かえりますか。・・・・帰れません。

 結局帰る予定が帰れず。シャールにも、任せてと言われたので素直にこちらで、男子と女子のケアに専念することにした。


「今日ねマイさんに、大事な話があるから・・・今夜話すね」


「・・・・はい」

 心配そうに上目づかいで心配そうに見つめてくる。


 そうこうして、夜になった。


 寝室で、心配そうにチョコンとベットに腰かけている。


「あなた・・・話って・・・なにかしら?」

 暗い顔で聞いてくる。


「あのね、俺は・・・」

 すこし間を置いて。


「おれは!!多分!!!ギルじゃ無いんだ~~~~~!!!!!!」

 思いっきり秘密?を叫んだ!

 そのまま、沈黙が続く・・・


「・・・多分そうじゃないかなと思っていました。急に性格変わって・・・優しく、頼りになる男性になって。たしかに、優しかったですが」

 ぐっと、顔を上げ。


「私が、あなたを暗殺させられ・・・どうしてもそれが嫌で、私が自殺を図ったところ必死に助けていただき。尚且つ…愛していただきました。そんなあなたを、嫌いな訳ないじゃないですか・・・・ずっと、すごしたあなたとの時間は、私にとって本物です」

 そのまま、俺を抱きしめて。


「たとえ、外見など・・・中身が違ったとしても・・・今のあなた、コウイチを愛してます」

 そのまま、濃厚なキスをし大人の階段を上る所。

 そうなのだ、一緒にお風呂や、めっちゃキスしまくるが、そこ迄行ってないのだ。


 ドンドン!コウイチ様お話が~!!と扉の外から聞こえてくる。


「ムムムッ」

 残念そうにつねってくる。


「痛い痛いちょっと、行ってくるね」


 そこには、おじいさんが居た。


「お取込み中申し訳ありません、何せ夜分なので失礼だと思ったのですが・・・」

 申し訳なさそうに頭を下げ。


「魔族が攻めてきまして・・・ここで一番偉い人物を出せと、言ってきまして出さなければ一斉攻撃すると」

 え~~そんな報告受けてないよ、仮にも本領から支援隊も来てるから応援も居るからそうそう攻め落とされるとは思わないし、なにかあったらデバイスに連絡が‥‥あっ!あいつに聞かれるから外してた。


「うちからの支援隊も居るから、追い返せるんじゃないかな?」

 そう、戦闘もそのあたりの騎士団よりも数倍強いはずだ!よね?


「それが、いきなり転移してきて数は数えられないほど、しかも魔族は一騎当千の者も居ます。油断はできません、どうしたらよいでしょうか?」

 せっかく、自由を手に入れた矢先なのに良いだろう面白そうだから、行ってやろうではないか。


「わかった、行こう折角平和が来たのにな、いざとなったら本気出す」

 強がって見せたが・・・嘘である超怖い。


「あなた、どうしたの?」

 心配そうであるが、不満そうに。


「なんだか、街が囲まれてるみたい。俺ちょっと行ってくるよ」


「え~~~もう早く帰ってきてくださいね!」

 怒った顔もかわいいな~!


「まかせて!やばいと思ったら逃げるから!隠密行動得意さ!」

 明るくふるまって。指定地迄おじいさんと進むのだった。



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