今後も歴代天皇の名を冠したキャラクターが登場するなぞとは約束されていませんでした。端的に言えば、私が勝手に「神器の持ち主は味方であると思い込んでいるのではないか?」という考えが浮かんだのです。 当初、仄さん陣営に残りのメンバーが加わって5対5のバトルになるのではないかと思っていました(これだと神器の数が9になってしまうのですが、私は阿呆なので気がつきませんでした)。それぞれが一騎打ちをし、時空さんが仄さんを下すという未来を妄想していましたが、これだと現状の戦力を考えるに仄さん陣営が強すぎてしまうように思われました。 つづく神の巻で、私の考えは改めされられました。思わず、時空さんと全くの同じ感想を抱きました。つまり、仄さんも神器の所有者だったのか――と。そうであれば話は変わって来るでしょう。仄さんと鈴さんとの名前が神なのですから、もっと早くに気がつくべきでした。おそらく、これは天皇の名前を冠した陣営と、神と同じ苗字を持つ陣営との戦いなのではないでしょうか? その意味で、時空さんは特別なような気がします(私は神武天皇を詳しく知りませんが、どことなく神の側面も持ち合わせていそうな予感がします。つまり、両陣営の性質を帯びているのではないかと思ったわけです)。 一方で、仄さんに対する描写にももっと注意を払っておくべきでした。仄さんに生徒がべったりであったことについて、(敵としてボスキャラだろうし)カリスマ性を持っていても別段不思議ではないかと読み流していましたが、鈴さんが不思議な力を持っている以上、そうとも言っていられません。ひょっとすると、鈴さんと同様、神の名前を冠したキャラクターに与えられた特別な能力なのではないでしょうか。無論、これまで書いて来たコメントは全くの見当違いかもしれませんが、当たっているのだとすれば、本文の中に何げなく散りばめられた伏線に嬉しい悲鳴をあげるばかりです。 神器本来の力というものも気になりますね。元の形が関係していそうな気もしますが、そちらについてはモデルになった人物のエピソードに由来しているようにも思います。一条天皇は猫好きだったそうですし……(グーグル調べ)。 また、今回の話では色についての描写が特徴的だったように思います。単なるメンバーカラーのようなものと考えるのは少し早いような……。そうかと言って、私にこれといった考えはないんですけどね(笑) 些かコメントが長くなりすぎてしまい、申し訳ありません。つつぎも楽しみにしています。 御咲花すゆ花
作者からの返信
御咲花様コメントありがとうございます。多くの謎に解釈を付けて頂き嬉しいです。またさすがの洞察力にも感服です。それぞれにお答えしていきたいところですが、ネタバレになってしまいますので控えさせて頂きますね(笑)。ご指摘頂いているように◉なぜ事代鈴だけ天皇の名では無いのか◉なぜ神武時空が中心となっているのか◉なぜ神器が特異な形(現代風?)をしているのかタネ明かしはこれからの展開をお待ち頂きたく思います。ありがとうございました❗️
天の巻で、晶さんの口調がいつの間にか作者であるマサユキさんにまで伝播したことに「くすり」とさせられました(笑)
さて……。
地の巻では鈴さんという新たなキャラクターが登場しましたね。この方は神器の使い手であるにもかかわらず、苗字が天皇ではない(たぶん)ということで、何やら物語としてのターニングポイントを迎えたような気配がします。そこで思い起こされるのは以前に頂いた「歴代天皇の名を冠するキャラたちは今後どうなるのか」という返信や、「仄さんが卑怯な手を使って来ないことにも理由があった」というバトルもののお約束を外すような手法です。思えば、今後も歴代天皇の名を冠したキャラクターが登場するなぞとは約束されていませんでした。端的に言えば、私が勝手に「神器の持ち主は味方であると思い込んでいるのではないか?」という考えが浮かんだのです。
当初、仄さん陣営に残りのメンバーが加わって5対5のバトルになるのではないかと思っていました(これだと神器の数が9になってしまうのですが、私は阿呆なので気がつきませんでした)。それぞれが一騎打ちをし、時空さんが仄さんを下すという未来を妄想していましたが、これだと現状の戦力を考えるに仄さん陣営が強すぎてしまうように思われました。
つづく神の巻で、私の考えは改めされられました。思わず、時空さんと全くの同じ感想を抱きました。つまり、仄さんも神器の所有者だったのか――と。そうであれば話は変わって来るでしょう。仄さんと鈴さんとの名前が神なのですから、もっと早くに気がつくべきでした。おそらく、これは天皇の名前を冠した陣営と、神と同じ苗字を持つ陣営との戦いなのではないでしょうか? その意味で、時空さんは特別なような気がします(私は神武天皇を詳しく知りませんが、どことなく神の側面も持ち合わせていそうな予感がします。つまり、両陣営の性質を帯びているのではないかと思ったわけです)。
一方で、仄さんに対する描写にももっと注意を払っておくべきでした。仄さんに生徒がべったりであったことについて、(敵としてボスキャラだろうし)カリスマ性を持っていても別段不思議ではないかと読み流していましたが、鈴さんが不思議な力を持っている以上、そうとも言っていられません。ひょっとすると、鈴さんと同様、神の名前を冠したキャラクターに与えられた特別な能力なのではないでしょうか。無論、これまで書いて来たコメントは全くの見当違いかもしれませんが、当たっているのだとすれば、本文の中に何げなく散りばめられた伏線に嬉しい悲鳴をあげるばかりです。
神器本来の力というものも気になりますね。元の形が関係していそうな気もしますが、そちらについてはモデルになった人物のエピソードに由来しているようにも思います。一条天皇は猫好きだったそうですし……(グーグル調べ)。
また、今回の話では色についての描写が特徴的だったように思います。単なるメンバーカラーのようなものと考えるのは少し早いような……。そうかと言って、私にこれといった考えはないんですけどね(笑)
些かコメントが長くなりすぎてしまい、申し訳ありません。つつぎも楽しみにしています。 御咲花すゆ花
作者からの返信
御咲花様
コメントありがとうございます。
多くの謎に解釈を付けて頂き嬉しいです。
またさすがの洞察力にも感服です。
それぞれにお答えしていきたいところですが、ネタバレになってしまいますので控えさせて頂きますね(笑)。
ご指摘頂いているように
◉なぜ事代鈴だけ天皇の名では無いのか
◉なぜ神武時空が中心となっているのか
◉なぜ神器が特異な形(現代風?)をしているのか
タネ明かしはこれからの展開をお待ち頂きたく思います。
ありがとうございました❗️